恵まれた0

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

初夏の日差しや風が心地良い季節になりましたね。梅雨が来るまではこの過ごしやすい気候を満喫したいものです。

梅雨で申しますと、雨が降る日というのは窓から眺めるには叙情的な思いを膨らませてくれて好きなのですが、外出するとなると話は別。傘で手は塞がり靴に水が染み、折角きっちり整えた髪型も乱れてしまいます。

ところが、そんな鬱屈とした雨の不自由も晴れている日には忘れてしまうもの。

不自由のないフラットな状態というのはその中にいると気が付きにくいもの。

自分の過ごす毎日が恵まれた0の中にあることを思い出すのも、ときには大切なのかもしれませんね。

 

ただ、大雨の中を開き直ってびちょびちょになるのも案外気持ちが良いもので、マイナスを楽しむことができる人間も中にはおりますがそれはまた別のお話。

隈川