日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

夏休みの思い出

早朝カブトムシやクワガタを捕りに森へ行ったこと。

毎朝広場に集まってのラジオ体操。

毎日学校のプールへ行ったこと。

プールの帰りに必ず行ってた駄菓子屋。

入道雲の大きさで空の高さを知った暑い日の空。

夕立ちの後のアスファルトの匂い。

テントでの寝泊まりに心踊らせたキャンプ。

飯盒炊飯で炊いたご飯で食べたカレーライス。

火の粉がどこまでも昇りパチパチと木が焼ける音に神秘さを感じたキャンプファイヤー。

焼けるような砂浜。

目を離せなかった線香花火の儚い輝。

身体中に響く音と夜空に儚く咲き開く光の花華に感動した花火大会。

決まって帰り道には楽しかった思い出よりも寂しさを感じ帰路につく夏祭りの後。

ホタルが奏でる光の音楽。

テレビから流れる高校野球の映像。

線香の香り。

満天の星空。

他にもたくさん。   たくさん。

 

そんな懐かしい昔を思い出しながら考えたフットマンアイスの
バニラアイス&ラムネソルベ、いかがでございましたか?

お嬢様にとって素敵な夏の思い出の1ページとなっていただければ幸いでございます。

まだまだ暑い残暑の候、ご無理なさいませんように。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

一歩外に出た瞬間暑さで出かけるのも躊躇してしまうそんな季節。体調など崩してはおられませんか?

 

この季節私はよく蓮の花を見に行きます。

池一面を覆いつくすおびただしいまでの青々とした緑の蓮の葉は生命力に溢れ、見ているとバテ気味で少々滅入った心や身体を回復してくれているような気になります。

一つ残念だったのは着いたのが正午を回っておりほとんどの花が蕾に戻り始めた時間だったこと。
蓮の花は日の出とともにゆっくり咲き始め午前9時頃に完全に咲き、その後ゆっくりと蕾に戻ります。
そのため咲いた花が少なく、すでに蕾になっているものが多かったのが心残りで、必ずきれいに咲き揃った時間にまた来ようとリベンジを誓うのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みにその日の御夕飯はれんこんを買って帰り挟み焼きときんぴらをつくり美味しくいただきました(ちなみにれんこんは蓮の根ではなく泥の中の肥大茎の部分のことでございます)。

そんな小暑の項のとある一日でした。

 

それではご自愛下さいまして、元気にご帰宅されるのをお待ちしております。

七変化が咲く頃

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

まさに紫陽花の美しい時期でございますね。

 

紫陽花には2000以上の品種があると言われており色や形が多様でございます。

咲き方、形状については3種類あり

がく咲き(額咲き)は円の周りに大きな花びら(装飾花)ができ、中央部分には粒々の小さな花(両性花)しか咲かない特徴があります。両性花が絵になっていて、装飾花が周辺を飾っている額縁のように見えることから「ガクアジサイ」と呼ばれております。

てまり咲き(玉咲き)は手毬のように大きな装飾花が丸くなって咲く咲き方をいたします。装飾花しか存在せず、両性花はほんのちょっとだけしかついていない特徴がございます。

円錐形(コーン型)は花房が円錐形になっており、装飾花と両性花が均等に分布しております。

そして紫陽花の色は土壌のpH値、アルミニウム等の金属イオンやアントシアニン等の色素によって変わるそうです。酸性の土壌では青色、アルカリ性の土壌ではピンク色の花が咲くそうです。不思議でございますね。

また今年伸びた枝は来年花が咲くことがなく、花が咲く枝は2年前に伸びた枝という特徴がございます。

 

そんな魅力につつまれた紫陽花を先日電車に揺られ少々遠出をして名所へ行き堪能してきました。

まさに見頃で見渡す限りの紫陽花は本当に綺麗でこの時分だからこその日本の美をめいいっぱい感じて参りました。

お嬢様がご帰宅の際にはその時の心躍る素敵な体験のお話をできればと存じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしご多忙ゆえ名所といわれるような所や花園等に行くことが叶わなければどうぞ近くのお花屋さんの前でほんの一時でも足をお止めくださいませ。
多種多様な紫陽花が並んでおります。見ることでほんの少しでもお心が安らげば何よりでございます。

 

まとわりつくような湿気の多い日もあれば真夏のような暑い日もあり体調を崩してはおりませんでしょうか?

