夏祭り縄ひっぱる

いかがお過ごしでしょうか。桐島でございます。

「夏祭り」お越しくださった方、ご覧になられた方、お買い物会に来てくださった方、本当にありがとうございました。

全てが本当に緊張の連続でございまして、柄にも無くとても緊張してしまったのですが、そんな中、見知った皆様のお顔が笑顔が本当に励みになりました。

最初は見ると逆に緊張するのかと思ってましたが、こんなに有難いものに助けに変わるとは思っても見ませんでした。

お買い物会でも沢山のご感想が聞けて嬉しそうなお嬢様のお顔を見れて本当に頑張って良かったと感じました。

この場を借りて改めて皆様に感謝を。

ありがとうございました。

このご恩はこれからのお給仕で返していければと存じますので、またお屋敷にお顔を出して頂ければ幸いでございます。

それではまたお屋敷でお待ちしております。

そして隈川君。

リベンジ致しますのでご覚悟を…

未知なる自販機

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

街を歩いていると、日本という国の自動販売機の多さに驚かされます。
普段、自販機で物を買う習慣が無い私が「多いな」と感じるくらいですから、相当多いと思います。
自販機の種類も多種多様で、ドリンクのみならず、アイス・スナック菓子・カットフルーツ・生花などから、最近では餃子や焼肉など、冷凍食品のテリトリーにまで手を広げているようです。

先日、あまり見掛けない自販機を発見致しました。
遠目からだと、オレンジ色の丸い何かが大量に入っているように見えます。
所謂ガチャガチャと呼ばれるものの類いかと思い気になって近付いてみると、上部に大量のオレンジの球体、まさに柑橘類のオレンジがセットされており、支払いを済ませると自動で絞ってドリンクにしてくれる自販機のようです。
生搾り系のドリンクは、駅の売店でミキサーなどで販売している印象でしたが、ついに生の果物を自動で絞ってくれる時代が来たかと感動すら覚えました。

普段でしたらドリンクの自販機は素通りしてしまう私ですが、好奇心が勝りひとつ求めてみました。
決済すると上部のオレンジがコロコロとレーンを転がって圧搾室に入っていきます。
まず一個、あれ少ないなと思ったら追加で三個、コロコロと入っていきます。
一分ほどで生搾りオレンジジュースの完成。
上部にビニールの蓋がされているのでストローを挿して飲みます。
自販機内でオレンジ本体が冷やされているようで、氷が入っていなくても飲み頃の冷たさ、むしろ氷が入っていないため味が薄まらなくて良い感じ。
一口飲むと……これは美味しい!!
正直、過去一番のオレンジジュースではないかとも思えるほどの美味しさでございます。
種や皮などは丁寧に濾されているようで搾りかすの類いは一切入っていません。
新鮮なオレンジジュースを手間なく適温で飲めることにこれほど幸せを覚えるとは驚きです。
お値段もオレンジ四個分と考えると非常にリーズナブル。
青果ですから糖度や酸味などに個体差があり仕上がりが均一ではないのでないかとの不安はありますが、同じシステムで今後は梨や林檎などの搾りたてジュースも飲めたらと熱望して止みません。

そうそう、梨といえば、今月はギフトショップにて私がおすすめする洋梨のソルベが販売されています。
よろしければ是非お手に取っていただき、厳しい残暑を乗り切っていただければと存じます。

 

日本人が好む数字として「3」があるというのはよく知られていることですが、いや、日本人に限らず人間の好む数字といってもよいかもしれません。

なにせ世界中に三大なにがしというものがあまりにも多く存在しているのですから。

いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

世界三大なにがしというと、お屋敷としては一番最初に連想するのは世界三大紅茶ではないでしょうか。キームン、ウヴァ、ダージリンの三産地をさす言葉でございます。ただし、三大紅茶、もしくは三大銘茶という呼び方は日本くらいでしか通用いたしません。

商業的な画策などがうごめいていたのでしょうか……?

