日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

時が経つのはとても早いものでございまして、
私がお給仕を初めてから既に半年が経とうとしております

そして気づけば今年も残り1ヶ月、

お嬢様は年の初めに定めた目標は達成出来ましたか?

私事ですが お給仕の間に
私の趣味のひとつであるけん玉に再度 興じようと考えている所存です。

ここ最近は時間を取らず怠けているところもございましたから
ここで年が明ける前に、
今1度腕をさらに磨きあげようと思います。

いつかお披露目できる機会がございましたら
少しお付き合いくださいませ。

ps.

以前のケーキサロンはお楽しみ頂けましたか?
ぜひともお屋敷にてお言葉を頂ければ嬉しゅうございます。

はろうぃーん。

お嬢様 ご機嫌麗しゅうございます

世ははろうぃーんの真っ只中でございますね。

ところでこの時期によく見かけるジャック・オ・ランタン、カボチャで出来た少し不気味な見た目をしておりますが、
実は最初はカブを用いられていたのはご存知でしょうか?

そもそものジャック・オ・ランタンの由来にはひとつの物語がございます。

昔 ジャックという酒好きでイタズラ好きな暴れん坊がおりました。
ハロウィンの夜に酒に溺れ、悪魔と出会い 魂を取られてしまいそうなところ

「最後に酒を飲ませてくれ〜」

と悪魔にお願いしたそうで、
渋々コインに化けてお酒を買わせてあげようと悪魔がコインに化けたところ、ジャックはお財布に悪魔を閉じ込めたそうです。

懲らしめられて降参した悪魔はジャックに10年間は魂を取らないと約束して解放されたのですが、その10年後 ジャックの前に再び悪魔は現れました。

その際 ジャックは
「最後にあの木に成ってるリンゴが食べたい」
と 悪魔は疑いつつも最後の願いを聞き入れるために木に登ってリンゴを取ってあげようとしたのです。

その隙をみたジャックは木に十字架を刻み込み、悪魔を再び懲らしめました。
二度とジャックから魂を取らないと約束して悪魔は解放されたのですが
程なくして ジャックは寿命でこの世を去ったのです。

ですが魂を取られず、またイタズラをしすぎたジャックの魂は天国へも地獄へも行けず、困り果てておりました。

悪魔にどうしたらいいのかと訪ねたところ、元の場所へ戻りなさいと追い返されてしまうのです。

困り果てたジャックは仕方なく来た道を戻ろうとするのですが眼前に広がるのは暗く冷たい道が、、、
ジャックは悪魔にひとつお願いをして小さな炎の魂をもらいました。

その炎を消さない為にジャックは道にころがっていたカブをくり抜きランタンにして道を彷徨い歩いているのです。

時は経ちましたが今でもジャックはランタンを片手にどこか暗い道のりを彷徨い歩いているのだとか、、、、、、

長くなってしまいましたが
このお話がジャック・オ・ランタンの由来と言われております。

お嬢様も悪魔が現れたとてあまりイタズラが過ぎるのはいけませんよ。

え、何故このような話をしたのかでございますか?

・・・・・・・

ワタシもイタズラがダイスキだからです。

秋のオーケストラ

ご機嫌麗しゅうございます。
お嬢様 お変わりございませんか?

いつの間にやら外から聞こえてくる虫たちの鳴き声も変わってしまいましたね

秋の夕暮れにはコオロギや鈴虫達が様々な箇所にてそれぞれソロ(独奏)やデュオ(二重奏)、トリオ(三重奏)を奏でており、
少し楽しくもありつつ、またほんの少し切なさを覚えてしまいます。

きっとお屋敷の庭園ではお嬢様の為に皆が披露するためのオーケストラの練習をしていることでしょうから

火野も彼らの為に夕暮れの陽射しを照明としたふさわしいコンサートホールをご用意致しましょう。

楽しみにお聴きくださいませ。

夏の楽しみ

ご機嫌麗しゅうございます。

お嬢様、お坊ちゃま 熱い日が続いておりますが体調を崩されてなどおりませんか?
実は私、四季の中でも夏を特別好んでおります。
暑いながらも夏には様々な楽しみ方がございますから。

ですが中には夏の楽しみ方をあまりご存じでないお嬢様もいらっしゃるはず、

ですので本日は、日々社会勉強にてお疲れのお嬢様の為に 古来より伝わる涼をとるのに最適な組み合わせをお教え致しましょう

それは、

風鈴+うちわ+浴衣でございます!!

まずは
風鈴の奏でる音に耳を傾けていただき心から涼やかに、
そして
夏の風物詩と言っても過言ではないうちわ。
ですがお嬢様ご自身に仰いで頂くなどもってのほかではございます、
よろしければ 火野が隣で大きなうちわを力一杯仰いでご覧に入れましょう。

そして浴衣でございますが、何も着るだけではなく浴衣姿の使用人を見ていただくのもよろしいかと
おや、そういえば何やらギフトショップにてちょうどよろしい物がご用意されているとのことですが、、、

夏の楽しみ、またひとつ増えてしまいましたね。

火野

ご挨拶

ご機嫌麗しゅうございます。
お嬢様、お坊ちゃま
この度大旦那様より任を頂きまして
先日よりティーサロンにてお給仕致しております、
火野でございます。

至らぬ点もあるかと存じますが
優しい先輩方の背中を見て、
またご指導頂きつつ、
精進して参ります。

梅雨も明け、少しずつお外も熱くなってまいりました。
お屋敷ではアイスティーもご用意しております故、少しでもお寛ぎ頂けるよう お早いお帰りをお待ちしております。