花言葉は「清らかな心」

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
暑い日が続きます、お体には十分お気をつけ下さいませ。

さて先日の事ですが、ふと立ち寄った公園に蓮の花が咲いていました。
蓮の花と言えば夏の朝というイメージでございますが、この日はあいにくの雨模様で午後の時間でした。
やはり花は蕾が多かったのですが、ポツポツと綺麗に咲いている花もあり心が癒されます。
その中に蓮の葉の下で雨宿りをしている花がいました。

なんとも可愛らしく写真に納めましたので、お嬢様方にも癒しのお裾分け

おとぎ話の中に大きな蓮の葉の傘が出てきますが、ちょっとそんな感じでクスクスニヤニヤしてしまいます。

なんだか姫睡蓮が飲みたくなってきました

そういえば姫睡蓮も焼酎に合う気がします
カナリーハイ、いいあんばいハイに続き、姫睡蓮ハイもいいですね!

ん?なんですって、蓮と睡蓮は違うと

でも姫蓮という蓮もあるみたいですし、睡は蓮の葉の下で休んでおいてもらうとして、えーっと、えーっと

ではごきげんよう

『One summer’s day』♪

お茶の名

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
桜の季節が終わると、新緑の季節へと移ってまいります。

こんな季節にぴったりなお茶をご存知でございましょうか?
爽やかな春風のような、お嬢様にそっと寄り添うような、そんな春らしいお茶
当家のお品書きにひっそりと記載されているそんなお茶
ご存知でございますか?
そのお茶の名は、

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不香の花

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう、金澤でございます。
冬真っ只中、寒い日が続きますのでどうぞお体には十分お気をつけ下さいませ。

さてタイトルにございます「不香の花」(ふきょうのはな)、2月5日にご用意させて頂きますエクストラティーの名でございます。
今回のエクストラティーは伊織主導の元、アシスタントに金澤が務めさせて頂きます。
私はこの伊織の考えた不香の花という名前、感動するくらい気に入りました、さすが伊織でございます、美しい日本語をよく知っています。
「不香の花」は雪のこと、雪は香りの無い美しい花…。

それは半年も前の事だった…
その日、私はマスターオブサーヴァンツホールの務めにつき、紅茶係は伊織さんでした。
伊織さんが何やら見慣れぬお茶を淹れている、聞くと金沢の和紅茶だという、もともと黒崎くんが見つけて美味しいのでと持ってきてくれたお茶らしい
「いただきます」
「美味しい!優しい甘味もありすっきりの中にも深みがある」
とっても日本らしい優雅さのあるお茶でした。

そこで突然伊織さんが言い出した。
伊織「このお茶を使ってエクストラティーを作ってみたい」
何かひらめいたようだ
伊織「時は冬辺りに、金澤さん一緒にどう?」
!!
これまた突然のお誘いに驚く
お屋敷のエクストラティーの長い歴史の中で伊織さんと組んだ事は今まで一度もなかった。
今後も無いんだろうと、少し寂しかった…

だがしかし、突然の直々のお誘いである!

金澤(表向)「なるほどそうですねーどうしようかなー」
金澤(内心)「断る理由はまったくない」
伊織「ぜひぜひ金沢のお茶ですし」
金澤(表向)「そこかい!」
伊織「ぜひぜひ」
金澤(表向)「んーじゃあ仕方ない、いいですよ」
金澤(内心)「どうぞどうぞ伊織さんのエクストラの為なら馬車馬のように働きます!」

といった半年前のある日でした。

そして冬に…
お茶自体は伊織さんがレシピも完成させたのですが、そこにちょっとエンタメ要素を加えたい、伊織さんと話し合い、冬の金沢の情景といえば兼六園の雪吊りが思い浮かぶとなった。
ここは私の出番である
スワロウテイル工作&DIY部(非公認)の部長としては得意分野である。

ティーサロンに居ながらも金沢の情景を思い浮かべてもらうには、金沢の雪吊りを持って来ちゃえばいいのである。

雪吊りのミニジオラマを作ります。
いろいろ材料を用意しました、全部ではないですが、足りない物は追々と。

土台を作っていきます。
ジオラマは遠い昔に作って以来、手探りで進めていきます。

いきなり作業が進みましたが、途中の写真を撮り忘れました。七分出来たところです。

この日誌を書いている時点でまだ写真の状態ですが、当日までには完成させて、伊織の押す紅茶ワゴンの上に乗せておきます。
手にとってご覧いただけるようにしておきますので、宜しければ雪吊りの情景と共にお茶を楽しんで下さいませ。

ティーブレイクをしながら…
『 あの頃へ 』♪

エメラルドの重み

金澤でございます。

この度、グルームオブチェインバーの任を仰せつかりました事をご報告申し上げます。

使用人として歩んできた道のりを思い、そしてこれから続く未来を考え筆をとっております。

思う事は今までもこの先も同じ、「心」を大切にこれからも精進して参ります。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

アリとキリギリス

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう、金澤でございます。

突然ですが、イソップ童話の「アリとキリギリス」をご存知でございましょうか?
あまりにも有名なお話なのでご存知でございましょう。

夏の間、アリは冬の食料を蓄える為に働き続け、キリギリスは陽気に遊んで過ごす。その時、働き続けるアリ達をキリギリスはバカにしていた。
やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからない、どうしようもなくなったキリギリスはアリに助けを求めるが、アリはキリギリスに遊び呆けていたのだから自業自得と言い放つ。
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人生訓を教えられる深いお話です。
何事においても当てはまると思います。

只今私はキリギリスの気持ちでございます…

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