 

私的には三大なにがしに日本由来のものが含まれていると、なんだか懐疑的になってしまいます。

例えば世界三大美女のクレオパトラ、楊貴妃と並ぶ小野小町や、世界三大キノコ「トリュフ、ポルチーニ、マツタケ」に含まれるマツタケなどです。

 

失礼ながら小野小町様がいかに美しかったかは勉強不足ではありますが、はたして何千年という歴史の中で選ばれる3人の中に本当に選ばれるほどの方なのだろうか……マツタケなんてありがたがって食べるのは日本人くらいだそうですが、そんなマツタケが本当に世界のトップ3に選ばれるものだろうか、と都合よく日本国内向けにだけ制定されたもののように感じてならないのです。

 

あくまで個人的な感想でございます。

勉強を怠らず、できるだけお嬢様の前で恥ずかしいところをお見せしないように努めてまいります。

季節を着る

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。
処暑の候、と申し上げるにはまだまだ暑うございますね。
お嬢様。
今年の夏、素敵な思い出はできたでしょうか。
私は大変楽しゅうございました。
季節のお食事をお出ししたり、夏の催し、浴衣での写真撮影など。
…浴衣。
そういえば、もうかれこれ長いこと毎年違った柄を着ております。
本来いかなる季節もお仕着せだけに袖を通し、年中燕尾服でいることが使用人の美学。
しかしながら、思い返せば私はスワロウテイルにてお仕えするようになってからの方が多様な服を着る機会に恵まれてございます。
正直なところ昔は「使用人である我々がこんなに煌びやかなお衣装を着ても許されるのか。伝統から外れることになるのでは」と思うこともございました。浴衣もそのひとつです。
ですが、最近ではこうも思うのです。
お嬢様の笑顔の為に、どのような格好でも使用人として背筋を伸ばすこと。それがスワロウテイルの使用人たちの伝統なのではないか、と。
季節ごとにお嬢様が楽しい思い出を作れるよう全力で努め、その笑顔の為に尽力する。どのような格好であっても使用人としての本懐を忘れずに殉ずることこそが大切なのでしょう。
我々は燕尾服を着ているから使用人なのではなく、使用人としてお仕えすることを許された者が燕尾服を纏っているのですから。
浴衣であろうと、その他の衣装であろうと私がフットマンであることに変わりはございませんから。
さぁて!
そうなると、もっともっとお嬢様に笑顔になっていただく為には愉快で煌びやかな衣装が良うございますね!
来年は金地にスパンコール、サンバの飾り付けをした浴衣なんていかがでしょうか!
…あ、はい。
流石にそれはやりすぎでございますね。申し上げながら途中で気がついておりました。
これからも季節ごとに楽しいと思っていただけることを沢山ご用意できますように♪
隈川

日誌

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

山岡でございます。

この日誌をしたためている今日は

まだ真夏のピークが去っていない真夏日でございますが、

お外を散歩していると

「真夏のピークが去った〜」と毎年恒例あの有名な曲が聞こえて参りました。

流石につっこまざるを得ません。

「どこがやねん ええ曲やけどまだ早いわ」

と西生まれの山岡は1人心の中で唱えたのでございました。

この日誌がお嬢様のお目に届く頃は

流石に真夏のピークも去ったかと存じます。

今年の夏はいかがお過ごしであられましたでしょうか。

浴衣をお召しになってティーサロンへお戻り下さる方も沢山いらっしゃいましたね。

花火大会やお祭りのお話などお聞かせ下さった方もいらっしゃいました。

お嬢様方皆様がそれぞれに素敵な夏を見つけられたなら、なによりでございます。

私事ですが、9月から

巣鴨にございますマジクレープにて

休日限定でフットマンクレープ山岡を

ご用意させて頂きます。

いつも食べるのが勿体無いほどの

華やかな見た目でご用意をさせて頂いているマジクレープですが、

作り手のパティシエに伺ってみたところ、

今までお食事系のクレープはご用意した事が無かったとの事でございましたので、

是非とも頂いた機会の中でご用意させて頂ければと思い、

私の好きな韓国料理の中から、

チーズタッカルビを用いてご用意をさせて頂く運びとなりました。

山岡は基本的には辛いものは苦手です。

ですが韓国料理の辛いものは、

辛さの中に甘みや旨みが含まれているものが多いので、

そちらに限っては好き好んで頂いております。

ですので辛いものが苦手なお嬢様にも

きっと楽しんで頂ける仕上がりになっているかと存じますので

是非ともお召し上がり頂けますと

嬉しゅうございます。

またティーサロンでも

お味のご感想お待ちしておりますね。

それでは本日はこの辺で。

おやすみなさいませ。