黄色の隣人

お嬢様、お坊ちゃま
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。

暑さが段々と厳しくなってまいりました。
お嬢様、お坊ちゃまにおかれましては、お身体にお変わりなくお過ごしでございましょうか。
大変心配でございます。
室内で過ごすことも、多いことかと存じますが、空調下でも、熱中症にはなるとの事でございます。
水分補給、そして塩分補給はお忘れない様、お気をつけくださいませ。

さて、夏でございます。
夏といえば、大変トロピカルなフルーツが多ございますね。
パイナップル、マンゴー、パッションフルーツ。
どれも、大変南国的で美味しいフルーツばかりでございます。

南国的と聞きますと、ふと思い浮かぶフルーツがございます。
黄色く、細長く、そして連なってなるあのフルーツ。

左様でございます。
バナナでございます。

私、気になりまして調べましたところ、やはりバナナも旬は夏とのこと。
南国のイメージから考えれば、当たり前の事かとも存じましたが、そこはやはりバナナ。
日本では、ほぼ一年中、市場に並ぶフルーツでございます。

しかし、不思議でございます。
数あるフルーツの中で、何故バナナはこれほどまでの地位を築いたのでございましょう?
栄養価が高く、価格は求めやすく、大変美味しく、
「バナナはおやつに入りますか?」
などと、冗談混じりにも愛されるフルーツであるバナナ。
……おや、どうやら考えるまでも無かった様でございます。

もちろん、お嬢様、お坊ちゃまは、しっかりと朝食をお取りになっていることと存じますが、
もし、忙しく、お時間の少ない朝などございましたら、バナナだけでもお召し上がり頂けますと、
お嬢様、お坊ちゃまの健康をお支え頂けることかと存じます。

この暑い夏を、健康にお過ごし頂けることを心よりお祈り申してございます。