目線

お嬢様が着座されるティーサロンのお席。

普段我々が座る事はまずないのですが、お嬢様の目線というのを感じる為に、

お出迎えする前に

あえて座り、

少しボーっとティーサロンを見渡したりする事がございます。

より空間をお嬢様と共有出来るよう
務めていければ嬉しゅうございますね。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます

 

 

夏に入り陽射しが強い日が沢山増えてまいりましたが
水分補給はしっかりとなされておりますか?

 

毎年、清々しい程の空を見上げると
幼少の頃の記憶が思い浮かびます、、

 

夏休みの一日に公園でたくさん遊んでおりました、

 

 

外に出る前には母に
氷をひとつ口の中へカランっと入れてもらい、

 

 

口の中でコロコロと転がしながら友達と共に走り回っておりました。

 

 

あの夏、ふと思い出すと
たまにあの頃のように外で思いっきり駆け出したくなる時がございます。

 

今では その様なことはいたしませんが、
あの頃よりも毎日が楽しくなるよう精進致します。

flow & verse

街中で蜃気楼を見かけるともう夏ももうすぐおしまいだなと感じます。

素麺と冷やし中華でございますと冷やし中華派閥の能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

 

空調の効いた室内にてカランと涼しげな音を立てるタンブラーを片手に、

一年前の日記を懐かしいなと読み返しながら、こちらを記しております。

 

 

昨年の夏を振り返りますと、様々な思い出がたくさん蘇ってまいります。

夏の初めには鮮やかな青色のエチケットのワインをご用意いたしました。

本年も開催されます夏の紅茶ミキシングにも参加させていただきました。

そして、執事歌劇団の夏祭り。夏の暮れに相応しい催しでございました。

 

 

一年とは早いものです。

また今年も、夏が終わってしまう寂寞の思いをご一緒に感じましょうね。

 

 

おや、お嬢様。

昨年の夏に関する事象でお忘れのことはございませんか。

 

 

私は今、自室から遠く離れた場所にいるはずのとある使用人からの視線が、

まるで獲物を狙うシモヘイヘのごとく、非常に刺さっているのを感じます。

 

 

的場でございます。

 

 

本年もこの暑い夏を更に更に熱く盛り上げるべく、

的場とともにエクストラティーをご用意する運びとなりました。

 

 

名は「玄人FLOWとフロート」でございます。

 

 

「玄人FLOWとフロート」でございます。

 

 

お嬢様にご理解を促すべく敢えて二度お伝えいたしました。

 

 

味わいは2種類ご用意する予定でございます。

アルジャーノンとシェリーシロップを使用した「メロンソーダ」。

ガーミラアダラクのシロップを使用した「コーヒーフロート」。

どちらも上にシャンティーを添えて涼やかな夏を演出いたします。

 

 

本年のエクストラティーも「美味しい」「今日帰宅してよかった」と

お嬢様にご好評を賜れるお飲み物を創造できたと自負しております。

 

 

当日は全身全霊でご用意いたします。

ぜひとも陽気なflowに乗ったゴキゲンな夏をご一緒いたしましょう。

 

 

能見

日誌

フレフレ日本!
がんばれ日本!

……あ、大変失礼いたしました。
ご機嫌麗しゅうございます、荒木田でございます。
2024年は四の倍数、すなわちオリンピックの開催年であることは当然ご承知おきの通りかと存じますが、お嬢様・お坊ちゃまにおかれましてはそんなスポーツの祭典はご覧になっておりますか?

馴染みのあるスポーツからそうでないものまで。私も学生の時分にはスポーツに打ち込んでおりましたから、トップアスリートたちがそれぞれの国を代表して日々の鍛錬の成果をぶつけ合う、というこのイベントは見ているだけで血湧き肉躍る思いでございます。
どのスポーツも大変面白いもので、毎日のようにスポーツ観戦に釘付けになった結果私の身に降りかかった災難が。 そう、壊滅的な寝不足でございます。

パリと日本の時差は7時間もございますから、競技によっては、リアルタイム観戦を志せば自然と入眠時間も遅くなってしまうこともしばしば。
日々お屋敷の執務のためにあくせくしている使用人にとって、早起きも大事なお務め。つまり、惰眠を貪ることは許されないのです。結果として、皺寄せは全て睡眠時間に。
最近は専ら、重たい瞼を擦りながら書庫に蔵する書物をお掃除してございます。

