影山でございます。

わたくしは過去に2回、

腕がちぎれるくらいのぶらさがりをした事がございます。

1回目は執事歌劇団のDVD収録で古谷とぶらさがり対決をしたとき。
結果はDVDにて。

そして2回目は先日。
上空で地面がない状態でのぶらさがり。
腕がしびれているのに手が離せない絶望的な状態。

きてほしくはない3回目に備えて、
筋トレの腕立て伏せの回数を増やしておきたいと思います。

金柑のコンポート

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

晩白柚の皮の処理が思ったほど上手くいかず日々モヤモヤしており、いつかリベンジしたいと思っておりましたが、その機会はすぐに訪れました。
地方の直売所に立ち寄った際、大量の金柑が安価で販売されていたのです。
すぐさま金柑について検索してみると、ジャムも良いけれどもコンポートの方がより手軽とのこと。
これはリベンジするしかない。
晩白柚の皮でなくとも何か果物を煮ることで気分も晴れるだろう。

「焦るんじゃない、私は果物が煮たいだけなんだ」

そう己に言い聞かせた私は、一袋20粒ほどの金柑を三袋購入し、コンポート作りに挑みました。

まず金柑のヘタを取って洗い、横半分に切ります。
そして種を取り出すのですが、この作業が何気に大変。
重労働というよりは、長時間の軽労働といった趣で、ただひたすらに種を取り出します。
種を取り出したらあとは簡単。
水と砂糖と共に煮ていきます。
購入した金柑の皮は若干固かったので、ちょっと柔らかくするために弱火でコトコトと煮詰めていきます。
水分を飛ばしすぎたせいか、カラメル煮のような飴色になってしまいましたが、これはこれで美味しそうな色合い。
食パンに乗せて食べると、美味しい!
フルーツパイのような味わいです。
この金柑コンポートが成功したことで、私の「果物を煮たい欲」も昇華されたように感じました。
次の煮たい欲は秋、りんごの時期にまたフツフツと沸き上がってくることでしょう。

勘違い

子供のころ、手遊び歌の「アルプス一万尺」の歌詞にて「小槍の上で」を「子ヤギの上で」と覚え間違い、随分とご機嫌な歌詞だなぁと思っていたものです。

正直に申しますと子供のころにというのは正確ではなく、子供のころから(比較的最近まで)勘違いしていたというほうが正しゅうございます。

 

お恥ずかしい限りですが、同じようなご経験はございませんか?

伊織でございます。

 

 

幼いころ、同じように勘違いして覚えていたことがいくつもございました。

天気予報でいう「台風一過」は「台風一家」だと思い、夏に台風がたくさんくることを家族に例えたのだなと納得してたり、報道番組で聞く「同一人物の犯行」はすべて「ドイツ人の犯行」だと思い込み、一方的にドイツの方を怖がっていた覚えがございます。

 

小学校にもあがらぬわたくしは「一過」も「同一人物」も、こんな難しい言葉は知る由もなかったわけです。

 

冒頭のアルプス一万尺と同じように、歌詞を勘違いしていた童謡がございます。

それが「やまのおんがくか」でございます。

お嬢様はご存じでしょうか?

 

この歌の歌い出し、

 

「わたしゃ おんがくか やまの こりす」

 

を、初めて聞いた時から勘違いしており、

 

「わたしゃ おんがくかや まのこりす」

 

だと思っていたのです。歌うときに切る場所を誤って覚えてしまったのが原因でした。

漢字にしてみましょう。

 

「わたしゃ 音楽家や 魔の子リス」

 

そう、幼いわたくしはこの音楽家は関西弁でしゃべる魔の子リスだと信じ込んでいたのです。随分と怖い歌詞だなぁと思っていたものです。

 

思い込みは、一度すり込まれるとなかなか払拭できないものでございます。

先入観をもつことなく、新しいことに向かっていこうと思います。

技術を磨いて

椎名でございます。

最近、めっきりサロンから遠のいてございますが、

先日のエクストラティーや執事の日には、久方ぶりに直接をお嬢様にお給仕ができ、うれしゅうございました。

 

最近は執務室にこもって仕事をすることが多いわけですが、

特に執事歌劇団にまつわる質問は、以前より今日に至るまで変わらず携わらせていただいております。

長く勤めておりますと、次第にできることも多くなって参りまして、

よく考えると、何でも屋のような能力が求められる執務なのだなと実感することができます。

 

例えば、催し当日には舞台監督として会場に入ることが多いわけですが、

監督として携わる以上、音響や照明、映像、「制作」と言われる受付や座席周りのことも含め、全体を俯瞰で把握しておく必要がありますため、それぞれの知識や技術に関する理解をしておかねばなりません。

 

そんなこともあり自分でできそうな事はやってしまおうということで、長年そういう考え方のもと、あれこれ手を伸ばしておりましたら、いろいろな技術を習得することができました。

