秋も深まり紅葉が楽しみな季節になりましたね。
環でございます。
さて、秋といえば食欲の秋。
様々な食材が旬を迎える季節でございます。
この間も葵、伊織、百合野、私の4人で秋刀魚を七輪で
いただきました、
ただ、この面々で平穏に終わるはずもなく・・・。
葵「これいただき!!」
他「!!!」
百合野「あぁ、せっかく私が焼いたのに・・・」
葵「へへん、こういうのはタイミングが大事なんだよ、百合野さん。」
伊織「まぁまぁ、落ち着いて。」
百合野「じゃあ気を取り直して・・・。」
伊織「私が団扇で扇ぎましょう。」
パタパタ。
パタパタ。
パタパタ。
パタパタ。
モクモク。
モクモク。
環「ん?なんか煙くない?」
葵「うわ、前が見えねぇ!」
百合野「目にしみるーーー!!!」
サッ!
環「あれ、秋刀魚は?」
百合野「またなくなってる!!」
葵「いい具合に焼けてたのに!!」
伊織「モグモグ」
・・・。
環「おい」
百合野「今度は伊織さんですか・・・。」
葵「チッ!あいつやりやがった!!
これじゃ埒があかない。全部焼くぞ!!」
ジュジューーーーーー!!
環「うわっ、一気にやり過ぎだろう!」
百合野「あぁ、一個一個焼くのが美しいのに・・・。」
伊織「風情のない男はこれだから。」
葵「うるせー!焼けりゃぁいいんだよ!!」
百合野「すごい煙じゃないですか!これじゃ前が見えませんよ・・・。」
ジュージュー。
ジュージュー。
ジュージュー。
ニャーニャー。
ニャー!!
シャッ。
環「ん?今へんな音しなかった?」
百合野「確かに・・・。」
葵「のぁぁぁーーーーーーーーーー!!!秋刀魚がない!!!」
伊織「誰ですか、みっともない」
百合野「あ、あそこに物陰に何かいる・・・。」
他「あ・・・。」
・・・そこにはお魚を咥えた猫がいましたと、さ。
はぁ。
こんな風に思い出すのは彼らとの食べ物のあらそ・・・
いや、楽しい思い出ばかりでございます。
お嬢様は優雅にこれからの秋を満喫してくださいませ。
それでは。