薔薇の名前

早晩の涼しさがようやく秋を感じさせてくれるようになりました。
バラの花というと初夏のイメージが多いかもしれませんが、四季咲きのバラは秋にも目を楽しませてくれるものです。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。

10月13日の日曜日にわたくしがご提供させていただきますエクストラティー「薔薇の名前」について少しご紹介いたしましょう。

この「薔薇の名前」は、10月18日から20日まで、3日間催されます執事歌劇団の第6回公演「Claret~薔薇になった吸血鬼のお話~」をイメージしてお作りするアイスティーのアレンジメニューでございます。

「吸血鬼」とは切っても切り離せない血液の赤。
真っ赤に咲き誇るビロードのような「薔薇」の赤。
そして作中にも登場し、作品名のクラレットが表すボルドーワインの深紅色。

深く、それでいて透明感を失わない美しい紅色をお作りするために、著名な北海道産のハスカップジュース「ドラキュラの葡萄」をはじめとしてお作りするオリジナルのシロップをお作りいたしました。

ベースとなるアイスティーにはお屋敷でも普段からご用意のある2種類の紅茶葉を掛け合わせた特製ブレンドをお使いします。
水色と香り、そしてオリジナルシロップに負けない紅茶らしい味わいを作り出す最良のブレンド比でご用意いたします。
当日お屋敷にてお求めいただけます各務デザインの紅茶缶でご用意するベース茶葉も、2種類の詰め合わせにてご用意させていただきます。2種類の紅茶のお試し版としてお求めいただくのもよろしいかと存じます。
ですが、どの紅茶葉をご用意するかは……当日まで内緒ですよ。

また、紅茶の仕上げには普段のお屋敷では決して使うことのない、ちょっと風変わりな道具を用いてお作りしたいと目論んでおります。

ひとりでも多くのお嬢様方に召し上がっていただけたらうれしゅうございます。
「薔薇の名前」と同じく執事歌劇団とのコラボレーションデザートプレート「Claret」と合わせて召し上がっていただいても、もちろん相性はよろしゅうございますよ。

それではお屋敷にてお帰りをお待ちしております。