ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
この度、大旦那様の命によりグルームオブチェインバーの役職を授かりましたことをご報告いたします。
SWALLOWTAIL
これはとある日の出来事。
私と高垣、使用人食堂にたまたま居合わせた時のことです。
二人とも食事を済ませて休憩していたのですが、目の前には包装紙に包まれた飴の入った瓶が。
どうやら海外で伊織が買ってきたお土産らしく、使用人皆で食べてとの書き置き。
食後に甘いものを摂ろうと二人でテーブルに並べてみたのですが、海外のお菓子はたまにすごい味のものがあり、中身が分からないのがネック。
同じ包装紙には同じ味の飴が入ってるでしょうから、アタリを引けばその紙の飴はアタリ、その逆もまた然りです。
折角の食後のデザート。
是非ともアタリを引きたい二人で初めから牽制し合っていました。
環「高垣君、これ美味しそうだよ」
高垣「いえ、包み紙的にハズレな気がしますので、環さんが食べてみればいいじゃないですか」
環「いやいや、私は後輩に美味しいものを食べてもらいたくて勧めているんだ。食べてみて」
高垣「…ちょっと怪しいので私はこれを食べます」
環「あ、それは私が目をつけていた安全そうな飴…。高垣君、いい飴に目をつけたね」
高垣「私はこれを食べます!」
環「では私はこれを。せーので食べてみようか」
高垣「いいですよ」
もぐもぐ…
もぐもぐ…
環「うん、普通に美味しい」
高垣「はい、私も普通に美味しかったです」
せめてどちらかは変わった味だったなら面白かったのですが、生憎二人とも美味しい飴でした。
その後、二人で食器を片付けていると後ろから使用人の断末魔が聞こえてきたのはきっと気のせいでしょう…。
運の良い二人でございました。
ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
今回フットマンケーキ(?)として、私の好物であるプリンと白玉クリームぜんざいを組み合わせたスイーツをご紹介いたします。
プリンが好きなのはもちろんのこと、それとは違う魅力の白玉クリームぜんざいを組み合わせることによって、もっと美味しくなるのではないかというのが今回ご用意するきっかけでございます。
両方とも有名なスイーツでございますので、組み合わせようと試みたパティシエは今までにもいたのでないかと思われますが、一度も世に出ていないことを考えますとなかなか組み合わせるのが難しい二つなのかと推測されます。
しかし、当家の有能なパティシエの力により、今回その夢が叶いました。
プリンには作る過程で黒蜜をブレンドすることによって和菓子に寄り添ったスイーツが完成いたしました。
決して他では味わえない一品。
プリンが好きな方はもちろん、その新しい可能性を食してみたいという方も是非お召し上がりくださいませ。
それでは。
ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
最近、特に体力の衰えを感じていたので筋力トレーニングを行なっているのですが、具体的にどこを鍛えれば良いか悩んでおります。
今は腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワット(軽く)を行なっておりますが、もう一つくらいあっても良いような気がします。
やはり筋肉と言えば桐島でございますので、彼に聞いてみたところ、
有酸素運動と無酸素運動をバランス良く行うのが良いのだそうです。
うむ、ジョギングもトレーニングに取り入れましょうか。
まずは30分くらいを目安に。
少しずつ習慣にしようかと存じます。
では、また。
お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
ある日、とある雑誌を読んでおりましたら料理人のコラムが目に飛び込んできました。
その方が作る料理に定番は存在せず、常に新しい料理を開発、提供しているのだそうです。
その理由を聞くと、
「ずっと同じ料理を作っているだけだとテンションが下がってしまう」
のだそうです。
もちろん同じものを作り続け、それを受け継ぐことも大切なのですが、常にチャレンジする精神も忘れないでいたいものです。
精進する心を忘れずに。
では、また。
ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。
突然ですがこの間、瑞沢からお菓子をいただきました。
自身が考案した抹茶チョコタルト。
前から気になっていたのですが、口にする機会がなかったと本人に話したらわざわざ用意してくれました。
肝心の味ですが…、
抹茶のストレートな美味しさにチョコの甘さとナッツの食感が相まって間違いない一品でございました。
なぜ抹茶とチョコレートにしたのかは改めて彼に聞いてみることにします。
きっとこのタルトに対する熱い想いがあると踏んでいるので、どんな話が出るか今から楽しみです。
では、また。