浴衣

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

只今世間では夏休み中ということもあり花火やさまざまなお祭りなど夏らしいイベントが開催されておりますね。
浴衣を着てお出掛けされている方もよく見かける季節でございます。

そして私冴島も先日より当家ギフトショップにて催してございますSummer Fair 2024に参加させて頂き浴衣を着る機会がございました。
浴衣を着るのは物心付いたばかりの幼少期以来でございましたので非常に新鮮な体験でございました。
私がお仕えする際にはぜひその時のお話などもさせてくださいませ。

立秋を過ぎ暦の上では秋の始まりでございますがまだまだ暑い日が続いております。
当家では引き続き冷たいデザートや様々なお味のアイスティーを用意しておりますのでぜび涼みにご帰宅くださいませ。

では今月もティーサロンにてお嬢様、お坊っちゃまのご帰宅をお待ちしております。

追伸

先日大旦那からお休みをいただき川へ涼みに行って参りましたのでその時の写真を添えさせていただきます。
少しでも涼を感じて頂けましたら幸いでございます。

 

 

 

 

 

 

冴島

日誌

お嬢様、おぼっちゃま、
奥様、旦那様

ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。

先日時任執事がウィスキーバーへ連れて行ってくださいました。

アードベッグと白州、
そしてこちらのお品を頂きました。

 

 

 

 

 

 

私も初めて拝見致しましたが、
レダイグという品の特別なラベルだそうです。
お味は本当に塩が入ってるのではと思うほどに塩味を感じ、後から追いかけてくる麦の香りが調和し段々あまみに変わってくる、
そんなお品でございました。

私1人ではこのような敷居の高いバーには
なかなか足を運びませんので、
大変貴重な体験をさせて頂きました。

お屋敷でも9月の12日と13日に、
バーブルームーンの開催が決定致しました。
8月の開催がございませんでした分、
9月は2daysで開催させて頂きます。

「バーに行くには少しハードルが高いわ。。」
「バーとかカクテルとか、
興味はあるけど私そんなにお酒飲めないわ。。」

そのように思し召されるお嬢様おぼっちゃまにもお楽しみ頂けますように、
お席は見慣れたティーサロンをそのままのレイアウトでご用意しております。
お外の世界のバーと比べると、
ノンアルコールの品も数多くご用意致しておりますので、
必ずしもお酒を飲まなくてはならない
という事はございませんのでご安心下さいませ。

新しい体験というものは人生に刺激を与えてくれます。
これからもティーサロンで沢山の新しい体験を、
お届けさせて頂きたく存じます。

0.06μm

ご機嫌麗しゅうございます、椿木でございます。

お屋敷で給仕をしておりますとふと思うことがございます。

アフタヌーンティーを自分も楽しんでみたい。

ということで早速3つほどのティーサロンに行ってまいりました。

行動は早いに越したことはございませんね。

さて、場所は名高い場所から隠れ家的な所まで。

元々私、紅茶が好きでございましてそのきっかけとなる紅茶がございます。

フレーバーは確かバラにラベンダーなどのお花の香りがお祭りのように楽しめる、そんな紅茶でございました。

世の中には数多のフレーバーの紅茶がございます。

様々なティーサロンで、自分のまだ知らぬ紅茶を見かけた時のわくわく感、それがまさに自分好みだった時の幸福感、決して飽きることはございませんね。

それ故に、やはり原点となった紅茶の事は常に頭に浮かぶのでございます。

自分をよくも沼に落としてくれたなと、そう思いながらも楽しいひと時でございました。

ぼそりと独り言のようでございましたね、失礼いたしました。

 

そんな私でございますがこの度ソムリエ・ワインエキスパート試験の知識を問う1次試験を突破いたしました。

本来でしたらば全ての試験が終わった後にご報告するのがスマートかと存じましたが、ほぼ私の趣味でございますのと、この後に待ち受けるテイスティング試験も気を抜かぬという自戒を込めてお伝えさせていただきます。

ですが今だけ、少しだけ。

よっっっし!

失礼いたしました、まだまだ私も未熟な子供でございますね。

紅茶の原点があるようにワインの原点もございますが、その話はまたの機会といたしましょう。

さて、本日のワインでございます。

 

 

 

 

 

こちらはアメリカのカリフォルニアから

マスカット種を使いました甘口の白ワインでございます。

こちらは1次試験を突破した自分へのご褒美にと用意いたしました。

美味しゅうございますね。

勝利の美酒、という表現が正しいかは分かりませんがやはり頑張った後にいただくワインはたまりませんね。

味わいもメロンや白桃の様な甘さに水飴のような優しさと、しっかりした酸が全体を包み込んでおりますのでカジュアルに飲み続けられる、身近に感じるようなワインでございます。

どうぞ夏の暑さに負けぬ、素敵な夏をお過ごしくださいませ。

 

それではまたティーサロンでお会いしましょう。

内と外

ご機嫌麗しゅう、お嬢様。
隈川でございます。

人は幸せなときには笑顔になり、明るい声色でポジティブな言葉を選びます。
反対に辛いときには顔を歪ませ、暗いトーンでネガティブな話をします。

本来、感情と表情、声色や言葉はリンクしているのが自然な状態でございます。

これは一方通行に内側が外側に漏れ出ているというわけではなく、逆もまた然り。外側も同じように内側に影響を与えているのです。

心が身体を動かし、身体もまた心を動かす。つまり、振る舞いから自分の気持ちをある程度コントロールすることができるということでございます。

実際に、なんとなく心が沈んでしまうときでも、口角を上げて、いつもより少し高めの音色で悪い言葉を避けて話していると心の方がバランスをとり、幸せな気持ちが蘇ってきます。

