霊感

残暑厳しい毎日でございますが健やかにお過ごしでしょうか?
宗近でございます。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉も過去のものになりつつあるのかもしれませんね。

まだまだ暑い、暑いといえば怪談、ということで先日、落語の「死神」を聴いてまいりました。
米津玄師さんも歌にされていますのでお嬢様もご存知かもしれませんね。
少し肝が冷えるオチが昔から好きな落語の一つでございます。

そんな怪談話が好きな私でございますが、実は幼い頃より霊感はまっっったくございません。
霊を見たことも、金縛りにあったことも、ブラウン管から髪の長い女が這い出てきた経験もございません。

それならば霊は怖くないか?というと真逆でございます。
見たことはございませんが存在する気がしておりますので余計怖いのです。
夜の心霊番組は録画して午前中に観るようにしております。

それゆえにお嬢様、私めには決して真実味のある怖いお話はなさいませんようお願い申し上げます。

ごあいさつ

初めてご挨拶させていただきます。
ご縁あって大旦那様より執事のお役目を賜りました 「宗近」(むねちか) と申します。

お屋敷に参ってまだ日の浅い私ですが、使用人の方々の熱意と愛情に満ちた姿勢から大旦那様はじめ奥様、お嬢さま、お坊ちゃまのお人柄の素晴らしさを感じております。

皆さまにお仕えする者の末席に連ねていただける誉れに恥じぬよう、日々努力してまいります。
これからよろしくお願い申し上げます。