Princess

姫様,殿下。
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。
この日誌をしたためるはプリンセス期間。
お屋敷では桃の節句,雛祭りにちなみ
普段はお嬢様、おぼっちゃま、
奥様、旦那様とお呼びさせて頂いておりますところを、
姫様,殿下とお呼びさせて頂いてございます。

…照れくさい反応をなさる方が多い印象でございます。
私も初日のティーサロンが開館して30分くらいは同じ気持ちです。
4年ほどお仕えしておりましても、
抱く印象が変わらないという事は、
皆様の総意がそういうことでございましょう。

ただ私思ったのでございます。
呼び方が例え姫様になろうが何になろうが、
私がお嬢様をお慕いする気持ちを持ってお呼びしているこの心に変わりはないと。
ですので今年はいつもよりも姫様とお呼びさせて頂くことが、嬉しく感じております。

そんなプリンセス期間も2週間、
実質8日の開館日で終わってしまい、
その先はアニバーサリー期間です。
毎年思う事ですが、
17年、18年のティーサロンの歴史に対して、
私なんかはまだ4年ほどしか携わっておりませんので、
昔からをご存知のお嬢様方にも、
先輩の使用人にも、
頭が上がらないという表現は絶対に語弊があるのですが、
何と申しましょうか、
純粋な尊敬の気持ちでいつも見させて頂いております。

今年も素敵なアニバーサリー期間になりますように。

お嬢様方からよく、
「おめでとう」という言葉を
この期間頂きますが、
ご自身の自宅ですから誇らしく思し召して下さいという気持ちと、
私もお屋敷に対して
おめでとうございますという気持ちでおります。

3月もきっとあっという間でございます。
出会いと別れの季節
まずは別れが多い月でございますから
悲しい事もあるかもしれません。
がこの先の出会いにワクワクしながら
過ごしていきたい気持ちですし、
願わくば貴方様にもそうあって頂きたく存じます。

また旅先のお話、お聞かせ下さいませね。
ティーサロンにてお待ちしております。

 

White Clover

ご機嫌麗しゅうございます、椿木でございます。

3月、年度末でございますね。

様々な移り変わりの季節でございますと同時に、これからの新しい物事に心踊らせる時期でございます。

お嬢様におかれましても、どのような時、どのような場所でもお嬢様らしく、様々な幸運に恵まれた1年となりますよう祈っております。

そういえばと、私の楽しみでもございます喫茶店巡り、たまたま立ち寄ったお店にて誕生石をモチーフにしたドリンクがございました。

1から12月までそれぞれの宝石の色の様にとてもカラフルで可愛らしいノンアルコールカクテルでございまして、私赤が好きでございましたのでルビーの7月をと思いましたが、今回は何となく3月のアクアマリンに。

美味しく可愛く綺麗、まさしくこの言葉が似合う1杯でございました。

美しいだけでなくしっかりと考えられた味の組み合わせ、なんだか特別な気分に浸れたような気がしてどこか嬉しいような不思議な感覚でございました。

いつかは制覇してみたく存じます。

喫茶店巡りをしておりますと心安らぐのは勿論、様々な知見を得られたりすることがございますので、よろしければお嬢様も様々巡ってみては如何でしょう。

その時はお話、是非お聞かせくださいませ。

さて、今回いただくワインはこちらでございます。

イタリア ピエモンテ州

Roero Arneis 2019

 

 

 

 

 

ピエモンテとどこかで聞いたような名前でございますが、州都がトリノでございましてあのトリノオリンピックの開催地でもございます。

そんなピエモンテから産地はD.O.C.G. Roero、品種はArneis(へそ曲がりの意)と何とも分かりやすい名前でございます。

酸は強くなく、アプリコットに洋梨、白い花のアロマにどこか香ばしさ、これはナッツでしょうか?最後にはほんのりとした苦味が全体を纏めあげ、フランスのシャルドネにも似たような雰囲気を感じさせます。

とそれらしい事を申してはおりますが、つまるところ

「味キリッとみせかけてフワッ!香りファーン!美味しい!好き!!」

でございます。

余談ではございますがD.O.C.G.の名称

ディノミナツィオーネ・ディ・オリジーネ・コントロッラータ・エ・ガランティータの略称でございまして、大まかに申しますと秀逸な産地の呼称でございます。

舌を噛みすぎてもうよく分かりません。

どなたですかこんなに長いのを考えたのは。

最近は紹介したワインが気になる、というお声も頂戴し私も嬉しく存じます。

正直まだ分からない事の方が多いですが、様々な勉強を重ね、いつかお嬢様の好みに合うワインを選定出来る日が来たら良いなと愚考いたします。

最後に花粉症に良い方法などございましたら不勉強な私に是非お教え下さいませ。

本当に、本当にそして切実にお待ちしております。

 

