お嬢さま、奥さま、藤堂でございます。
春が訪れたと思いましたら、突然寒さが舞い戻ったような日々ですが、お変わりなく別宅で、旅先でお過ごしの事と存じます。
さて、宝塚の続きでございます。
何と申しましても、宝塚の「ベルサイユのばら」は宝塚ファンのお嬢さま方は何度もご覧になられた事と思います。
私は初演のベルばらを見て参りました。
初風諄さんがマリーアントワネットを演じられ、これが空前のヒットとなり「アンドレ編」「オスカル編」「フェンゼル編」等、原作とは違ったものが宝塚調に生まれ、宝塚の救世的な演目になりました。
大地真央さんのさよなら公演は「二都物語」だったと思いますが、あの美しい凛々しい男役が見られなくなるのは淋しい限りでした。黒木瞳さん、剣幸さん、こだま愛さん、涼風真世さん、真矢みきさん等、現在ミュージカル・ドラマ等第一線で活躍されている方々が出演されていました。
久し振りに「黒蜥蜴」を観て参りました。
春野寿美礼さんの明智小五郎、桜乃彩音さんの女賊黒蜥蜴とのスリルとサスペンスに満ちたお二人の哀愁漂う愛の物語は、楽しく、美しく、素晴らしい舞台でした。
お嬢さま方も是非1度夢の世界をご堪能下さいませ。
本日はこれにて失礼致します。
お屋敷に早くお帰り下さいませ。お待ち致しております。
次回にはミュージカルのお話をしたいと思っております。