時計の針

藤堂執事が今月をもって勇退いたします。
とてもとても長い期間執務を共にいたしましたので、感慨深いものがございます。

藤堂執事のお顔を拝見出来るのもあと数日となりますと寂しいものでございますね。

ですが、彼もわれわれの寂しそうな表情は望んでいないと思いますので、笑顔を最後まで送りたいと思います。

どうかお嬢様も藤堂執事を笑顔で見送っていただけましたら嬉しゅうございます。

一緒にお勉強をした記憶、イタリアンを食べた記憶、縁のある居酒屋様に連れて行っていただいた記憶、どれも大切な時間でございました。

時は戻せません。

ですが、藤堂執事にお顔を見せてくださる事をきっかけにしばらく遠出をされていたお嬢様。

久しぶりにあの時の時計の針をもう一度動かしてみませんか。

今を十二分に味わってまいりましょう。

宝塚歌劇雪組「ライラックの夢路、ジュエル・ド・パリ!!」

『ライラックの夢路』は、イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭のドイツを舞台に、
プロイセン王国のユンカー(貴族)であるドロイゼン家の長兄ハイドリヒが、
鉄道産業の設立こそがドイツ諸邦の発展と統一につながると信じて奮闘する物語です。

小林一三先生が鉄道に夢を持たれ、一般市民の暮らしを豊かにすることを目指しいろんな発想を持ち、
新しい時代を強い情熱をもち時代を動かしていったことが宝塚だと認識される舞台でした。

雪組の新コンビ、彩風咲奈、夢白あやのトップ披露でもあります。

『ジュエル・ド・パリ!!』ぜひ見ていただきたい宝塚伝統のパリレビューです。
パリの独特の妖しくも美しい舞台をこれでもかと思いえるほど楽しい舞台です。

彩風咲奈の上品な美しさと、品の良さと中身の熱さがひしひしと伝わってきます。
是非是非楽しんでくださいませ。

藤堂でした。

古谷でございます

夏休み

日常の雑踏やしがらみから切り離されたおかげで感性が刺激されたからでしょうか

色々なものを目で見たり耳で聞いたり感じたり

あの日々が永遠に続くかのようにさえ思えたのは

それがきっと有意義で

意味のある時間だったからでしょう

頑張る事と同時に「休む」こともまた大切なのかもしれません

葉月

厳しい暑さが続いておりますが、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

 

先月ギフトショップにてご用意いたしました「白桃のタルト」がとてもご好評いただきまして有難うございました。

そして今月はお屋敷にて私がご提案するフットマンケーキのご案内でございます。

食欲のなくなる夏でもひんやりとのど越しの良く召し上がって頂ける冷たいクリーム白玉ぜんざい「真夏のお吟」をご用意いたしました。

お召し上がりくだされば幸いでございます。

 

今月は金魚を折ってみました。

幼い頃、金魚すくいは得意でございました。

懐かしい思い出でございます

 

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。