朗読

少し前の話になってしまいますが。
先日は藤堂を囲む朗読の集いに足を運んでいただき誠にありがとうございます。
藤堂も練習の段階から、またティーサロンで仕事ができること、なによりお嬢様とまた顔を合わせられることを本当に楽しみにしておりましたので、そちらも含めて感謝が尽きません。

個人的には、こうして声を使って披露することが小学生以来ではないかという状態で恥ずかしい限りなのですが、もし楽しんでいただけたなら幸いです。

そしてそれとは別に、ともに演じた八幡と隈川、監督してくれた才木と意見を出し合いながら研磨していく時間や、給仕の合間に香川や吉川に相談する時間、本当に楽しくて夢のようなでございました。
終わってみると、自分は案外朗読が好きなのかもしれないと思ったのですが、よく考えると、皆で何かを作り上げる時間が楽しかったのかなと納得いたしました。

そして終わってみると、もうこの作品とメンバーともお別れなのかと、寂しい思いが顔を出しております。
こういった感情もまた得難いものかもしれませんね。

今回は下手でも構わないからと声をかけて頂いたのですが、当家には専属の歌劇団もおりますし、吉川のような達人もおります。素人である私がでしゃばることもないとは思うのですが、もしまた機会があれば楽しませてもらおうと思います。

改めて足を運んでいただきありがとうございました。