ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
片倉でございます。
徐々に夏が近づくからか日傘が必要となるような日が増えてまいりましたがご無事ですか?
熱中症など外の世界は危険が沢山ございますので何かございましたら何時でもお申し付けくださいませ。
さて…流行病が収まり始めマスク姿の方々もチラホラと減って参りましたが、流行病の歴史の中で生まれた ペストマスク というマスクをご存知ですか?
昨今ではハロウィンなどで見かける革製の鳥のクチバシのような見た目が特徴のマスクでございます。
様々な説がございますが当時の医学では瘴気論というものがありました。説明すると非常に長くなりますのでシンプルにしますと、
瘴気、つまり悪い空気を取り込むから病になるというものでございます。
そのような中で悪い空気を吸わないために開発されたのがこの ペストマスク クチバシのような部分にハーブ類を詰めていい香りを漂わせ瘴気から身を守ろうとしたという経緯はあるのですが今の時代では全く考えられませんね…
ペストの脅威が去り、現代ではその特徴的な見た目や不気味さに惹かれた者たちがオシャレや芸の衣装として取り入れているようでございますが一時私も作り方など調べて制作してございました。
まだだいぶお早いですがハロウィンの衣装等ご興味ございましたら何時でもお好みのマスクのご用意を致しますので私にお嬢様のお好みを教えてくださいませ。