そういえば睡眠に際して最近、面白い学説を耳にしました。
それは、生物にとって睡眠こそが自然な状態である、というもの。要するに、ずっと寝てばかりの堕落した生活は、社会からは問題視されこそすれ、生物学的には正しいのだ、とする論文でございます。
私は専門家ではございませんから、どれくらい信憑性のある論文なのかは存じ上げませんが、
ややもすると、胡蝶の夢こそがこの世の理として真実なのやも、と思わせるような魅力あふれる説でございます。

つい書庫でお昼寝してしまっても安心でございますね。私は自然体なのですと声を上げれば許されるやもしれませんので。
ただ、せっかく寝るのでしたら夢でも楽しみたいところ。ハットトリック、キャンキャン、ドラグレスク、ブザービート……。夢の中では体を操るなど思うがままでございます。
それでは、良い夢を。

朝の思考と夜の思考

朝の脳は思考力やひらめきに優れていて、夜の脳は記憶を定着させやすいらしいのです。

ですが、私は夜の方がひらめきが多ございます。
もしかしたら、それは夜に思い浮かべる記憶が一日の総合的なもので、そこの反省から生まれる思考だからかもしれません。

お嬢様は朝と夜、どちらにひらめきや追憶が多ございますか?

朝の方がポジティブでしょうか、それとも夜ですか。

わたくしはこの二つの脳が別人すぎて時折どちらが本音なのか分からなくなる時がございます。

ですが、本当に欲しい答えややりたい事のひらめきはじっくり考えれば出てくるものでございます。

それでも分からない時は美味しいお食事やスイーツを召し上がってひと息ついてくださいませ。

我々は朝も夜もお嬢様のことを考えてございますよ。

ティーサロンでお待ちしております。

おススメの映画

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

毎日毎日、うだるような暑さが続いております。どうかお体の安全を第一に、ご無事に毎日をお過ごし下さいませ。

さて、そんな猛書も吹き飛びそうな、とても好ましい映画に出会えましたので、今回はこちらをご紹介したいと存じます。

「フライ・トゥ・ザ・ムーン」
監督:グレッグ・バーランティ
出演:スカーレット・ヨハンソン
チャニング・テイタム

予告篇を初めて見たときは、「アポロ11号の月面着陸映像はフェイクだった?」という他愛のない都市伝説を元ネタにした、シリアスなサスペンスという印象を持ちました。

・・・とんでもない!

小粋なジョークと遊び心に満ちた、軽快なテンポのコメディでございました。
話題性という点からすると、予告篇の見せ方で、大いに損をしている感がございますね。

 

本作は、凄腕プロフェッショナル集団が、持てる力を結集させ、国家的なプロジェクトを成功させる「お仕事映画」であり、そして、ここが素晴らしいところでございますが、最近あまり目にすることのなかった、アメリカ映画らしい上質な「大人のラブコメ」でもあります。

 

チャニング・テイタムが演じるのは、理論と現実を重んじる技術屋。
一方、スカーレット・ヨハンソン演ずるは、夢やファンタジーという、目に見えぬものを商う広告屋。
そんな、相容れない価値観を持った二人の理想と思惑がぶつかり、やがてロマンスに発展していくストーリーの構成は、実に見事でございます。

 

アポロ11号の発射シークエンスのスペクタクル。
広大な敷地に建てられたNASAの巨大建築群の勇姿。
スカーレット・ヨハンソンが、まるで着せ替え人形ように、次々と身にまとう60年代ファッション。

といった、大スクリーンに映えるシーンもたっぷりでございます。
叶うならば、ぜひとも劇場で体験していただきたく存じます。

ご鑑賞後、心の中に一陣の涼風が吹いたような、爽やかなお気持ちになることでございましょう。

 

よろしければティーサロンにて、司馬にご感想をお聞かせいただければ、幸いにございます。

新札発行

皆様、暑中お見舞い申し上げます。
吉川でございます。

世間では新たなデザインの紙幣が発行されましたが、皆様は入手されましたか?
私は一万円札と千円札は既に入手し、五千円札はかろうじて見せていただいた程度です。
あのホログラムの仕組み、すごいですね。
一般流通紙幣にあれだけのテクノロジーが組み込まれたこと、素直に感心しました。

さてその新札、私は早々に手放してしまいました。
そもそも普段からキャッシュレス生活を心掛けており、お札が必要な局面はラーメン店などの券売機くらい。
その券売機も新札に対応していなければ詰みますので、使えるかどうか分からない新札が手元にあった所でメリットがあまりないという感じなのです。
新札の持ちどころ、使いどころ、なかなかの難問です。