音響にまつわるPA技術や、音を編集する際に使用するDTMソフトの扱い、

最近では、映像編集や、Photoshopやillustratorといったソフトを使用した画像の制作なども簡単なことなら自分で完結できるようになりました。

 

ちなみに、先日のサンシャイン噴水広場での催しの際に大きなビジョンに映し出しておりました。画像や映像は私自身で調整したものだったりもします。

(とはいっても、出来上がった素材を組み合わせてレイアウトする程度の作業ではありますが…)

 

あの手の作業は、没頭していると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいますので注意が必要ではありますが、性分には合っているようで「ここを調整すればもっと良くなるかもしれない」「こういう理想があるが実現するには、どういう技術を身に付けなければいけないんだろう?」などついついこだわりたくなってしまいます。

これを続けていれば、何年か先にはもっとちゃんとした技術が身に付いているのでしょうか?

 

ぜひそこも目指して、日々の執務に臨みたいと思います。

 

今回も取り留めのない内容になってしまいましたが、本日はここまでとさせていただきます。

それでは。

しょうぶ

そろそろしょうぶが美しい季節でございますね。

 

 

 

 

 

私が昨年撮影したしょうぶでございます。
遠目から見ると美しいなと思いますが、近くでじっくり観察しますとすごい形状をしておりますね。
薄曇りの日暮れという弱くて柔らかい光線でしっとりと映る様は少し怖さを覚えました。
イリスヴァンヘルペンのドレスのような。アルマーニの天然石モチーフのような。
日常から切り離された色と形でございます。

こういった立体感のある花はf5.6やf8でシャープに撮ると心地よいですね。
(余談ではございますが、個人的にf値やISOを1/3単位で使うのが気持ち悪く感じてしまいます。しっかり1段刻みで合わせたいものです)

当家の湿生花園でも蕾がほころび始めているかもしれません。眺めながらお茶を楽しむのもよろしいかもしれませんね。

贈り物

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
久保でございます。

鯉のぼりの季節でございますね。
そして5月と言えば、母の日でございます。

私がこうしてお嬢様のお側で仕えることができているのは、母が私を元気に産んでくれたお陰でございます。

お嬢様、お坊ちゃまは贈り物のご予定はございますか?
是非ティーサロンでお聞かせ下さいませ!

もちろん、大旦那と大奥様には内緒でございます。

ケーキもいいですし、お花、手紙など素敵でございますね!!

この準備の段階が1番ワクワクします。
どうしましょうか…

May the 4th

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

 

初夏の日差しも心地よく、新緑が目に優しい5月となりました。
そんな5月の4日にはある記念日が定められております。
皆様はご存じでしょうか?

この日は、司馬の愛してやまない映画である、「スターウォーズの日」でございます。
劇中の名台詞 “May the Force be with you.”( フォースと共にあらんことを。) のMay the Force とMay the 4th (5月4日)をかけた語呂合わせが、その由来でございます。

「スターウォーズ」という娯楽大作について、その内容や歴史的な意義について語ろうとすれば、もはやお屋敷の日誌の範疇を超えた長文となってしまいますので、まことに遺憾ながら、詳細は控えさせていただきたいと存じます。
ただ、50年近くもシリーズが続いているという事実が、その作品の偉大さを物語っているとだけ申し上げておきましょう。

 

ここでは、個人的な思い出だけを述べさせていただきましょう。
「スターウォーズ」は幼少期の司馬にとりまして、映画、特に娯楽大作というものに初めて触れた作品でございました。
その頃は現在のように、様々なメディアで映像作品が展開される状況ではございません。
当然、海外作品の吹き替え版上映などもございませんでした。
まだ年端もいかぬ子供にとりまして、字幕を理解するのも一苦労でございましたが、この作品は、字幕を読む苦労などはまるで感じず、その圧倒的な映像と、主人公たちが繰り広げられる冒険に、ただただ夢中になりました。
ちなみに、数年後に公開された続編の「帝国の逆襲」でさらなる衝撃を受けるのでございますが、このお話は来年にとっておくことに致しましょう。

 

ともかく、「スターウォーズ」をきっかけにして、司馬は映画の面白さを知ったのでございます。
人生を変えた作品であることは、間違いございません。
現在の目で見直しますと、この作品には欠点が皆無というわけでもなく、未熟で幼稚な印象を持たれる方もいらっしゃるかとは重々承知しております。
しかし、映画という広大で肥沃な世界の入り口となってくれた「スターウォーズ」は、司馬にとって生きる土台の一つであり、いくら感謝しても足りないほど聖なる作品なのでございます。

 

あれから、時代はだいぶ変わりまして、いまや人々の心をつかむ娯楽は世に溢れております。
映画に限らず、音楽、ダンス、お笑いなど。
そして、それらをすべて含むような動画配信も星の数ほどございます。
当家のお嬢様方が、それらの中から素敵な出会いがありますよう、司馬は心から願っております。
娯楽と芸術は、人生を豊かにし、生きる勇気や喜びを必ず与えてくれるものと信じております故。

 

 

“May the Force be with you.”