少しづつですが涼やかな秋晴れが続くようになりました。
お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。
ところでお嬢様、チェスはお好きですか?
今回は私が大好きなゲーム“Chess”についてお話いたします。
色々お話しすると教則本のようになりそうですので、私が実際に対局をした棋譜のご紹介をいたします。
棋譜上の記号は、キング=K、ルーク=R、ビショップ=B、ナイト=N、ポーンは記号なしです。
記号の後ろの+はチェック、×は駒を取った事になります。
また、小文字のa~hと数字の1~8は盤上の位置を表します。
私が先手番でロンドンシステムオープニングを用いた一局となります。
1.d4 e6 ロンドンシステムの特徴クイーンの前のポーンをd4へ
2.Bf4 Bb4+ 後でg5に展開するナイトを守るためにビショップを展開
3.c3 Ba5 後手側のビショップにキングがチェックされたので守ります
4.Nd2 Ne7 左側のナイトを展開していきます
5.e3 0-0 後手側がキャスリングでキング守ります
6.Ndf3 Nf5 ナイトをお互いに展開します
7.Ng5 h6 ナイトを展開しf7とh7に攻撃する準備をします
8.N1h3 hxg5 後手側はポーンでナイトを取りました
9.Nxg5 Qe7 もう一つのナイトを展開しポーンを取ります
10.Qh5 Re8 クイーンをh5に展開し攻撃準備が完了です
11.Qh7+ Kf8 クイーンでキングをチェック
12.Qh8# そしてチェックメイトです
ナイトを一つ犠牲にするだけの非常に美しい勝利だと思っております
多分何だか分からないとおっしゃるお嬢様が多いと思いますが・・・
もし、少しでもご興味ございましたらお聞きくだされば非常に嬉しゅうございます。
さて、今月はハロウィンに因んで黒猫と三日月でございます。
お気に召してくだされば嬉しゅうございます。
お嬢様のお帰りをお待ちしております。