ミュージカル マイフェア・レディ

藤堂でございます。
ご覧になりましたでしょうか。

ストーリーはロイヤル・オペラハウス終演後、紳士淑女に
スミレの花を売り歩いているイライザ・ドゥーリトル
(霧矢大夢・真飛聖)、言語学者のヒギンズ教授(寺脇康文)
の家に精一杯の盛装をしたイライザがレッスンを受けに
訪れる。そして訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を
教わることになる。ヒギンズ教授のレッスンに努力に努力を
重ね、見違えるような貴婦人に変貌してゆくシンデレラ
ストーリー。本当に面白く楽しいミュージカルです。

マイフェア・レディは日本初演50周年という記念の年に、
元宝塚トップ男役だった霧矢大夢と真飛聖がダブルキャスト
で演じるのも今までと違った面が出てきたと感じます。
男役から女優になってからの初舞台です。お二人が宝塚に
居られた時はそれぞれトップとして活躍され、藤堂は大の
ファンでしたので、両方のイライザを観てきました。
霧矢大夢のイライザは可愛らしく、真飛聖のイライザは
美しく大人の女性を感じましたが、甲乙つけがたしです。
マイフェア・レディを二人で演じられ、より女優として
成長されるのが楽しみです。

マイフェア・レディがブロードウェイから日本に来ましたのは
1963年でイライザはジャズシンガーの江利チエミ、ヒギンズ
教授は高島忠夫(高島兄弟のお父さん)、ピッカリング大佐が
益田喜頓で、その初演を藤堂は観ています。カーテンコールで
江利チエミが泣いてカーテンコールに立っていられたのが
昨日のことのように思い出されます。
その後イライザは那智わたる、上月晃、栗原小巻が演じられ
1990年からは大地真央が長く演じてこられました。映画では
オードリー・ヘップバーンが演じヒットしました。
「踊り明かそう」「君住む街」名曲は曲が流れますと今でも
ワクワクいたします。

まだご覧になられた事がないお嬢様方、是非このシンデレラ
ストーリーに接してくださいませ。

本日はこのあたりで、、藤堂でした。