ラプさん

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

久々に紅茶係を仰せつかる機会がございました。実はご用命のお茶を淹れる合間に使用人たちの賄い茶を作ることが私の密かな楽しみでございます。

もちろん使用人たちがいただく物ですからお嬢様が召し上がるような上等な茶葉とは異なりますが、ブレンドの余りでしたり、各々が持ち寄ったお茶でしたり様々です。

一工夫したお茶を仲間たちが「お!」という顔で飲んでいるのを見ると次はどんなお茶を淹れようかな、とつい張り切りたくなってしまうのです。

こうしたちょっとした体験が今後のお嬢様へご提供するお茶の品質向上につながれば、などとひっそり企んでいる隈川でございました♪

隈川

こむぎこ

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。
改めまして本年もよろしくお願いいたします。

殊更ご多忙なお嬢様におかれましては、昨年のお疲れを繰り越していらしたり、溜まっていたやらなくてはならないことがに追われたり、年を跨いでも結局いまひとつお疲れが抜けていない、なんてこともあるのではないでしょうか。

高貴なるご身分です。
新年のご挨拶周りなどもさぞや大変だったことでしょう。

かくいう私も時間ができると色々と詰め込んでしまいがちでございます。

そんなときにはご自身の心を甘やかしてあげられるようなご褒美を設けるのが隈川のおすすめでございます。

参考になるかはわかりませんが、私は疲れることが一区切りしますとパン屋さんに行き焼きたてのパンを好きなだけ購入するお祭りを一人開催しております。
労いパン祭りでございます。

ちなみに次に頑張らなくてはならないことをひとつ終えましたら、そのときは好物の一つであるグラタンを山ほど焼くつもりです♫

え?
「普段から食べてるじゃない」…?

いえいえ、要するに「自分へのご褒美」であるという認識を持つことが大切なのです!

 

お嬢様が頑張りすぎず、ほどほどに力を抜いて素敵なことをたくさん見つけられますように、今年も微力ながらお傍で見守っております。

隈川

 

ファーストフットマン

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

この度屋敷の使用人の役職に変動がございまして、桐島、才木、山岡の3人がファーストフットマンに昇格いたしました。

しばらく3人で勤めておりましたファーストフットマンが増えますこと、そして長く一緒に勤めて参りました使用人仲間たちの昇格大変嬉しゅうございます!

素敵な給仕をする彼らとともに協力し、切磋琢磨しながら私もこれまで以上に努めてゆきたく存じます。

ファーストフットマン三人衆を改めて、ファーストフットマン六人衆でございますね♪

隈川

im:perfect

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

お嬢様、生きていると毎日様々なことがあるかと存じます。

社会勉強やご学業、人間関係。
目標に向かってもがき、憧れに身を焼かれ苦しむこともあるかもしれません。

努力すら叶わない環境や、継続できない自分自身への嫌悪感に苛まれることだってあるでしょう。

大丈夫です。
いつだって応援しております。
どんなときも自分のことを嫌いにならないでくださいませ。

完全な人生を送っている人間なんていないのですから。

不完全で欠けているならば、そこには愛を注ぐ余地があるのだと思います。

明日もお嬢様が自分のことを好きでいられますように。

隈川

Service

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

照りつける太陽はまだまだ健在ながら、気温や風はすっかり秋らしくなりました。季節の変わり目、ご体調を崩しませんようどうかご自愛くださいませ。

私事で大変恐縮でございますが、実はこの度の10月10日で私が使用人としてティーサロンにてお仕えするようになってからちょうど10年が経ちました。早いものでございます。

こうして毎日快活に屋敷で働き続けることができているのは、ひとえに主人と仲間に恵まれているからでございます。私は幸せ者です。

これを機に改めて給仕人としての自身と向き合い、より一層お役に立てるよう努めてゆきたく存じます。

まだまだ至らない使用人ではございますが、貴方がより快適にティーサロンでのお時間を過ごせますように尽力いたします。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

隈川

季節を着る

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。
処暑の候、と申し上げるにはまだまだ暑うございますね。
お嬢様。
今年の夏、素敵な思い出はできたでしょうか。
私は大変楽しゅうございました。
季節のお食事をお出ししたり、夏の催し、浴衣での写真撮影など。
…浴衣。
そういえば、もうかれこれ長いこと毎年違った柄を着ております。
本来いかなる季節もお仕着せだけに袖を通し、年中燕尾服でいることが使用人の美学。
しかしながら、思い返せば私はスワロウテイルにてお仕えするようになってからの方が多様な服を着る機会に恵まれてございます。
正直なところ昔は「使用人である我々がこんなに煌びやかなお衣装を着ても許されるのか。伝統から外れることになるのでは」と思うこともございました。浴衣もそのひとつです。
ですが、最近ではこうも思うのです。
お嬢様の笑顔の為に、どのような格好でも使用人として背筋を伸ばすこと。それがスワロウテイルの使用人たちの伝統なのではないか、と。
季節ごとにお嬢様が楽しい思い出を作れるよう全力で努め、その笑顔の為に尽力する。どのような格好であっても使用人としての本懐を忘れずに殉ずることこそが大切なのでしょう。
我々は燕尾服を着ているから使用人なのではなく、使用人としてお仕えすることを許された者が燕尾服を纏っているのですから。
浴衣であろうと、その他の衣装であろうと私がフットマンであることに変わりはございませんから。
さぁて!
そうなると、もっともっとお嬢様に笑顔になっていただく為には愉快で煌びやかな衣装が良うございますね!
来年は金地にスパンコール、サンバの飾り付けをした浴衣なんていかがでしょうか!
…あ、はい。
流石にそれはやりすぎでございますね。申し上げながら途中で気がついておりました。
これからも季節ごとに楽しいと思っていただけることを沢山ご用意できますように♪
隈川

行き止まり

よく人生は道に例えられることがございますが、確かにその通りなのかもしれません。

迷いながら進んだり、誰かと出会って一緒に歩いたり、少し休んだり。

もしも人生が道なのだとするならば目的地はいったいどこなのでしょうか。そこへ到達したらそれまでの全てが報われるのかというと、そんなこともないように思います。

それならば、今歩いているこの道そのものにこそ意味はあるのかもしれません。

早く行くのでも、遠くへ行くのでもなく、迷うことを楽しみながら行きたいものです。

私はこれまで「目的と手段」を明確に分けて考え、手段はなんだって構わないとしてきましたが、目的さえ見失わないのであればもう少し手段を楽しんでも良いのかもしれません。

行き止まりなことがわかっていても、その行き止まりを見たからこそ学べることもあるのでしょう。

隈川