Atlas

あけましておめでとうございます。今年も無事に新年を迎えました。

的場との漫才コンビ名をそろそろ考えたい能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

さて!早速毎年恒例、「2019」の素因数分解をしてみましょうか!

2019 = 3 × 673。

……。至って普通でございますね……。特筆すべきこともなく……。

さ、さぁ新年でございますので、仕切り直して!

お話は戻ってしまいますが、昨年は誠にありがとうございました。

お屋敷のティーサロンは勿論、お外のコンサートや季節の催し。

昨年の2018年も数えきれぬ程の、沢山の思い出が出来ました。

エスコートする機会が増えるほど、やはり嬉しいものでございますね。

さて、お嬢様。今年はどのような一年に致しましょうか。

今現在はご予定を思い描いている真っ只中かも知れませんね。

その中に我々の姿が少しでもあれば、誠に光栄でございます。

今年も沢山、お側に置いていただければと存じます。

どうか笑顔溢れる素敵な一年にして下さいませね。

今年もよろしくお願い致します。

能見

Release the Soul

過ごしやすい気候を通り越して、冬の足音が聞こえて参りました。

一年の終わりを感じまして諦念の意すら覚える能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

秋。それは無数の魅惑が付いて回る季節。

何をするにしても、いつも時間が不足気味になってしまいます。

風情ある秋の行楽や風味溢れる味覚。それらを堪能する時間。

様々な魅力溢れる事象に、いつしか時間を忘れてしまいますね。

お嬢様も年の瀬に向けて、ラストスパートでございましょうか。

目まぐるしい程の、お忙しい毎日が続いているかと存じます。

ご体調だけはくれぐれもお気をつけて。どうかご無理はなさらず。

お腹が空きましたらいつでもティーサロンへお越し下さいませ。

儚くも、瞬く間に過ぎていく秋。充実した毎日の中にある虚の時間。

その瞬間に存在している景色や、ふと流れる香りに秋を感じます。

いささか物悲しさを感じたり、身が引き締まる胸懐もございます。

そんな中、私には気掛かりな事象がひとつばかりございまして……。

今年のボジョレー・ヌーヴォーがどのような仕上がりになるのか。

執務柄、私はブルゴーニュの様子が気になって仕方がありません。

お屋敷に届くまで、もう少しだけ日数が掛かるようでございます。

こうして今か今かとお待ちしている時間も楽しゅうございますね。

楽しいことが沢山の、魅力溢れる秋。

お嬢様の毎日もハッピーで溢れますように。

能見

One Way

今年の秋のファッショントレンドは何と「豹柄」だそうです。

世間の寛容な心に感動の余り涙が止まらぬ能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

秋も深まり、気候的にも過ごしやすい毎日が続いております。

非常に快適なツーリング日和になりそうな予感が致しますが、

残念ながら私の愛車アリア号は車両点検に連れられました……。

元気で戻ってくることを、今か今かと待つことに致しましょう。

それまではゆっくり旅行雑誌を拝見し、イメージトレーニング。

計画を立てるだけでお腹一杯になるのも世の常でございます。

恐らく今秋、私は沢山の空想旅行を楽しむことになるでしょう。

お嬢様も行楽へお越しの際は、お土産話を頂戴しとう存じます。

一年の終焉。振り返るのは少し早いですが、感じざるを得ません。

昨年の今頃は自らも驚くほど、環境の変化が沢山ございました。

今年はその変化を受け止め、自分の中へと深く落とし込む段階。

この一年間で、少しは私も成長できておりますでしょうか。

一律の合格点が存在しないものが一番難しい。そう思うことが、

お屋敷に居る年数を重ねるごとに、少しずつ増えて参ります。

今年に入りまして新しい子を教育する機会を沢山頂きました。

その度にその子の個性や成長曲線を考えなくてはなりません。

お屋敷の未来のエース達が少しずつ力を付けていくことでしょう。

後ろ姿が逞しくなってきたことが教育係として嬉しゅうございます。

さぁ。来年の今頃にはどんな未来図が描かれているのでしょうか。

後輩たちの持つ未来価値可能性がとても楽しみでございますね。

勿論、それに負けじと私も頑張ります。

来年に見る景色が、今年のそれより素敵でありますように。

能見

Chardonnay Eclair

私の大好きな夏が、儚くも、悲しくも、終了してしまいました。

秋への意欲は美味しい食事と美味しいお酒。能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

まだお暑うございますが、宵の風に秋の到来を感じております。

旬を迎える食材が増える秋。そんな秋の彩りをお届け致します。

今月上旬期にご用意させて頂きます「シャルドネエクレール」。

私のエクレアに対する拘りが存分に詰まった一品でございます。

まずは外観。私が愛して止まぬ、虎模様を描かせて頂きました。

ホワイトチョコレート、そしてマスカットソースのストライプ。

エクレアはミルクチョコレート、という常識を覆して参ります。

味は勿論のこと、見た目にも拘りを持ってお作り致しました。

一番の拘りはやはりメインとなる内部のクリームでございます。

樽香がしっかりと感じられる「シャルドネ」を選定致しまして、

ほんのりと残留する白ワインのアフターが優雅さを演出します。

ちょっぴり大人なデザートを今秋にご用意することが叶いました。

こちらのエクレールに合わせるのでしたら甘口の白でももちろん、

同品種シャルドネとのマリアージュも大変よろしゅうございます。

また同日「カフェ・ド・パリ」が久し振りの復活を致しますので、

そちらとも是非合わせてお楽しみ頂ければ、と存じます。

お嬢様、どうか素敵で実り多き秋をお過ごし下さいませ。

少しでもその彩りに加われましたらば嬉しゅうございます。

能見