年の功より?

新年度が始まり、そろそろ落ち着き出した頃合いでしょうか。それとも新たな環境や学びに四苦八苦の最中でしょうか。

この四月がお嬢様にとって良いものであることを祈るばかりです。

 

伊織でございます。

 

亀の甲より年の功という言葉がございますが、年の功に対して引き合いに出されている亀の甲もなかなか優れたものであることは事実でございますね。

古くは亀卜(きぼく)に始まる甲骨文字に漢方薬、工芸品としてはべっ甲にも利用されております。

先日亀の甲は肋骨が変化したものだと知って驚きました。背中に背負っているように見えるものの、その実肋骨が裏返るようにして身を守っているとは想像だにいたしませんでした。

何をどうしたらそんな方向に骨を曲げる進化を遂げたものやら、もっと効率のよい方法はなかったものかと考えたくなるのが進化のおもしろい所なのかもしれませんね。

 

亀と同じように引き合いに出される似た生き物にスッポンがおります。

月とすっぽんという言葉がありますが、こちらはどうも亀の甲ほど良いものとして並べられているのではないようです。

 

体毛すら失い、自身で身を守るためのすべを失った人間としては、亀なりスッポンなりの甲羅やヤマアラシなどがもつトゲなど、何かしらを生み出して進化しなかったものなのかなと考えてしまいます。

身を守るために道具を利用するというのが人間の選択した道なのでしょうけれども、どうも物に頼りすぎなきらいもございます。亀の甲を道具の象徴とするならば、今や年の功より亀の甲という世の中と言えるかもしれません。

利便性を求めて必要なものが多くなるほど、どんどん不便に感じる物事が多くなるのが人間という生き物でしょうか。

やっぱり進化というのは、効率がよいようで、以外とそうでもないのかもしれませんね。

メッセージカードのご依頼につきまして

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
執事喫茶スワロウテイルの諏訪野でございます。

当家フットマン睦月へのメッセージカードのご依頼は4月20日20時迄とさせていただきます。

尚、本人からの手渡しが叶わぬ場合もございます。
誠に恐縮ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

リハビリ

お嬢様方、ご機嫌麗しゅうございます。

香川でございます。

 

新年度に入ったかと思えば、はや四月も半分ほどに差し掛かってございます。

いかがお過ごしでございましょうか。

 

ティーサロンでも新たに?と申しましょうか、以前に戻したわけではございますが、マスクを外してお給仕を行ってございます。

お嬢様のご感想はいかがでございましょう。

 

スギもようやくピークは抜けてきたようにも存じますが、ふとした時につつーっとやってくるものもございまして、まだまだ油断ができません。

 

ただ、明らかにマスクを外して違いを感じたことは、表情筋を使用する量が格段に増えているという点でございます。

 

以前からダンサーならぬガンサーと評されておりましたが、この度改めて自覚した次第でございます。

 

いかにこの筋肉たちをさぼらせていたか、、。

今後はフル回転させてまいりたく存じます。

 

皆の表情筋もチェックなさってくださいませ。

お早いお帰りをお待ちしております。

綺羅キラー

お嬢様、いかがお過ごしでしょうか。

桐島でございます。

やっと春が来て暖かい日が続き、私もウキウキしながら過ごしている次第でございます。

さて近頃はマスクを外した姿を披露しておりますがよく頂戴する言葉が「痩せましたねー。」と

左様でございます。痩せました。

去年から一月1キロずつを目安に体づくりを行い、ピークから18キロほど痩せました。

顔がわかりやすく痩せるので今まで隠されていた分すごく驚かれるかと存じますが、少し前からこの様な感じでございました。

細かな行った事は以前の日誌にも記しておりますのでよろしければご覧いただければ幸いでございます。

 

さて最近彼が出てきておりませんね。

それでは冬場にエアコンの利いた部屋で衣食住なんの不自由もなく過ごして綺羅っキラの目になった永井くんをご覧下さいませ。

古谷でございます

新年度を迎え

あたらしい挑戦をされていることでしょう

お屋敷はいつでもお嬢様の帰りをお待ちしております

この豪華遊覧船

どんなに季節を巡っても

いつまでも変わらずに

Villandry

本年のネモフィラの季節が待ち遠しくて仕方がございません。

暖かくなるにつれて気持ちが高まるばかりの能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

新年度が始まり、お嬢様を取り巻く環境に変化はございましたか?

新しい境遇に、新しい人間関係に気苦労の多い季節かと存じます。

我々は変わらずの面々でお嬢様のお帰りをお待ちしておりますので、

お疲れの際はティーサロンでごゆっくり紅茶をお嗜みくださいませ。

 

先日は浪花におりました時以来、美術館へ赴く機会がございました。

クロード・モネをはじめとした、印象派の絵画展でございます。

ティーサロンにもモネ作「睡蓮」の絵画が飾られておりますが、

同作者同名の作品が数百種にものぼることを初めて知りました。

 

何を意図して描いたのだろう、絵画を通じて何を伝えたいのだろう。

作者の思考回路を想像するだけで、あっという間に時間が過ぎ行き、

気が付けば一日をかけて、美術館内を彷徨い歩いておりました。

心の中で眠っていた知的好奇心を満たしてくれる環境でございます。

 

今まで知っていたつもり、理解していたつもりでいたものが、

歳を重ねるごとに、人生経験を積むことで見え方が変わってくる。

大人の嗜みをまたひとつ学んだ、大変よい機会でございました。

 

お嬢様にとりましても素敵な作品との出会いがありますように。

 

能見

晩白柚マーマレードの失敗と反省点

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

去る3月13日、飾っていた晩白柚をついに食しました。
和風グレープフルーツといった味わいで甘すぎず酸っぱすぎず、一粒一粒がしっかりしており果汁が零れないため手が汚れず、プチプチとした食感も相まって南国っぽさを感じさせる果物でした。

もう一つのお楽しみ、剥いた大量の皮はマーマレードにすることにしました。
しかし、数々の処理を怠ってしまったため、不味くはないものの美味しいとも言い難い風味になってしまいました。
反省も含めてここに記します。

『色味が悪い』

手抜きをして常用しているキビ砂糖を使ってしまったため、茶色くなってしまった。
上白糖、可能であれば水飴を使った方が美しく仕上がりそう。

『苦味が多い』

貧乏性が故に白い綿を多めに取り除くことを怠った。
不味くはないもののジャムとしては苦味がある。
白い綿は多めに取り除き、外皮を使うことを心掛ける。

以上です。
不味いわけではないので、ハイカカオチョコレートを溶かしてオランジェット風にしてみようかとも思っています。