それでは、またティーサロンにてお会いしましょう。

春の足音

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

ゆっくりと春の足音が聞こえてまいりました。
庭園の梅の花も、桜の花へとバトンタッチでございますね。
厚手のコートもそろそろ仕舞時でございます。

そんな春の足音に合わせるように、今月の半ばから当サロン開館記念のアニバーサリー期間が始まります。
無事に18周年を迎えることができまして、本当に感激でございます。

これもひとえに、お嬢様方がスワロウテイルを愛してくださった賜物。
誠にありがとうございます。
これからも、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

そして、これを機にマスクを外して、お嬢様方に素顔をご披露することが、ようやく叶う運びとなりました。
使用人たちの素顔をご存じでないお嬢様方も、ずいぶん多くいらっしゃるかと存じます。
安心感いっぱいの笑顔、豊かな表情の変化、時には厳しさすら湛えた真面目な面持ちなど、使用人各々の魅力はたっぷりでございます。
どうぞ、ご期待のハードルを上げてご帰宅くださいませ。

 

さて、お嬢様方に恥ずかしくないよう、司馬も念を入れて、ヒゲの手入れにかかりましょうか。

我が晩白柚

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

先月は私が提案した晩白柚ムースケーキをご愛顧くださり、誠にありがとうございました。
お陰様でご好評いただき、一日にお出しできる数に限りがあるためティータイムの間しかご提供できず、心苦しい限りです。
「いつかは晩白柚」、そんな思いで憧れを持って眺めていたこの時期の旬な縁起物を皆様にお召し上がりいただき、喜びで胸が一杯です。

そんな憧れの晩白柚、良い機会ですから、一大決心で自ら購入することにいたしました。
2Lサイズを注文し、2月頭に到着。
驚くほどの価格ではないのですが、何しろサイズが大きいので、価格の半分は送料です。
このまま追熟させていくと「部屋中が柑橘の香りに包まれる」というほどの芳香で満たされ、ようやく食べ頃になるようなので、棚の上でしばし放置。
しかし、1ヶ月ほど経過した今でも、グレープフルーツに似た果実香がごく稀に微かに香るくらいで、未だ食べ頃には至っていないようです。
洋梨のようにすぐ熟するのかと思っていましたが、皮が厚いためか冬瓜くらいの保存性がありそうな印象です。
熟したら果肉は美味しくいただき、皮はマーマレードや、レモン塩麹ならぬ晩白柚塩麹にしようと目論んでいるのですが、一体いつになることやら。
マイ晩白柚の熟成を楽しみながら日々を過ごしている今日このごろです。

初の春

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
久保でございます。

いよいよ春の始まりでございますね。
今年はどんな春になるか、私はワクワクしております!
と申しますのも、今年がお嬢様、お坊ちゃまとお屋敷で過ごせる初めての春だからでございます。

お花見をしたお話し、何を召し上がったかのお話し、新年度に向けてのお話し。
是非お聞かせくださいませ!

ところで、たけのこの成長スピードってご存知でございますか?
一日に30センチ伸びることもあるそうでございますよ。

私もたけのこに負けないように成長していかなくては!

それでは暖かい日が増えておりますが、まだまだ寒い日が続きそうでございます。
お嬢様、お坊ちゃま
どうかご自愛くださいませ。

いろいろ

春の訪れを待ちつつ、今年もまた花粉という見えたり見えなかったりする悪魔の存在におびえる毎日を過ごしております。

 

伊織でございます。

 

毎日を面白おかしく過ごしたいものですね。

春の訪れを花粉の悲惨量ならぬ飛散量ではかるばかりでなく、もっと気分のよい春を満喫したいものです。

山菜なんてようございますね。

春の山菜、野菜のもつ苦みがまたグッと味覚を引き締めてくれる感覚が好きだったりします。

特にフキノトウが好みなのです。そしてどうやらフキノトウに含まれるフキノール酸が花粉症に効くとかなんとかお話を伺いました。

これは願ったり叶ったり、一石二鳥でございます。

 

お嬢様もお嫌いで無ければ、食で季節を感じつつ花粉症対策を試みてはいかがでしょうか。

弥生

日増しに暖かくなり、桜前線が待ち遠しいこの頃でございます。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

 

先月はギフトショップにて私お勧めの「バレンタインチョコタルト」を、お屋敷ではフットマンアイスとして「キャラメルナッツアイス」ご用意させていただきました。

それぞれ美味しいとのご感想をいただく事が出来ましてとても嬉しゅうございました。

また機会がございましたら美味しいスイーツをご用意できるようにいたします。

 

さて、今月は当家にとっても大切な開館記念日がございます。お嬢様方がお支えくださっての18周年でございます。

これからもお嬢様方がお戻り頂ける場所としてあり続ける事が出来るよう、全力を尽くしてまいりますので宜しくお願いいたします。

 

今月は小鳥を折ってみました。

 

 

 

 

 

お気に召してくだされば幸いでございます。

 

では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。