お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
先日、日本酒をティーサロンでもご用意しておりましたが、
ラベルに芝の酒と書かれているのを見つけ、ある落語の一席を思い出した香川でございます。
SWALLOWTAIL
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
先日、日本酒をティーサロンでもご用意しておりましたが、
ラベルに芝の酒と書かれているのを見つけ、ある落語の一席を思い出した香川でございます。
お嬢様、おぼっちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
今年の夏は気温もさる事ながら、多湿な印象が強うございます。
湿度が高くなると体温のコントロールが難しくなるのはご存知でございましょうか。
お嬢様、おぼっちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
今年も夏真っ盛りでございますね。
お嬢様も今しかできないこと、たくさんお楽しみでございましょうか。
お疲れになった際は、ティーサロンにて美味しいものをたくさんご用意してお待ちしておりますから、ゆっくりとお寛ぎ下さいませ。
さて、この世の中で一番美味しいものとは一体何でございましょうか。
その昔、徳川家康が家臣たちに上の質問を投げかけたところ、それはそれは多くの答えが返ってきたそうでございます。
ただ、その中で、側室のお梶の方は、
「それは塩でございます」
と答えたそうでございます。
食べ物をおいしく整えるものが塩だから、とのことでしたが、今度は家康が一番まずいものは何かとの質問にも、家臣たちの様々な答えをよそに、
「それも塩でございます」
とお梶の方は答えます。
確かに分量を超えた塩はどんな美味しいものでも味が変わってしまいますね。
今月よりお屋敷にて、「いいあんばい」という一品をご用意させていただきました。
ペリーラティーを当家風にアレンジしたものでございます。
すっきりとしたヌワラエリヤをベースに、抗菌効果や健胃作用を期待できる紫蘇と、ほどよい塩味を感じられる梅をブレンドしておつくりいたしました。
甘いものが続いた際には、お口直しのひとときをお楽しみいただければと存じますが、何事も程々が肝心。塩分の摂り過ぎにもお気をつけくださいませ。
バランスよくさまざまなお品をご用意して、お嬢様のお早いお帰りをお待ちしております。
お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。
傘の手放せない季節がやってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この時期はくせ毛をなだめるのにも一苦労致しますので、湿度の上昇には恨めしさを感じることもございます。
ただ香川は幼い頃、渇水に悩まされたこともございましたので、雨のありがたみも存じ上げております。
当たり前のように感じている蛇口をひねれば水が出るということがそうではなくなった時、水の大切さを思い知るのでございます。
雨の日には、耳を澄ませるようにしております。
水の奏でる様々な音が、自分の中まで潤してくれるような感覚。
ささくれだった感情も癒してくれるような心地が致します。
目を閉じて、
この時期ならではの雨粒のハーモニーをお楽しみ下さいませ。
そうそう、
今年はサテン地で作るテルテル坊主が洒落ているそうですね。
お嬢様の雨やどりをティーサロンにてお待ちしております。
お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。
お庭の新緑がまぶしい時期になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
みどり一色に、心がうきうきする香川でございます。
緑色というのは、目にやさしい色だそうでございますね。
アイレストグリーンと言って、目の疲れの回復なども期待できるようでございます。
眼が疲れることで、脳や身体が疲れやストレスを感じるので、観葉植物などで癒して差し上げるのも良いかもしれません。
また、安心感も得られる色のため、鉄道会社のコーポレートカラーにも選ばれていたりも致します。
やはり安全第一を掲げる意味でも、色の選択には深い考えがあるのかもしれません。
ただ、英語では、
Green with envy
ともあるように、嫉妬やねたみ、恋焦がれる気持ちを表す色でもあるようです。
緑色ひとつとっても、さまざまな意味があるようでございますね。
折を見て別のお色も調べてみるといたしましょう。
心安らぐティーサロンにて、お嬢様方のお早いお帰りをお待ちしております。
お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。
今年もあっという間に4分の1が過ぎました。
行く、逃げる、去るとよく言われておりますが、本当にこの三ヶ月が過ぎるのは早うございます。
さて、アニバーサリー期間も終わり、お馴染みのデザートプレートも戻ってまいりました。
今月のお品に「桜に幕」というものがございます。
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、日本のかるたの一種花札の中の一枚でございます。
トランプなどもカードと呼ばれますが、それが転じてかるたとなったようでございますね。
花札は一年の各月をそれぞれの花になぞらえて描かれたものでございます。
実は4月の札は藤でございますが、この時期の主役はやはり桜でございましょう。
各月4枚の札がございますが、桜の札の中には赤い短冊が描かれたものがございまして。桜の名所、奈良の吉野地方をさす「みよしの」と書かれたものがございます。
短冊といえば、思い浮かぶのは七夕でございますね。
お嬢様方は昨年の願い事は覚えておいででございましょうか。
願い事、、、うーむ。
そういえばわたくしも何か願ったような。
時の経つのは本当に早うございます。
奇跡は待つだけでは起こらず、また願うだけでは願いは叶わないようでございます。
行動あるのみ。
4月はやはり新たな自分に出会う時期なのかもしれません。
お嬢様方の新たな一歩を、使用人一同全力で応援しております。
息抜きできる場所はいつでも整えております。
お帰りをこころよりお待ちしております。