日誌

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。久保でございます。

夏も終わり、随分涼しくなってきました。
体調はいかがでございますか?
季節の変わり目、1番体調が崩しやすい時期です。くれぐれもご自愛下さいませ。

さて、9月は沢山の「ぷぢんケーキ」のご用命をいただき誠にありがとうございます。

パティシエの方々も私のこだわりポイントを実現して下さって感謝でございます。

ブラジル式のプリンはいかがでございましたか?少しでも癒しになれたら幸いでございます。

次の「癒し」に向けて、精進いたします。
ご帰宅を心よりお待ちしております。

 

新撰組

影山でございます。
2024年の10月に新撰組がティーサロンに現れるという噂を聞きました。

実はわたくし新撰組が好きでして、

きっかけは
司馬遼太郎の作品

『燃えよ剣』でした。

土方歳三の信念がカッコ良く描かれておりました。

他にも新撰組メインの話ではございませんが、

『竜馬がゆく』
『世に棲む日日』

等は読んでいて胸が熱くなりました。

執事歌劇団の第15回公演が侍に憧れる役柄であった為、
この辺りを改めて読み返したりもいたしました。

 

新撰組に刻まれる

『誠』

の文字。

忠誠を誓い、
主の為に刀をふるうその姿・・・、

お嬢様に忠誠を誓い、
お側でお給仕しながら笑顔を守り抜く使用人が

もしかしたら新撰組の姿に見えるのではないのだろうか。

そんな事を妄想したりいたしました。

 

もしわたくしがその姿になっていたら、

その時はお傍で

お嬢様を護る刀となりましょう。

ホラーとお酒を

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

 

秋の風がようやく心地よく感じられるようになって参りました。
十月、といえば皆様も大好きなハロウィンシーズンの到来でございますね。

海外では、闇の力が増大するハロウィンの夜にちなみ、多くのホラー映画が上映されます。

 

では、このシーズンにぴったりな、司馬お勧めの怖い映画をご紹介いたしましょう。
断然、スタンリー・キューブリック監督の傑作「シャイニング」でございます。

 

人里離れた巨大なホテルの施設管理を任された父、そして、その父に連れられて、一緒に冬を過ごすことになった妻と息子三人の物語でございます。
売れない小説家の父は、人生逆転の傑作を書こうと、このような孤絶された環境に身を置くのですが、そこは、かつて忌まわしい事件のあった曰くのあるホテルでございました。
そして、小説執筆に行き詰ってしまった父は、やがて狂気に憑かれ、過去の事件をなぞるように妻と息子を・・・。
といったあらすじでございます。

 

スティーブン・キングの原作は、どちらかといえば正統的な幽霊屋敷譚の趣がございますが、映画で暗躍する死霊たちは父の狂気が見せた幻覚のような描写で、そこがさらなる恐怖を感じさせます。
特殊な能力を持つ息子が、その力を発揮するシーンでは、未来に起きる惨劇を幻視します。
その時に、彼の口から繰り返し呟かれるのは「レッドラム」という不吉な響きのある言葉。

 

そうです。
この言葉と同じ名前が、お屋敷でご用意しております食後酒でございますね。
果たして、この「レッドラム」という言葉に秘められた意味とは・・・。

 

というわけで、マンゴー、パイナップル、ココナッツ、チェリーなど、ホラーとは対照的に甘美なテイストの「レッドラム」を満たした杯を手にし、ホラーな夜を体験してみるのも、ハロウィンらしい座興ではございませんか?
映画が恐ろしすぎて、ついつい酒量が増えすぎないよう、どうかご注意くださいませ。

 

「レ・・ド・・ラ・・ム・・。レッド・・・ラ・・ム」
「レッド・・ラム。 レッド・・ラム! レッドラム!! レッドラム!!!」

 

新選組

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

いよいよハロウィンも近づいてまいりまして、
今年のギフトショップのフェアも始まりました。

「新選組 」という変わり種に、
驚かれた方も多いと存じます。
昔から様々な方に愛されてきてはおりますが、
日々燕尾服をまとって給仕をする我々と
イメージが異なるものではございますね。

