日誌

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

近頃使用人の談話室にて、
司馬と大河内と共に映画談義に興ずることがしばしばございます。
ご存知の通り、二人は非常に造形の深い者たちであります。
その知識は広く深いものでして、
私ごとき広く浅く楽しむタイプでは
遠く及ばないものがあるのですが、
彼らがどう感じたかを聞くことは、
一つの楽しみでございますし、
更に色々なものに触れる際の原動力になっております。

日々新しいものに触れ続けることは、
人生に潤いを持たせることに必要不可欠ですし、
停滞が一番の毒であると私は信じております。

とはいえ自分自身の好みでばかり動いておりますと、
視野が狭くなることを痛感させられます。
時代の流れにもある程度敏感でいたいと思いますし、
(傾倒するかはまた別の話です)
ジャンル問わず様々な経験を積んでいきたく存じます。
ひいてはそれが使用人として、
皆様にお仕えする上での益になるだろうとも考えております。

何かオススメなどありましたら、
教えていただければ幸いです。

ティーサロンにてお戻りを心よりお待ちしております。

才木