しっとりふわふわ

お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。

今月は大旦那様から、ケーキをご用意することをお許しいただきました。

特段ひねりを加えた、といったものではございません。

ただただ、しっとりと

そして高さを失わぬ程にふわふわと

お味に影響を与えぬように焼き色は控えめに

それらの点のみにこだわったチーズケーキでございます。

数量に限りはございますが、

是非機会がございましたらお試しくださいませ。

お早いお帰りを、お待ちしております。

前人未到の領域へ

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

ここ最近、足をより開脚出来るように少しずつ伸ばしている日誌をあげておりましたが、実は少しだけ進歩がございました。

いつも定期的に行っておりますストレッチ、通称『香川ストレッチ』をいつも通りこなしていた所、以前なら諦めていた箇所を少しだけ大きく伸ばせるようになりました。

ほんの少しの差ですから、周りの皆は当然気付きませんが、いつも同じ角度で挫折している私にとっては人類が月に初めて足を踏み入れたくらいの喜びを感じました。

これからも香川ストレッチを続けて少しでも大きく開脚出来るようになろうと心に誓った環でございました。

目指せY字バランス!

A new beginning

終わりの時は始まりの時でもある

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう、金澤でございます。

4月になり新たな生活をスタートされているお嬢様も多いことで御座いましょう、慣れぬうちは大変な事も多いと思います。慣れてしまえば大概の事は大丈夫になります。
いつの間にか「最初は大変だった」なんて言っているご自身に気づく筈でしょう。
影ながら応援しております。

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黒猫

桜花の盛りもいつしか過ぎ、行く春を惜しむ季節となりました。
お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

さて、意外と猫好きが多い当家の使用人達でございますが私も負けず劣らず猫が大好きでございます。

幼少の頃から猫が居る環境で暮らしており、故郷を離れるまでは居て当たりまえの存在でございました。

そんな歴代の猫の中でも一番私に懐いていたのが黒猫の「クロ」でございます。

私が中学生の時にチャトラの母猫から生まれたのが、雌の白猫「シロ」と雄の黒猫「クロ」の兄弟でございました。

子猫のうちは深夜の大運動会で手や足や顔を引っ掻かれ安眠できず、大きくなると私のお腹の上で熟睡しこれまた苦しくて安眠できず、かといって部屋から追い出すと何か寂しくて寝付けず・・・良い迷惑ではありましたが愛おしい存在でございました。

特に「クロ」は私の膝の上で居眠りをするという必殺技がございましたので可愛くて仕方ありませんでしたね。

私が進学そして就職のため故郷を離れてからも家族に愛され、その天寿を全うしたのが四月だったと記憶しております。

そこで、今回は折り紙で「黒猫」を折る事に致しました。

ただ折り方が複雑だったため工程は割愛させていただきましたのでお許しください。

出来上がりがこちら。

角度を変えてもう一枚。

ご興味ございましたらご質問いただければ幸いです。

では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。

桜の下には

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

テキサスのヒューストンへとお勤めに参りまして、帰国までの一週間。
その一週間で桜色の花びらは見る影もなく新緑に染まっておりました。

昔から桜の木の下には〜…なんていうお話がございますが、そうでなくても私は桜の下には近づけません。

もうじき、私の天敵たちがうねうねと陽気なダンスを踊り出す頃でしょう。

うーー考えただけで鳥肌が。

お嬢様もこの時期は木陰での読書より快適な室内のハンモックにしましょう!そうしましょう!ね!

隈川

春の午睡

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

長く感じられた冬もようやく終わりを告げ、本格的な春がやってまいりました。

―春眠、暁を覚えず。

という言葉もございまして、ぽかぽかとした陽気ともなりますと、ついつい眠気に襲われることもございます。

お嬢さま方は、お昼寝はお好きでございますか?

勤勉なることが理想とされる使用人にあるまじきことではございますが、実は司馬は昼寝が大好きでございます。
とはいえ、お嬢さま方にお仕えしている間は、さすがにそうそう惰眠をむさぼるわけにはまいりません。
そこで、たまにいただくお休みの時は、ここぞとばかりに朝寝坊と昼寝を楽しむようにしております。
やはりオンとオフの切り替えは大切でございまして、これもお仕事に精励するために必要な休息ではないでしょうか。
言い訳じみて申しわけございませんが、お仕事には差支えない程度にとどめておきますので、司馬の怠惰な休日をどうかお許しくださいませ。

さて、四月といえば、なにかと環境の変化もございます。お疲れになることも多いことかとお察しいたします。
お嬢さま方におかれましては、さぞやご多忙かとも存じますが、決して無理をなさらず、できれば春の陽気に身をまかせ、たまには気ままな午睡をお楽しみくださいませ。

私は、お目覚めの紅茶などご用意いたしましょう。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。