暦を新たに

甘酒づくりが習慣づき、ずっと作り置きを続けております。

伊織でございます。

 

 

4月を迎え、環境や立場に変化の生じるお嬢様もいらっしゃるかと存じます。

不安を感じることも多い時期であることも確かですが、先々への希望を忘れずにお過ごしいただきたいものです。

 

不安を感じるというのは決しておかしなことではありません。

新しいこと、知らないことに臨んで不安を感じない方が心の働きとしては不自然なことではないでしょうか。

そうした不安をどうか必要以上に取り上げ、大きな障害だと思わずにいただきたいのですが、言うは易しということも重重承知しております。

 

世の中にはたくさんの先輩方がおり、今感じられている不安を乗り越えてきたご経験をお持ちです。

素直に相談されることも大切です。

ご自身だけで立ち向かおうというのではなく、そうした先輩方のご経験を糧にすることもよろしいのではないのでしょうか。

実際に話を聞いてみたら一週間悩んでいたことが10分で解決した、なんてこともあるかもしれません。

 

来年また桜が咲く頃には、お嬢様ご自身が先輩としてご相談を受ける側になっているかもしれません。

初心を忘れずとは、常に自身が前を向くためだけの言葉とは思いません。

後ろを振り向き、後をついてくる者への気持ちを理解するための言葉でもあるのでしょう。

 

お嬢様のご活躍を心から祈っております。

Applause

ティーサロンスワロウテイルも開館20周年を迎えます。

前を向いていれば余りにも早くすぎ、いざ振り返れば遙かな時間でございます。

ティーサロンの歴史の多くに携われたことを心から嬉しく思います。

伊織でございます。

 

 

この記念すべき日に同じセカンドスチュワードである八幡とともにエクストラティーをご提供する光栄をたまわりました。

青いバラをモチーフとしてご用意する冷たい一杯でございます。

 

 

ちょうど10年前、開館10周年を記念してデザインさせていただいた懐中時計のことを思い出しておりました。

学生以来に取り出したコンパスとえんぴつ、消しゴムを手にデザインを描きおこし、完成までの様子をこの執事日誌にてご報告しておりました。

見返せばまだ当時の日誌が残っております。

手書きで描いては修正や変更を入れるためにコピーを取り、時にライトボックスを使って別紙に描いたものを書き写したり、かと思えば納品された2000個ほどの時計をすべてひとつずつ開封して傷がないかを確かめ、動作確認を繰り返しました。

 

 

いつかまたこうした手間と時間をかけた贈り物をご用意できる機会に恵まれることを心から願います。

大変でもあり、また楽しみでもある、お贈りするお嬢様方を思い浮かべながらの物作りは、長いティーサロンでの勤めの中でも屈指の思い出でございます。

 

 

過去の日誌へのしおりを以下にご用意いたします。

ご興味をおもちいただけましたなら、もしくは懐かしく振り返っていただけましたなら幸いです。

 

記念すべき日に向かって

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14329#more-14329

 

記念すべき日に向かって②

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14407#more-14407

 

記念すべき日に向かって③

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14449#more-14449

 

記念すべき日に向かって④

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14454#more-14454

 

記念すべき日に向かって⑤

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14469#more-14469

 

記念すべき日に向かって⑥

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14483#more-14483

 

記念すべき日に向かって⑦

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14488#more-14488

 

記念すべき日に向かって⑧

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14503#more-14503

 

記念すべき日に向かって⑨

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14506#more-14506

 

記念すべき日に向かって⑩

https://www.butlers-cafe.jp/blog/?p=14510#more-14510

あたためてみる

暦の上では春でございます。

肌ではなかなか実感できませんが、鼻は敏感に感じ取っております。

杉よりほかに春を実感させてくれるものはないものでしょうか。

伊織でございます。

 

 

ご体調はくずされておりませんか?

春とは申したものの、いまだ季節の移ろう最中でもあります。

寒暖の差が影響していないものかと心配いたします。

 

 

風邪の対策も様々ございますが、お嬢様はホットコーラをお試しになったことはございますでしょうか?

