寒さ本番

司馬でございます。皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

二月となりました。古風に申し上げれば、如月となりますが、同じ読みでも、“衣更着”という異名があることをご存知でしょうか?一説によりますと、まだ寒さが残っているので、衣を更に着る月、という意味だそうでございます。たしかに、寒さはますます厳しくなっていくようでございます。
予想されていた暖冬をまざまざと実感するような、季節外れの温かさが続いておりましたが、ようやく冬の本番を迎えることになりそうでございますね。お嬢様方におかれましても、その“衣更着”という言葉通りに、さらに厚手の冬のお召し物が必要となることでございましょう。どうかご準備を怠りなく。

ただ、その冬の日差しは、徐々にぬくもりを取り戻しつつあります。窓辺の椅子に腰かけ、さしこむ陽光でのんびり日向ぼっこをしながら、温かいお飲み物でもいかがでしょうか?これもまた、冬の楽しみの一つでございます。
定番の紅茶もよろしゅうございますが、風邪予防にビタミンCの補給も必要です。ここは、紅茶係に言いつけまして、特別にホット・レモネードなども、ご用意いたしましょう。

冬来たりなば春遠からじ、と申します。どうか、体調をお崩しにならず、陽気な春の訪れまで、どうぞお元気にお過ごしくださいませ。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。

謹賀新年

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

明けましておめでとうございます。
昨年はいかがでございましたか?
楽しいことがいっぱいの一年でしたら、これほど嬉しいことはございません。
残念ながら、それほどではなかったお方には、今年こそ吉事に恵まれますよう、心からお祈り申し上げます。

さて、2020年、オリンピックイヤーとなりました。
開催が決まったのはついこの前のように思っておりましたが、早いものでございますね。

スポーツは実践も観戦も不得手な司馬でございますが、やはりほぼ半世紀ぶりの大イベントですので、無責任にわくわくしております。
諸外国から久しぶりにご帰宅になるお嬢様もいらっしゃいますので、お世話をするのも楽しみでございます。

お祭り騒ぎで、慌ただしい一年となってしまいそうですが、お嬢様方と共に、今年もにぎやかに過ごしていきたいとぞんじております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

夏の終わり、秋の始まり

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

まだまだ残暑も厳しく感じられますが、朝夕に秋の気配が忍び寄ってまいりました。
寒暖の差もさることながら、夏の疲れがそろそろ出てくる頃でございます。
どうぞ、充分にご自愛くださいませ。

さて、今年の夏は、いかがでございましたか?
あ、このような問いかけは、夏の終わりをますます感じさせて、お嬢さま方を寂しい気分にさせてしまうかもしれませんね。

今年の夏も、お屋敷でお見かけするお嬢さま方の瞳の色は、日差しに劣らず輝いておりました。
きっと楽しい夏をお過ごしになられたのでございますね。
スワロウテイルでの憩いの時が、お嬢さま方の思い出を彩る一幕となりましたでしょうか?
ならば、司馬はとてもうれしゅうございます。

・・・とはいえ、九月といえども日中はまだまだお暑うございます。
アイスティーのラインナップがまだまだ豊富でございますので、どうぞこちらでも涼をお求めくださいませ。
もちろん、肌寒い秋晴れには、ふさわしい暖かいお飲み物を。
お申しつけ下されば、すぐに肩を包むショールもお持ちいたしましょう。
どうか、実り多き秋をお迎えくださいませ。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。

八月十九日は“819”の日

司馬でございます。皆様、お健やかにお過ごしでございますか?

毎年、同じようなことを申し上げておりますが、今年は梅雨が長かったせいもあり、不意にやってきた真夏の暑さが、殊に厳しく感じられるようでございます。やせ我慢などはどなたも得をいたしません。水分補給はしっかりとなさって、毎日のお食事は充分に。夜遊びもほどほどになさいまして、規則正しい就寝時間を守るよう、重々ご自愛くださいませ。

とは申し上げましたが、真夏の夜に庭園などをそぞろ歩くのは、なかなかに魅力的でございます。冬の星のような冴え冴えとした輝きはございませんが、白昼の暑さから解放され、木立の間を通る夜風にあたりながら、煌々とした月明かりを見上げておりますと、私のような不粋者でも、なにか詩情のようなものが湧いて出ることもございます。

たまには、一句でもしたためてみましょうか。う~ん。なかなかすぐには浮かばないものでございますね。あらためて思い浮かびましたら、近々にご披露の機会もあるかと存じます。その時は、司馬の下手の横好きな一句、笑ってご鑑賞いただければ幸いでございます。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。