恵まれた0

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

初夏の日差しや風が心地良い季節になりましたね。梅雨が来るまではこの過ごしやすい気候を満喫したいものです。

梅雨で申しますと、雨が降る日というのは窓から眺めるには叙情的な思いを膨らませてくれて好きなのですが、外出するとなると話は別。傘で手は塞がり靴に水が染み、折角きっちり整えた髪型も乱れてしまいます。

ところが、そんな鬱屈とした雨の不自由も晴れている日には忘れてしまうもの。

不自由のないフラットな状態というのはその中にいると気が付きにくいもの。

自分の過ごす毎日が恵まれた0の中にあることを思い出すのも、ときには大切なのかもしれませんね。

 

ただ、大雨の中を開き直ってびちょびちょになるのも案外気持ちが良いもので、マイナスを楽しむことができる人間も中にはおりますがそれはまた別のお話。

隈川

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

お嬢様、私事で大変恐縮ではございますが、
火野は5月の末をもってティーサロンの給仕を始めてから2年が経つこととなりました。

 

仲間たちと切磋琢磨してティーサロンに立つためにお勉強していた頃を、
今でも昨日の事のように思い出します。

 

1年目の頃は初めて経験するような事が沢山ございまして、目まぐるしく進んでおりました。

 

昨年は
新たな事に沢山挑戦させて頂けた、正に【新華】が開花したたかのような1年間となったような気が致します。

 

様々な経験を経て私自身も1番初めの頃とは随分変わったような気も致しますし、
取り巻く環境も少しづつ変化しているような気が致します。

 

これからもっと【真価】を発揮していくためにも
より一層精進しなくては、、、

 

おや、そういった意味ではあまり今までと行う事は変わりないのでしょうか?

いえ、気持ちの問題ですね。

 

ですが今宵だけは少しだけ
思い出にふけりながらグラスを傾けるのも良いかもしれません。

 

もしよろしければご一緒してくださいませんか?

 

火野

Sacred deer

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

新年度が始まる4月を乗り越え5月に入り連休も終わり、環境が変わった方もそろそろ新しい生活や環境に慣れてきた頃かと存じますが五月病などにはなってはおられませんでしょうか。

気候的にも春が終わり夏の訪れを感じる日が増えてまいりましたが日差しも強くなって参りますので日傘や日焼け止めなどを忘れぬようお気をつけくださいませ。

先日桜が散る前に見に行こうと思い立ち、休館日に近隣の県にございますとある山へと見に行って参りました。
3月の日誌に書いた通り前回の失敗を活かし車を運転して行って参りました。

そしてなんと山道の入り口にて野生の鹿に遭遇致しました。
角がないのでおそらく雌鹿でしょうか。

 

 

 

 

 

 

そして桜を見終わり帰り道に再び同じ道を通ると先程の鹿がまだ同じ場所にいたのですがよく見るとなんと角が生えているではございませんか。
なんと先程とは別の雄鹿がいたのです。

 

 

 

 

 

 

日本神話では鹿は神鹿(しんろく)と言って神の使いとして祀る神社も日本各地にあるそうでございます。

つがいなのか兄弟なのかはわかりませんが触れそうな程近い距離で野生の鹿を見たのは初めてでございましたので何かとても神聖なものを見たような気分でございました。

そして今月もティーサロンでは初夏にふさわしく大葉や茗荷などの薬味を使ったクリームパスタやライチやアプリコット、夏みかんなどを使用したさっぱりとしたデザートなども多数揃えてございます。
暑い日にお食事と一緒に御用命いただくのにぴったりなさっぱりとした紅茶もございますのでご帰宅の際にはぜひフットマンにお尋ねくださいませ。

ではティーサロンにてお嬢様、お坊ちゃまのご帰宅をお待ちしております。

冴島

日誌

春を思わせる

やわらかな

明るい日差しが

眩しい

佐々木でございます

 

 

 

 

