the scent of spring

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

3月になり暖かい日も増えきたこともあり夜に外を歩いていると春の香りを感じることも増えて参りました。
憂鬱な気分も消え新しい季節に向けて明るく活動的になれるような不思議な香りでございます。
きっとお日様の残り香や冬を乗り越え春に咲く準備をする花や草や木の香りでございましょうか。

私にとってはお屋敷に来てから初めての春でもあります。

そして春は様々な出会いと別れの季節でもあります。

そんないろいろな物事が目まぐるしく変化していく時期ではございますがどんな時も当家がお嬢様、お坊ちゃまにとって安心していつでもご帰宅頂ける御実家であれるようティーサロンもしっかりと綺麗に保って参ります。

当家には春をモチーフにしたデザインのカップもいくつかございます。
ご帰宅の際にはそんなデザインのカップを御用命頂くのも一興かと存じます。
そして春が近いとはいえまだまだ寒い日もございますので温かい紅茶をご用意してご帰宅をお待ちしております。

冴島

シャル・ウィ・スタート

いかがお過ごしでしょうか。桐島でございます。

外も暑くなり、春の陽気でございますね。

私はというとこの時期から一気に体重が落ちていくのでカロリーをたくさん取るよう致します。

既に5キロ近く減っていってるので季節を体重で感じるというあまり風情がない季節の変わり目を感じております。

近頃は足腰のトレーニングが苦手でしたのでスクワットを重点的に行ってきましたがおかげさまで恐ろしく強靭な脚を手に入れた気がいたします。

1秒でも早く困っているお嬢様の元へ辿り着くためにはやはり足腰は重要ですのでこれからも続けていこうかと存じます。

ですのでお嬢様もぜひ困るときは100段以上階段のあるところで途方に暮れてくだされば桐島は嬉しゅう存じます。

それではまたお屋敷でお会いしましょう。

第十六回フットマンティーの魅力

厳しい冬の寒さも終わりを告げ、春の息吹を感じます今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?お嬢様、お坊っちゃま。

紅茶係の白川でございます。

暖かな陽射しを浴びながらお庭でティータイムなどいかがでございますか?

今日はどんな素敵な紅茶にいたしましょう?

 

 

それでは第十六回フットマンティーの魅力の幕開けでございます。

 

それはどの様な紅茶でございますか?

 

「それは独特な香りの、世界最古の紅茶でございます。」

 

独特な香りに世界最古。

聡明なお嬢様、お坊っちゃまはもうお分かりかもしれませんね。

本日は、ティーサロンではフットマン、BAR BLUE MOONではバーテンダーとして務めます山岡の〝クラウディア〟の魅力に迫ります!

 

 

山岡の紅茶クラウディアは〝ラプサンスーチョン〟を使用した紅茶でございます。

ラプサンスーチョン……それは中国で誕生し、世界最古とも言われる紅茶。

茶葉を松の葉や薪で燃やして燻し、独特な薫香をまとっております。

その独特な香りは海を渡り、時のイギリス首相チャールズ・グレイを魅了します。

チャールズは自身でもこの素晴らしい香りを再現出来ないかと誕生しましたのが、ベルガモットの香りを着香しました〝アールグレイ〟でございます。

当ティーサロンで提供しておりますアールグレイ〝チャールズ〟はこのエピソードから名付けております。(隈川に教えていただきました。)

その香りはスモーキーさを感じる薬品の様なウイスキーの様な。

そんな香りに魅了されたのがもう一人、山岡でございます。

山岡自身も飲食店に立ち寄った際に、ラプサンスーチョンがあれば必ず手にとる程のラプサンスーチョン好き。

他にもキームンなど、中国茶が好きな山岡は是非このラプサンスーチョンをフットマンティーにしたいと考えました。

ですが、そのまま出すのではなくアッサムと少量のクローブをブレンド。

これにより飲み口はマイルドに、香りにスパイシーさを加え、スープのような紅茶を目指しました。

クラウディアはスープの様な紅茶という事でお食事との取り合わせが良く、その刺激的な香りとは裏腹にスッキリとした飲み口でございます。

おすすめの召し上がり方でございますが、その香りを存分に楽しむためにはストレートのホットで。

山岡「意外とミルクも合うので是非お試しください。」との事でございます。

この世界最古の、長年イギリスで愛される紅茶を是非一度、ティーサロンにてご用命いただければと存じます。

 

 

ここでお知らせでございます。

山岡と共にブルームーンにてシェイカーを振るう西槙のロールケーキがギフトショップに登場でございます。

その名も〝スパっとキウイのスカッとロール〟

なんともユニークなネーミングですが見た目もユニーク。

まるで3月から旬を迎えるキウイを輪切りにしたかの様なロールケーキにはチョコを含ませたジェノワ、キウイの下にはさっぱりとしたヨーグルトムース、更にその下にはクレームブリュレを忍ばせました。

ヨーグルトとクレームブリュレという珍しい取り合わせがお食事後のデザートととして爽やかに軽く感じさせる西槙こだわりの一品でございます。

是非ギフトショップにてご覧いただけると幸いでございます。

 

 

クラウディアの名前の由来、それは山岡の好きな楽曲から…

 

山岡からのごあいさつでございます。

山岡「ブルームーンでは常時50種類以上のカクテルとノンアルコールもご用意してアルコールがあまり得意でないお嬢様のためにも最良のカクテルをお作りいたします。」

山岡「まだ足をお運びいただけていないお嬢様にも是非一度、お越しいただけたらと存じます。」

 

 

室内に響き渡るシェイカーの氷の音と共に〝クラウディア〟のお話をご一緒に。

 

 

次回はどのフットマンティーにいたしましょう?

