光陰矢の如しと申しますが、気がつけば9月となってございました。
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。
9月といえば秋の始まりにはございますが、こと数年に至っては、残暑も厳しく、過ごし辛い月となりつつございます。
お嬢様、お坊ちゃまはお変わりなくお過ごしでございましょうか。
さて、秋は実りの季節でございます。
ぶどうに柿、梨に栗と、果物が好きな私は大変喜ばしくございます。
ふと、栗は果物か、との思いも過ったのではございますが、どうやら定義を調べましたところ、しっかりと果物の様子。
あの柔らかな甘味、大変好みでございます。
栗は縄文の遺跡より見つかっており、大変古くより人々に親しまれていたとのことでございます。
ビタミンB1等の栄養素も豊富で、間食に致しますと、足りない栄養素を補うのにピッタリだとか。
お嬢様やお坊ちゃまは栗はお好みでございますでしょうか?
……しかし、古来の人々も良くあの様な棘に包まれた果実を、食べてみようと思ったものにございます。
棘や毒、まさかそんなものまで、と思う食べ物は非常に多くございますが、美味しくいただいております今を思いますと、先人への感謝も尽きないものにございます。
気温が安定せず、調節の難しい季節ともなってございます。
お身体にお気を付けてお過ごしくださいませ。