蜜漬けのナツメひとつ食べきる前に、紅茶が冷めていました。
季節の移ろいは、外出せずとも見つけられるものです。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
SWALLOWTAIL
一年の10/12まで来てしまいました。
月日の経過を早く感じるのは、地球の回る速度に変化がないのなら、きっとわたくしの変化なのでしょう。
伊織でございます。
9月という響きは秋らしさを内包するものの、いまだしばらくは夏の気配が去りそうにありません。
収穫をよろこぶのも、もうひと月ふた月先のことかと思うと、いっそ9月は夏であると断言してくれた方が心がやすまりそうです。
伊織でございます。
飾らず偽らず、何ごともありのままの方が魅力的であったりします。
自然もしかり、人工的な庭園の美しさもございましょうが、手の入らぬ野山の姿も魅力的なものです。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
季節の移り変わるさなか、いかがお過ごしでしょうか?
伊織でございます。
気に入ったひとつの道具があれば、同等の品はふたつもみっつも必要ないというのが信条です。
唯一無二の気に入りだからこそ、ますます思い入れも強まるというものです。
伊織でございます。
風薫る、なんて言葉で表現される季節の到来ですね。
爽やかな新緑の緑を揺らす風を「緑の風」と書き表したなら、お嬢様はどのように思われるでしょうか?
風は緑色じゃないと、ご指摘されるでしょうか?
ちなみに、留学中のWritingの授業にて「風が光る」という表現をそのまま英語にして文章を書いたところ、先生に「風は光るものではなくて、吹くものだ」と笑われました。
伊織でございます。
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読書をする際、どのような基準で本を選ばれますか?
メディアで取り上げられる注目作でしょうか、それとも気に入りの作家の作品でしょうか?
わたくしはジャンルも作家も対象読者もランダムに選ぶようにしております。
時には少年向けを、時には本格ミステリーを、もしくは海外作家のハードSFであったりと、手に取る本は本当に雑多極まりございません。
そんな中、失礼ながらまったく存じない作家、作品でありながら、作者名とタイトルだけで購入してしまった本がございます。
それが、藤原伊織著「ダックスフントのワープ」でございます。
藤原+伊織という非常に耳慣れた名前の組み合わせに、「ダックスフントのワープ」という興味深いタイトルは購入に値すると、瞬時に判断いたしました。
数編の短編作品を収録した文春文庫より発行されている作品でございます。
収録作品はどれも楽しく読めますので、移動や入浴のお供にぜひ手にとってみてください。