日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

 

環境の変化や気温の変化などで体調をくずしたりしてはしておられませんでしょうか。

葉山です。

 

今年は桜の開花をじらされたせいか今までにないほどに桜を見たい欲求に駆られ様々な所に足を運び、それはもう時間を忘れのんびりとじっくりと花見を致しました。

どこの桜も繚乱たるその様は綺麗でとても美しかったです。

しかしながらあのいつまでも胸の内に残る素晴らしい情景をありきたりな言葉でしか表現できないことたるや自分の表現力の乏しさに痛恨の念を覚えてしまう今年はそんな桜のシーズンでございました。

 

さて、もう四季の移り変わりを感じる葉桜の候でございますが近くではカンザンが咲き乱れるころ。まだもう少しは花見を楽しめそうです。

お散歩

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

先日暖かな日差しを感じかなり早く目が覚めてしまったので桜のつぼみの具合などを見にウォーキングを兼ねてお散歩お散歩。

 

昨年なら既に桜の開花宣言がされたころ標本木はまだでも1輪2輪は見れるのではと思い期待し近くの公園から。

どれどれ…ん~全く咲いていない。つぼみはだいぶ色づき膨らんできてはいるが、ここ数日は寒の戻りでだいぶ寒い日が続いたし仕方ないでしょう。

とはいえこのまま帰るのも些か趣寂しく感じたのでよく行く神社や有名な桜の名所まで足を延ばしてみる事に。

神社に着くも全く咲いておらず、しっかりとお参りをして甘酒をいただき御神馬に挨拶をして神社を後に。

そして桜の名所の公園に着くと驚いたのは人の数。

ざっと見て歩いたものの沢山ある桜の木で咲いていたのを1輪すら見つけることができなかったにも関わらず私と同じように桜の花を探しに来たのか…はわかりませんが。

 

だいぶ歩いて疲れたものの今日求め探したことでいつになく桜の開花が楽しみになりました。

公園の中にあるカフェでぼんやり休憩をし、帰りに大好きなハンバーグを食べて帰った三月尽のそんな1日でした。

お嬢様もお花見にお出かけののち、お疲れをティーサロンで癒してくださいませ。

降る雪に想う

ご機嫌麗しゅうございます。

葉山でございます。

お嬢様、体調など崩されておりませんでしょうか?
私は日々寒暖差に戸惑いつつも元気に励んでおります。

先日御屋敷の周りがうっすらと雪化粧をしたのを拝見し、いろいろと思うところがございました。

昔は雪が降ると嬉しくなって雪だるまを作ったりウィンタースポーツなど積極的に雪遊びをしておりましたが、今はもう自ら触れることも憚られる始末。そのような自分の変化に少々寂しさを感じつつも、やはり冷たい雪と戯れるのは些か…。

しかしながら雪景色を拝見するのは心が洗われるようでとても好きでございます。
あたかも古よりずっとそのままでそこに佇んでいたかのような雪山の一面銀世界の風景や、降っている白い結晶が周りの音を吸い取りながら地面に積もり、木々や建物を覆っていく光景など。

雪が降ることも年々少なくなっているように感じられますが本当に稀に降るからこそ、その時に様々なことを考えてしまうのだと存じます。

ここ数日は春のような陽気でございますがまだ2月、「如月」と言われるようになった一説のように2月は特に寒さが厳しくなる月のため、普段より着物を多めに重ね着する事から「着物を更に着る」つまり「着更着(きさらぎ)」。
まだまだ油断することなくお身体にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

大寒の候、新年を迎え早くも20日を過ぎましたがいかがお過ごしでしょうか。

さて、私の本年の目標は一言「前進する年にする」でございます。
お嬢様はもちろん御屋敷のためにも一歩一歩しっかりと進み学び成長できるように努力して参りたいと存じております。

お嬢様は新年にあたりどのような事を胸に抱いたのでしょう。

何にせよお嬢様にとってこの一年が充実した年になりますように。幸せと成功を心から応援しております。

少々ご挨拶が遅くなってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

 

推し移る

ご機嫌麗しゅうございます。
葉山でございます。

先日紅葉を観に行ってまいりました。

数箇所のお寺を巡り庭園などを拝見しました。眼の前に広がるこの季節ならではの空間美に時間を忘れ身も心も癒やされました。

夏の猛暑のせいでもみじの葉の表面が焼けてしまい今年の紅葉は例年に比べると些かくすんで見える。これからの紅葉はこのような色づきがあたりまえになってしまうのかなぁ‥。
とあるお寺で住職さんが心做しか淋しげに感じられる表情で仰っていたのが印象的でございました。

そのようなお話を伺うまでは同じ時期に出向いたらいつでも変わらず拝見できると思っていた情景が年々移り変わりそうではないという事に気がついた出来事でございました。

 

さて気がつけば早いもので12月も後半となり朝晩はだいぶ冷えこむ日も増えてまいりました。

どうぞお身体にはじゅうぶんお気をつけくださいませ。

またのご帰宅をお待ちしております。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

このような大きなお屋敷で執事の任を仰せつかり大変恐縮いたしております。
葉山でございます。

先日北にございます別邸より大旦那様にお声をかけて頂きこちらのお屋敷に移って参りました。

こちらに来て従事している使用人の方々の意識と向上心の高さに感銘を受けわたくしも改めて背筋の正される思いでおります。

まだまだ新しい環境に戸惑うこともございますが、日々学びながら日々精進して参りたいと存じております。

どうぞよろしくお願いいたします。