皆様、ご機嫌麗しゅうございます。
吉川でございます。
ここ数年ほど、体脂肪計に乗る度に「おかしいな」と思っておりました。
十数年前は一桁代だった体脂肪率が、こんなに高くなっているとは…。
この体脂肪計は、数年前に百貨店の年末大売り出しで売っていた、2000円ほどの商品です。
作りが何となく安っぽく、「大丈夫かな」「ちゃんと計測できているのかな」と疑いながら乗っておりましたが、そんな疑いを持ち続けていると、ついつい乗ることから遠ざかってしまうものなのですね。
「このままではいけない、買い換えなければ」
そう思いながらも、ついつい後回しにしておりました。
しかし、映画を観るために訪れたショッピングモールで行なわれていた在庫処分市にて、その機会が突然、訪れたのです。
【メーカー在庫過多により! タニタ体組成計4000円!】
「なん…ですと…?」
信頼と実績の、あのタニタさんの体組成計が、4000円?
すぐさまスマートフォンで価格コムを調べてみると、通常販売価格6500円ほどの商品。
体脂肪率、BMI値、骨量、筋肉量、内臓脂肪量、基礎代謝量など、ひととおりのことは計測できる商品です。
しかも、タニタさん。
社員食堂のレシピ本も買ってしまった、あのタニタさん。
もう、あの先生の言葉を思い起こすまでもありません。
「いつ買うか? 今でしょ!」
これから映画を観るので大きな荷物は邪魔になるというにも関わらず、購入してしまいました。
結果、大正解でした。
初期設定さえしてしまえば、あとは乗るだけで自動的に計測。
非常に手軽です。
しかも、計測が早い。
約3秒。
折を見て、ついつい乗ってしまいます。
数値も正確のようで、体脂肪率も10台前半を示しています。
地味に嬉しいのが、「体内年齢」という項目。
総合的な数値から独自に算出しているのでしょうが、毎回30代前半、調子の良いときは20代後半相当の年齢を示してくれます。
「おや、タニタさん、嬉しいことを言ってくれるじゃありませんか。そんなお世辞を言っても何も出ませんよ」と、ついニヤニヤしてしまう、まるで接待を受けているかのような数値です。
この嬉しさも相まって、乗る機会が増え、結果的に自己管理がしっかり出来るようになるという、夢のようなサイクルに突入しました。
物事を持続させるために不可欠なのは、信頼と実績を得ること。
そして、そこから喜びを見出すことなのですね。
身に染みました。