とはいえ言うは易し、行うに難し。
心がけてはいても、習慣として身につけるのはなかなか大変です。

私自身もともとが感情を表にあらわすのが得意な性格ではなかったので屋敷に来てから少しずつ頑張っている部分です。これを自然にできる人に尊敬の念をいだきます。

自分がプラスであるべきではないという考えは一度手放して、望む姿に素直でいることがとてもとても大切です。

向きたい方向にきちんと体を向けてあげる。これができないと望まない方にばかり進んでしまいます。案外気がつかないうちに内側と外側はアンバランスになってしまうものですから。

 

例えば、素敵なものに出会ったとき。
他の何かを比較に出して乏したり傷つけないよう、明るくシンプルな言葉、声色で笑顔を浮かべて褒める。

例えば、いらだちを抱えてしまったとき。その感情の根幹を見つめ、自尊心や格好つけたい気持ちを捨てて自分の心の醜い部分をまず認める。そのうえで優しい言葉、穏やかな表情落ち着いた口調を崩さず話をする。

なかなか思った通りにいつもできるわけではありませんが、そうした振る舞いは自分自身にとっても周りにいてくれる人にとっても良い未来を運んできてくれる、そう信じております。

お嬢様ももし内側と外側のバランスが崩れてしまいそうなときには、よろしければお試しくださいませ。

隈川

お化け屋敷

百合野でございます。

8月に入りまして、縁日に出かけたいな、なんて思っておりましたら、とある思い出が記憶から蘇ってまいりました。

以前、使用人達で縁日に行った事がございました。
その時は遊びにつれていってくださるリーダー的存在の先輩フットマンがおりまして、その方か皆を集めてくださいました。

せっかくなので風情を味わおうと、皆で浴衣をまとってのお出かけ。

そして、珍しくその縁日にはお化け屋敷がございました、怖いものみたさに皆で体験する事に…

入ってみるとなかなか怖かったのですが、私は大丈夫でした…

と、思って出口を出た瞬間!!

「わー!!」

っとその先輩が出口で待ち伏せをしていて、私を脅かしました!!

…それが一番怖かったです。

…本気でびっくりしました。

そして、私の後に続いて出てくる使用人にも同じくその先輩が「わー!!」とすると

わたくし以上に驚いた次の使用人は。

「ぎゃー!」

と飛び上がり。

素足で草履を履いていた先輩の足を
驚いた使用人の下駄の歯(足の下の出っ張り)で踏んでしまい。

「ぎゃー!!」「ぎゃー!!」

と…

重なって…

こだましましたとさ。

ちゃんちゃん。

つまり私がこの日誌で言いたかった事は

お出かけするにはリーダーが必要であり、いらっしゃらない場合は自ら動かないといけないという事でございますね。

お嬢様がどうか素敵な夏を過ごせますように。

古谷でございます

8月16日よりケーキをご提案させていただきます

ミルクレープを夏らしくアイスケーキ仕立てにご用意いたました

凍らせたままのひんやりとシャーベットのように食感を楽しむのも良し。

ゆっくり時間をかけて柔らかい口どけを楽しむのも良し。

お嬢様が過ごしたいご帰宅に合わせて

よろしければお召しあがりになってみてください

そうめん

 

つい昨年までは、オリーブオイルと塩でそうめんを食べることが気に入りだったわたくしですが、食べ続けるとクドい、というさも当然な悩みによって私的な流行りは下火となってしまいました。

 

いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

幼少のころ、夏といえばそうめん、という具合によく母が用意してくれたものです。

めんつゆで食べるのがスタンダードでしたが、カレーライスを夕食とした翌日、冷えたカレーをめんつゆに溶かし込んで食べるというのもまた、我が家の風物詩でございました。

 

しかし、ある時期から「もう一生分のそうめんは食べた」という気がしてならず、そうめんを避けるようになってしまったのです。

嫌いなわけではありませんが、自ら食べたいとは思わない、という具合です。

 

ちなみに同じように「一生分食べた」と自負しているのはバナナチップスです。今は目にするのもはばかられます。

 

それはさておき、そんなそうめんを避ける気持ちが一転、またそうめん好きに引き戻してくれたのは海外での出来事でした。

留学中に母より送られてきた段ボールの中に、そうめんが入っていたのです。

「もう一生分のそうめんは食べた」と感じていたわたくしですから、なかなか手が伸びませんが賞味期限は長いので心配はありません。

 

なんて悠長なことを考えている内に賞味期限は目前に迫ってきます。

贅沢のできない学生の身ですから、食べられる物を粗末にするわけにもまいりません。

わたくしは渋々そうめんを茹でることにいたしました。

 

賞味期限間近のそうめんは、おいしかったです。

なにせアメリカ留学中です。そうとう意識が高くない限りはご想像通りのアメリカンな食生活の毎日です。

語弊を恐れず申しますなら、糖×脂肪のカロリー乗という摩訶不思議な計算式がまかりとおる毎日、そんな中でであったそうめんとめんつゆの、まぁなんとさっぱりしていたことでしょうか。

わざわざ流しそうめんなんてする必要もございません。

脳内では、訪れたこともない峡谷の清流の画が描き出され、見たこともないカワセミの狩猟の様子が映し出されます。

Mac & Cheeseでは決して体験することのない食事体験でございます。

 

これ以来わたくしは、すっかりそうめん好きに返り咲いたというわけでございます。

お嬢様はそうめんは召し上がりますか?

なにかアレンジを加えて召し上がっていますでしょうか?

オリーブオイルをつけるときは、ぜひ少なめにしておいてくださいませ。