どうぞ十分にご自愛下さいませ。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

私、少々残念な気持ちでおります。

それは今年も藤の花のトンネルをくぐり心ゆくまで堪能する予定だったのが…行ってみるとすでに終わっており、ひとひらすら見ることができず。
もちろん別の場所へも足を運びましたがそこも終わっておりました。
気のせいでしょうか藤の花のシーズンが年々早まっているような。

しかし時期が過ぎ行く花があれば迎える花もございます。

ここからが今月の葉山散歩。

今まさに見頃を迎えているのはお屋敷にも関係深いバラの花でございます。
一季咲きのバラはまさに美しい季節。
ともなれば少し遠い場所だとしてもバラ園へと赴きめいいっぱい満喫しなくては。

そうしてその園へ足を踏み入れるとそこに広がる一面の美しいバラの花畑。
赤、白、黄色、ピンク、淡い紫、私の持ち合わせている言葉では表現できないさまざまな色の薔薇の花のお出迎え。

 

 

 

 

 

 

一輪一輪、一本一本、ゆっくりと見ていきます。芳醇で優雅なバラの香りを感じつつ、時間を忘れ。

 

よく言われているバラの花を見ると精神的な幸福に良い影響を与えるからか、それはもう心も身体もめいいっぱいリラックスできました。

帰り道、数時間お散歩をして少し日焼けをしたことに気がついた。そんな五月晴れの一日でした。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

 

環境の変化や気温の変化などで体調をくずしたりしてはしておられませんでしょうか。

葉山です。

 

今年は桜の開花をじらされたせいか今までにないほどに桜を見たい欲求に駆られ様々な所に足を運び、それはもう時間を忘れのんびりとじっくりと花見を致しました。

どこの桜も繚乱たるその様は綺麗でとても美しかったです。

しかしながらあのいつまでも胸の内に残る素晴らしい情景をありきたりな言葉でしか表現できないことたるや自分の表現力の乏しさに痛恨の念を覚えてしまう今年はそんな桜のシーズンでございました。

 

さて、もう四季の移り変わりを感じる葉桜の候でございますが近くではカンザンが咲き乱れるころ。まだもう少しは花見を楽しめそうです。

お散歩

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

先日暖かな日差しを感じかなり早く目が覚めてしまったので桜のつぼみの具合などを見にウォーキングを兼ねてお散歩お散歩。

 

昨年なら既に桜の開花宣言がされたころ標本木はまだでも1輪2輪は見れるのではと思い期待し近くの公園から。

どれどれ…ん~全く咲いていない。つぼみはだいぶ色づき膨らんできてはいるが、ここ数日は寒の戻りでだいぶ寒い日が続いたし仕方ないでしょう。

とはいえこのまま帰るのも些か趣寂しく感じたのでよく行く神社や有名な桜の名所まで足を延ばしてみる事に。

神社に着くも全く咲いておらず、しっかりとお参りをして甘酒をいただき御神馬に挨拶をして神社を後に。

そして桜の名所の公園に着くと驚いたのは人の数。

ざっと見て歩いたものの沢山ある桜の木で咲いていたのを1輪すら見つけることができなかったにも関わらず私と同じように桜の花を探しに来たのか…はわかりませんが。

 

だいぶ歩いて疲れたものの今日求め探したことでいつになく桜の開花が楽しみになりました。

公園の中にあるカフェでぼんやり休憩をし、帰りに大好きなハンバーグを食べて帰った三月尽のそんな1日でした。

お嬢様もお花見にお出かけののち、お疲れをティーサロンで癒してくださいませ。

降る雪に想う

ご機嫌麗しゅうございます。

葉山でございます。

お嬢様、体調など崩されておりませんでしょうか?
私は日々寒暖差に戸惑いつつも元気に励んでおります。

先日御屋敷の周りがうっすらと雪化粧をしたのを拝見し、いろいろと思うところがございました。

昔は雪が降ると嬉しくなって雪だるまを作ったりウィンタースポーツなど積極的に雪遊びをしておりましたが、今はもう自ら触れることも憚られる始末。そのような自分の変化に少々寂しさを感じつつも、やはり冷たい雪と戯れるのは些か…。

しかしながら雪景色を拝見するのは心が洗われるようでとても好きでございます。
あたかも古よりずっとそのままでそこに佇んでいたかのような雪山の一面銀世界の風景や、降っている白い結晶が周りの音を吸い取りながら地面に積もり、木々や建物を覆っていく光景など。

雪が降ることも年々少なくなっているように感じられますが本当に稀に降るからこそ、その時に様々なことを考えてしまうのだと存じます。

ここ数日は春のような陽気でございますがまだ2月、「如月」と言われるようになった一説のように2月は特に寒さが厳しくなる月のため、普段より着物を多めに重ね着する事から「着物を更に着る」つまり「着更着(きさらぎ)」。
まだまだ油断することなくお身体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。