その名の通りあたたかいコーラでございます。

 

 

そのままただ温めるのではなく、ショウガとレモンを加えて飲むのが一般的だとききますが、どうも日本は例外のようです。

アジアやヨーロッパでは思いのほか飲まれているとの話を聞きました。いまだにわたくしは眉唾です。

 

 

作り方は簡単で、ショウガとレモンをコーラと共に鍋に入れて温めるだけです。

喉を痛めているときには、あたたかく甘い飲み物はうれしく感じるものですが、あのコーラがあたたかいというのは想像しづらいものです。

とはいえ、ショウガとレモンにハチミツで甘みをつけたと言われたら納得できる飲み物ですし、元来コーラに含まれるショウガをはじめとしたスパイス類にレモンを加えた温かい飲み物≠マサラチャイのようなものだと考えると「アリ」とも思えます。

 

 

ご体調を崩されるようなもしもの時がございましたら、お嬢様もお試しになってはいかがでしょうか?

もしもの時がないことを、まず第一に願っております。

寄り道

寒さの一層厳しくなる季節、お嬢様はいかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

 

調べ物をしておりますと、使っている媒体が本であってもコンピュータであっても、ついつい主題から外れて今必要のない関連項目に目が移ろってしまいます。

そうして脱線し、寄り道に精を出すうちに時間ばかりが経っていることに気づく————わたくしだけではない、世の常だと信じたいものです。

 

 

しかし寄り道で時間を失った気になってはおりますものの、そうした一見ムダな時間でしか得られなかっただろう(と信じている)知識もあるわけです。

おおよそこの寄り道で得たムダ(ではないと信じている)知識は、隈川に話すと喜ばれたりいたします。

 

 

いわゆる雑学というやつで、例えばトウモロコシの名前の由来が、

 

トウ=唐(とう)=中国

モロコシ=唐土(もろこし)=中国

 

で、意味だけ捉えると中国中国であったり、日本国内だけでも呼び方が267種も存在していたりなど、まったく必要性も緊急性もない内容だったりいたします。

 

 

まぁ、雑学とはそういうものだと言ってしまえばそれまでのことではございますが。

 

 

はたしてお嬢様の別宅ではどのようにお呼びでしょうか?

本年もよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。

伊織でございます。

 

今年はスワロウテイル開館20年を記念する年でもございます。

今一度わたくしども使用人のあり方、わたくしどもにできることを見返し、初心に立ち返ってティーサロンスワロウテイルがお嬢様がお帰りいただく場所であり続けられるよう努めてまいります。

 

休館があけ、直接新年のご挨拶ができますことをお待ちしております。

また1年、どうぞよろしくお願いいたします。

Ultima Forsan

今年もエクストラティー「ウルティマフォルサン」の時期がまいりました。

伊織でございます。

 

 

初めてこのウルティマフォルサンをお出ししたのが2015年、気がつけば10年目を迎えておりました。

もうすぐ終わり、ほとんど終わり、そのような意味の名でエクストラティーは、常々年末間近のせわしい時期にお届けしてまいりました。

1年を振り返り、1杯のお茶をもってお嬢様への年末のご挨拶とさせていただく、そうした思いを込めたものです。

 

 

年が変わるからといって、急に物事が大きく変じることなんて稀なことです。

とはいえ、ほんのささいなことが引き金となってあるべき物が無くなってしまったり、いたはずの人が消えてしまったり、信じていたことがウソになってしまったり、考えたくはありませんがそうした事が起こりえるのもまた世の常です。

 

 

「あたり前をあたり前だと信じ込まない」ということを学ぼうとしては挫折してきた過去が、ウルティマフォルサンのご提供に影響しているのだと感じています。

「疑う」ということはネガティブな思考ではありません。慎重であり、賢明な答えへの大事な一歩です。

 

 

さて、かくいうわたくしは慎重な1年を過ごせたのでしょうか?

答え合わせまでもうあと1年慎重に待ってみるとします

サンクスギビング

寒暖差の激しい中、いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

 

毎年この時期に思い返されるのがサンクスギビングの思い出でございます。

ボジョレー・ヌーボーの解禁が注目される中、10月のハロウィンと12月のクリスマスの狭間で意識の外に置かれてしまうのが11月第4木曜日のサンクスギビングデーです。

 

 

なじみがないのもしかるべきで、究極のところ日本人にとってはなんら関わりのない海外の祝日だからです。

ただどうしても、巨大なターキーの丸焼きがオーブンから現れた時の感動が忘れられず、人知れず「ああ、サンクスギビングデーが近いなぁ」と感じるのです。

 

 

自身でもターキーの丸焼きに挑戦したいものですが、さすがに小ぶりなターキーでも手持ちのオーブンに入るか不安が絶えず、いまだに一歩踏み出せずにおります。

果たして挑戦に踏み切ることができるか……今年は見送りになりそうです。