宝塚歌劇 ベルサイユのばら フェルゼン編

さあお嬢様方、ご覧になりましたか、壮一帆の東京宝塚劇場でのトップお披露目公演で同じく新トップ娘役の愛加あゆです。

1974年に「ベルサイユのばら」初演:今回のフェルゼン編は1990年に大浦みずきが演じられ、いれ以後、各組の方々が演じられてきました。18世紀末、栄華で誇った、ブルボン王朝にかげりが見え始めたマリー・アントワネットの浪費が重大な事態を引き起こしていた。マリー・アントワネット(愛加あゆ)と仮面舞踏会で会い、たちまち恋に陥るスエーデンの貴族フェルゼン(壮一帆)が凛々しい貴公子を繊細、キメ細かく演じ新トップとしての自信に満ちていた。

フェルゼン編はフランス革命の激動の中でいろいろの愛の形が見られ、オスカルとアンドレの愛がこのフェンゼン編でも見られました。兎に角トップになるのが、遅すぎた気もしますが、雪組トップとして新生雪組を統率して愛とロマンの世界を展開し、楽しませてくれています。娘役のトップは愛加あゆは前半より断頭台に向う最後が王妃の気高さを表現して雪組のトップ娘役としての期待がもてる。オスカルの早霧せいな、アンドレの未涼亜希も役をしっかり演じ、愛し合う愛の美しさを表現してくれました。

 お嬢様、壮一帆の新男役トップを是非、是非、ご覧下さい、きっとファンになられると思います。
 では次回作を期待しまして本日は失礼致します。藤堂でした。