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

思い出と共に

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。

只今私は去年秋に出かけた車中泊ひとり旅の写真を見ながら日本酒をグビッとやっています

改めてよい旅でした
道中に見た景色は私の心にしっかりと残っています

色々な事を静かに考えました
時は確実に進んでいる
でもまだまだ時間が必要な事もいっぱいあること

帰り道、夕暮れから夜にかけ6号線を外れ、より海側の道を走りました
とても綺麗な道、でも私以外の車は殆ど通らず沿道に建物があっても灯りは消えたままです
不思議な感覚、違う世界に来たような…
時が止まった道を私だけが動き
ひたすら彷徨っている感じでした
夜遅くに突然たどり着いた原子力伝承館、誰もいない広場はとても幻想的でその明るさに安堵しながらどことなく寂しさを感じていました

時間は無情に進んでいきます
でも思い出は消えることはありません

気仙沼の魚屋さんで買ったお刺身は本当に美味しかったなー

気仙沼大島で釣りをしていた時お話してくれた元マグロ遠洋漁業をしてらしたお爺さん、またいらっしゃいっていってくれました
また絶対に行きます
大好きな場所ですから

『 愛し君へ 』♪ いっそ…

冬場の毛布、上から掛けるか? 下に敷くか?

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

冬になると毎年のように「毛布は身体の下に敷く方が温かい」というライフハックが出回るように思います。
私も毎年のように半信半疑ながらも試みているのですが、今年になってついに一つの結論にたどり着きました。
「掛け布団の上に薄手の毛布を掛け、身体の下に厚手の毛布を敷く」、これが答えです。
睡眠中の人体は思ったよりも発熱しておりますので、この熱を逃がさないように挟み込むのです。
更に湿気が籠もらないように下に厚手の毛布、温度調節がしやすいように上に薄手の毛布、これによって快適な睡眠が保たれます。
暖かくなってきた昨今、毛布無しで過ごせる夜も増えているように思いますが、年末の為に備忘録としてここに記します。

最強の組み合わせ

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

今まで食について色々と書いてきましたが、今回は特におすすめの食べ物をご紹介したいと思います。

 

それは、ゆで卵でございます。

…。

 

普通だというツッコミが飛んできそうですが、ゆで卵を侮ってはいけません。

人が必要とする栄養素のほとんどをゆで卵で摂ることが可能なのでございます。

油も過度な糖分も塩分も必要ない。

近年の調査ではコレステロールもそこまで気にしなくて良いという結果も出ております。

ただ茹でるだけという簡単な調理で出来る手軽さ。

そして美味しい。
ここもすごく嬉しい点でございます。

ただし、ビタミンCと食物繊維だけは摂れませんので他で補う必要がございます。

悩んだ結果、干し芋が最適という結論に辿り着きました。

他にも良い食材があれば教えてくださいませ。
それでは。

継続

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

暖かな日差しを感じられるようになってきました。
そろそろ冬もお終いでございますね。
桜が花開くのが、待ち遠しゅうございます。

さて、今月の下旬には、当スワロウテイルのアニバーサリー期間が控えておりますね。
思えば開館して、17周年。
毎年、この時期になりますと感慨深いものがございます。

サロンでのお給仕。
イベントの賑わい。
フォトブック撮影のドタバタ劇。
仕事を終えて、宿舎での語らい。
・・・いろいろな思い出が胸を去来して行きます。

そして、そんな思い出の数々に鮮明に焼きついているのは、使用人仲間、そして、お嬢様方の笑顔でございます。
なんと豊かな心の財産でしょうか。
これほど実り多き仕事につけた司馬は、本当に幸せ者でございます。

積み上げた日々はもちろん貴いもので、使用人たちは胸を張って良いとは思います。
ですが、これもお嬢様方がスワロウテイルに価値を認めてくだされた賜物。
欲張りな司馬は、たかだか17年程度では満足できません。
この先も、皆様の憩いの場所であり続けることが一番の願いでございます。

執事として、お嬢様方が快適であるよう心を配り、また愉快な使用人仲間たちがハメを外しすぎぬよう。
時には厳しく、もちろんユーモアも忘れず、職務を継続して参ります。

 

では、お嬢様方。
これからも末永く、どうぞよろしくお願いいたします。
心からの感謝を込めて。