 

お嬢様

お出掛けの際は

黄砂に気をつけてくださいませ

佐々木

古谷でございます

新年度を迎えて程なく経ちました

走り続ける為には休むことも必要です

お嬢様もどうかご無理なさらず

社会勉強に、有意義な日常に

充実した日々をお過ごしください

ぬくぬくのごろごろ

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。綾瀬にございます。

5月にも関わらず夏日が続く今日この頃でございますね。健やかにお過ごしでしょうか。

さて突然ではございますがお嬢様、『アレキサンダー』『マリネ』『プリン』『スコッチ』『タマ』『爺や』『マカロン』『トラ』『マルゴー』『アネモネ』『庭師』『パトラ』『メイ』『テト』これらが何を示すかお分かりでしょうか。なんとなく意図の分かるものもよく分からないものも混じっておりますが、これらは猫の名前なのでございます。加えて申し上げるならば「一匹の」猫の名前でございます。

本日は春の訪れと共にお屋敷にやって来たとある猫殿のお話でございます。

私がその猫殿と初めて会ったのは先日の事でございます。
こうも日差しが眩しいとそれを活用しないのもいかがなものかと思いまして、その日は日向ぼっこを敢行いたしました。
特に本邸の庭園は良い具合に日差しも穏やかで植物の息吹が感じる事が出来ますので絶好の日向ぼっこスポットと申し上げてよろしいかと存じます。

散策しながら太陽を感じるのも良いものでございますが、私はゆったりした姿勢で陽の光を感じたいものですから一計を案じました。本邸から庭園へ続く階段を降りて右にお進み頂くとスズランやジュウニヒトエの花壇の近くに生垣のアーチがございますが、実は順路を外れてそのアーチの裏側に参りますと六畳程度の空間があるのでございます。そこで横になって読書でもと思ったのですがその日は先客がいらしたのでございます。灰色、虎柄の猫殿でございます。自らの前足を枕に顎を乗せて、てろーんと伸びた姿勢でお昼寝をしておりました。その姿のなんと可愛らしい事でしょうか。非っっっっ常になでなでしたかったのですが猫殿の睡眠を妨げるのはマナー違反でございます。その時は心のシャッターを連写させていただくに留めました。

しかしいかに愛らしいとは言え大旦那様のお客様もいらっしゃる場所ですから万が一粗相などされては大変でございます。一応庭師に報告をいたしますと

「人に慣れているしやってはいけない事はしないから大丈夫だよ」

との事でございました。
しかし慣れているが故にお客様に戯れついたりしないでしょうかと申しますと

「この前大旦那様が庭園にいらした時、いの一番に大旦那様のお足元に頭を擦り付けていたよ。その可愛らしさに大旦那様も見事に陥落したご様子だったから取り入るべき相手をよく分かっている賢い子だね」

との事でございました。
素晴らしい洞察力でございますね。野生の勘と言うやつでしょうか。

それ以来主に庭園にて姿を見かけるようになりました。そして心なしか休憩や食事を庭園で取る使用人の姿も増えた様な気がいたします。気になりましたので何と呼んでいるのか皆に聞いてみますと冒頭の様々な名前が挙がったのでございます。

お名前を統一するべきか否か悩みどころではございますが、よろしければお嬢様からもお知恵をお借りしたく存じます。良い名前がありましたら教えてくださいませ。

それでは本日はこの辺りで。
ご帰宅をお待ちしております。

綾瀬

影山でございます。

わたくしは過去に2回、

腕がちぎれるくらいのぶらさがりをした事がございます。

1回目は執事歌劇団のDVD収録で古谷とぶらさがり対決をしたとき。
結果はDVDにて。

そして2回目は先日。
上空で地面がない状態でのぶらさがり。
腕がしびれているのに手が離せない絶望的な状態。

きてほしくはない3回目に備えて、
筋トレの腕立て伏せの回数を増やしておきたいと思います。