歴史、特に時代の大きな変わり目には
さまざまな人間の思いがあり、ドラマがあります。
新選組はそんな中でも、何かに囚われることなく自らの信念を貫いた孤高の集団というイメージがございます。

彼らの信念の根幹にあったのは、
ざっくり申しますと「武士であること」。
武士というのは勤め人です。
ただ名乗り、強いだけではいけません。
仕えるべき主があってこそ、武士なのです。

そう考えると我々使用人と被る部分もございます。
忠義に厚い彼らの背中から
見習えることが沢山ある気がいたしますね!

使用人たちの姿も
皆様に楽しんでいただけるように仕上げさせていただきました。
是非お楽しみくださいませ!

才木

神無月

少しづつですが涼やかな秋晴れが続くようになりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

 

ところでお嬢様、チェスはお好きですか?

今回は私が大好きなゲーム“Chess”についてお話いたします。

色々お話しすると教則本のようになりそうですので、私が実際に対局をした棋譜のご紹介をいたします。

棋譜上の記号は、キング=K、ルーク=R、ビショップ=B、ナイト=N、ポーンは記号なしです。

記号の後ろの+はチェック、×は駒を取った事になります。

また、小文字のa~hと数字の1~8は盤上の位置を表します。

私が先手番でロンドンシステムオープニングを用いた一局となります。

 

1.d4 e6 ロンドンシステムの特徴クイーンの前のポーンをd4へ

2.Bf4 Bb4+ 後でg5に展開するナイトを守るためにビショップを展開

3.c3 Ba5 後手側のビショップにキングがチェックされたので守ります

4.Nd2 Ne7 左側のナイトを展開していきます

5.e3 0-0 後手側がキャスリングでキング守ります

6.Ndf3 Nf5 ナイトをお互いに展開します

7.Ng5 h6 ナイトを展開しf7とh7に攻撃する準備をします

8.N1h3 hxg5 後手側はポーンでナイトを取りました

9.Nxg5 Qe7 もう一つのナイトを展開しポーンを取ります

10.Qh5 Re8 クイーンをh5に展開し攻撃準備が完了です

11.Qh7+ Kf8 クイーンでキングをチェック

12.Qh8# そしてチェックメイトです

 

ナイトを一つ犠牲にするだけの非常に美しい勝利だと思っております

 

多分何だか分からないとおっしゃるお嬢様が多いと思いますが・・・

もし、少しでもご興味ございましたらお聞きくだされば非常に嬉しゅうございます。

 

さて、今月はハロウィンに因んで黒猫と三日月でございます。

 

 

 

 

 

 

 

お気に召してくだされば嬉しゅうございます。

 

お嬢様のお帰りをお待ちしております。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
藤波でございます。

この頃段々と過ごしやすくなってまいりまして、日暮れ頃に薄着でございますと少々肌寒く感じる日もみられますね。

また、お休みの日にお出かけしたいと思うことも残暑が残る日々より遥かに多くございます。

本日10月1日は都民の日でございますので、都内にございます美術館や資料館などの入館料が無料でお楽しみいただけたり、

10月初め頃から北区にございます「旧古河庭園」のバラ園で催し物も行われるとか。

まさしく絶好のお出かけシーズンでございます!

秋や紅葉を題したお召し物を組み合わせて心もワクワクしながら…いざ出発!でございます!

旬の栗やかぼちゃ、さつまいもなどを使ったスイーツも欠かせません!
素敵なお品を見つけられましたらぜひ、私にお伝えくださいませ。

お屋敷でも魅力溢れる旬のお品を数々揃えて、お帰りをお待ち申し上げております。

「秋の日は釣瓶落とし」という諺がございますが、こちらの意は秋の日暮れ頃の太陽が井戸の釣瓶(水を組む桶)を落とすように、あっという間に落ちて真っ暗になることの例えでございます。
どうか、暗い夜道には十分お気をつけてお過ごしくださいませ。

藤波