わが愛しのフットマン達No.9

暑いひが訪れたかと思えば冬に帰ったような日があったり不順な日があり過ごしにくい今日この頃ですが、お元気でお過ごしでしょうか。藤堂でございます。本日もまた藤堂の’わが愛しのフットマン達’をご紹介させて頂きます。

先ずは水瀬セカンドスチュワード、大変スマートです。ヒゲが濃く男性的ですがとても優しく温かい心の持ち主であり礼儀正しく、お屋敷ですれ違う時も笑顔で会釈をしてくれ、お嬢様をお送りするときもお出掛けになりました後に、藤堂に有難うございましたと挨拶しとても好感の持てる青年です。お嬢様へのおもてなしも優しい心で応対しています。お嬢様もご存じの様にこの度は昇格し一層張り切ってお嬢様にお仕えする事と思います。ご期待下さると共に励ましてやって下さいませ。

緑川フットマン、水瀬ほどスマートではありませんが優しく可愛い、頭が良く人の気持ちをつかみ笑顔を忘れずにお嬢様にお仕えしています。芝居が趣味で芝居の話をする時は目を輝かせています。担当させて頂いた時にはそんな話題も投げ掛けてやって下さいませ。6月のカレンダーは藤堂と緑川、綾瀬と3人で写っています。両側で親子?ではなくてお爺ちゃんを引き立ててくれています。

そうなりますと次は当然綾瀬フットマンでございます。美形ですネ。立っているだけで絵になるような雰囲気を持っています。ニコッと笑う笑顔はお嬢様に人懐っこく、安心感を与えてくれます。緑川、綾瀬と写っている6月のカレンダーは2人の孫を藤堂引き立てているいるようでもあります。担当させて頂いた時にはよろしくお願い致します。

次に生駒フットマンです。細い身体ですネ。藤堂よりもずっと細くセンサイな部分を持っています。きちんと業務を遂行してくれお嬢様がお出掛けになられる時間が参りますと藤堂を迎えに来てくれる優しい気配りが出来る頼もしい人柄です。生駒も芝居が趣味の現代っ子です。担当させて頂いた時には暖かい心で包んでやって下さいませ。

浅葱フットマン子供っぽい感じでしたが最近大人っぽさを感じるようになりました。紅茶も一生懸命勉強して美味しく淹れてくれるようになり藤堂も嬉しく見守っています。口数はそんなに多くありませんが人柄の良さが出ているように思います。美味しくない時にはアドバイスしてあげて下さい。更に自分を研く事と存じます。お嬢様にも精神誠意尽くして参ります。どうぞ見守ってやって下さい。

本日も5人のフットマンを紹介させて頂きました。藤堂にとりまして我が子のような愛しいフットマン達です。是非よろしくお願いします。
本日はこの辺りで失礼します。藤堂でした。

チャムハムくんとあいすきゃんでー

お嬢様、お坊っちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。才木でございます。

近頃は急な暑さで、
早くも季節の移り変わりを感じさせられ、
私達の部屋では、チャムハムくんが、
(くんまでが名前らしいです)
舌を出し、息を荒くして寝そべっております。
その隣には、同じく佐々木が。
左隣には、浪川が。仲良く川の字です。
そう言えば、当月は、端午の節句もありましたね。

私?
私は、涼しい顔で、読書に勤しんでおります。
こういったものは、気の持ちようなのです。
強い精神力さえあれば、
多少の我慢など些事でございます……

「才木くん、私たちにも、アイスくださいよ」

嫌です。
アイスキャンディーは、文明の叡智ですね。

とはいえ、効能はそこまで長くありません。
30分もすれば、川の字の仲間入り、
何の字になるのかは良くもわかりませんが、
仕方の無いことです。

次の機会があれば、皆の分も含めて、
調達することに致しましょう。
チャムハムくんには、何がよろしいでしょうか?

お嬢様方のご意見も是非お聞かせくださいませ。

それでは、失礼致します。

才木

休憩中の一コマ

我々使用人はお嬢様、旦那様にお仕えする身でございまして
お休みを頂戴している時間はお嬢様の目に触れる事はございませんよね。

ですので少しだけ休憩中での出来事をこちらに…

つい先日私ちょっとだけ驚いた事がございました。

それは休憩室での出来事でした。

とっても長身で大人しい印象の隈川さん。

そんな隈川さんは怖いものが苦手な様でございます。

先日隈川さんが探し物をしていたらしく
立った状態、前屈みの姿勢でこちらに背を向け鞄をゴソゴソしておりました。

それを発見した椎名執事。

そんな椎名執事、実は少しだけ悪戯好きでございます。

隈川さんの後ろからそっと近づき…

「ワッ!!」

っと驚かしました!

その瞬間…
私は目にしたのです。

隈川さんが想像を超えるほど飛び跳ね…

「浮いた」のでございます。

どれくらい浮いたかというと、休憩室の少し低めな天井につきそうなくらいでございました。

私、ちょっとした競技を目にした気分になりました。

火事場のなんとやらと申しましょうか…
人の潜在能力は凄いものだと感じました。

~本日も素敵な一日になります様に~

百合野

スワロウテイル三銃士

お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。

お屋敷では今月、コラボレーションデザートプレートなるものがご用意されております。

今回コラボした作品名は「千銃士」。

私にとって耳馴染みのあるものは、やはりアレクサンドル・デュマの「三銃士」でございますが、なにかしら関係あるのでございましょうか。

さて、「三銃士」といえばアトス、アラミス、ポルトスの三名。
それぞれに個性の強いキャラクターでございますが、ご存知でございましょうか。

細かい説明はさておき、私なりに今のティーサロンでキャスティングするならば、というテーマで一考してみました。

まずアトスは、ズバリ大河内でございましょう。
歴戦の強者というにふさわしく、何よりビバレッジを代表する一人であることもイメージがかぶります。

次にアラミスは、黒崎でございましょうか。
二枚目をはる者は多くとも、軽妙さもとなると、
やはり彼でございましょう。

最後は桐島ですね。

あ、

間違えた。

ポルトスでしたね。
ダントツで桐島かと存じますが、
いかがでございましょうか?

おや、原作をあまりご存知ない?

少々刺激が強いかもしれませんが、
これを機にかの名作に触れてみるのはいかがでございましょう。

お嬢様の中でのキャスティングも聞いてみとう存じます。

それでは、
お早いお帰りをお待ちしております。