箘活の果てに

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

このところ、発酵食品を積極的に食生活に取り入れる
「箘活」という言葉が多く聞かれるようになりました。

私も昔から納豆は欠かさないようにしており、その延長として豆乳ヨーグルト作りも始めてみたのですが、
この度ついに、日本人としては当然の帰結とでも言うべきでしょうか、究極の箘活に手を出すことになりました。

そうです、糠漬けです。

糠漬け…と申しましても、ピンとこない方も多いかもしれませんね。
玄米から白米を精製する際に生じる「糠(ぬか)」に、水と塩などを加え、
かき混ぜながら長期間熟成させた「床(とこ)」と呼ばれるものに野菜を漬け込み、
乳酸菌の働きで風味をつける、日本古来の発酵食品「漬け物」の代表格です。
前々から興味はあったものの、床の維持が大変だと聞き及び二の足を踏んでいたのですが、
新たな挑戦ということで始めてみました。

本来でしたら壺や樽のような器を用意し、手でかき混ぜるのが趣もあってベストなのでしょうが、
今回は手動式レバーで中身を混ぜられる容器を購入いたしました。
なにしろこの糠床、独特の臭いがありまして、手でかき混ぜると臭いが移って気になるのです。
床に関しても、一から作り上げるのは、なかなか大変。
床の発酵を促すための「捨て野菜」を何度も交換し、2~3週間経たないと美味しく漬からないとのこと。
故に今回は、既に熟成されている市販の「熟成ぬか床」を購入しました。
便利な世の中になったものです。

まずは手始めに、定番の大根や蕪から始めてみることにいたします。
結果はまた改めてご報告させてくださいませ。

健康診断の変

寒中お見舞い申し上げます。

吉川でございます。

厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

体調管理のため、年に一度、健康診断というものを受けております。

血液検査や尿検査、胃ガン・肺ガン・大腸ガン検査など、総合的に検査しているのですが、昨年末の健康診断ではちょっとした異変がありました。

なんと、ここ数十年全く変化が無かった「身長」が、2.4cmも伸びていたのです。

齢四十を超えてなお身長が伸びることがあるかねと訝しみましたが、再検査してもその数値。

加齢に伴い身長が縮むとはよく聞きますが、まさか伸びるとは・・・。

私の身体にどのような変化が起きたのでしょうか。

今年の健康診断が俄然楽しみになってきました。

復活のBlu-rayレコーダー

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年も残りわずかとなりましたが、皆様はどのような年を過ごされたことでしょうか。
私はと申しますと、Blu-ray周りに悩まされた年でした。
年明けにはBlu-rayプレイヤーが故障し、修理に出している間の不便さの解消にと新たなプレイヤーを購入いたしました。
それに追い討ちをかけるように、Blu-rayレコーダーが故障してしまったのです。

さて、自分で修理することになったBlu-rayレコーダーの後日談ですが、サポートセンターに電話した際、ヒントを得たことに端を発します。

「『出張修理代も含めて』5万円ほどですね」

なぬ?
出張修理とな?
ほほぅ、つまり、部品さえあれば治せるのだなと、基盤交換などではなくBlu-rayドライブそのものを交換するつもりだなと、そう推測したのです。

パソコン自作派の私からすれば、ドライブ交換作業はお手のもの。
ハードディスクドライブの交換はデータの書き換えが必要なので面倒ですが、Blu-rayドライブはその機種に適合さえしていれば付け替えるだけで済みます。
調べてみると、別売のBlu-rayドライブは約2万円ほど。
パソコン部品として考えると2万円は高いですが、家電であるレコーダーが復旧するのであれば安いものです。
保障が無くなることを覚悟の上で、自分で修理することを決意しました。

まずはデータの保存が第一ですので、新機種を購入して、そちらへのダビング作業を行います。
Blu-rayディスクへの保存が完了したことを確認し、その上で交換用のBlu-rayドライブを購入、旧機種の修理を開始します。
蓋を開け、ケーブル類を新しいドライブに付け替え、元に戻す。
たったこれだけ。
なるほど、これなら出張修理で治せるというのも納得の簡単さです。
動作確認してみると、全く問題なし。
ハードディスク内のデータも消えることなく、無事に修理完了しました。

え?
新機種を買っただけ無駄ではないかと?
最初から修理していれば安く済んだのではと?
いえいえ、一応の保険を掛けてからでないと、自分で修理などというリスクは犯せません。
その結果、Blu-rayレコーダーが二台になろうとも、テレビに繋げているハードディスクを含めると「9番組同時録画」という全番組同時録画に近い状態になろうとも、決して後悔はしておりません。
現在、私の部屋にはBlu-ray再生機器が4台あるということも、後悔しておりません。
動作する限り愛おしむ、物を大事にする心、失いたくはないものです。

Blu-rayレコーダーの悲劇

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

先日、いつものようにBlu-rayレコーダーに録画した作品をBlu-rayディスクにダビングすべく作業を始めてみたところ、何やら違和感が…。

おや?
ブランクディスクを認識しない?

ディスクを何度入れ直してみても認識しない…。
焦りましたが、ピンと来ました。
ああそうか、しばらくクリーニングしていなかったからか。
そう思い、わざわざ専用のクリーニングディスクを購入してみましたが、事態は改善されません。

こ…これは…故障だ…困った…。

自分で鑑賞するだけなら不運だったということで諦めもつきますが、その本体には友人からダビングを頼まれている作品も入っています。
何とかしなければなりません。
長年頑張ってくれた愛機は既に無償保証期間外なので、とりあえずメーカーのサポートセンターに電話してみました。

「出張修理代も含めて5万円ほどですね」
「ごっ!? …ちょっと考えます」

5万円…即決しづらい値段です。
金額の高さというよりも、5万円あれば現行機種が買えるということがネックなのです。

5万円払うことは吝かではない…!
その5万円をむざむざ修理の為に使うなど…!
悔しすぎる…!

今の時期に買い換えれば、新たに始まる作品の録画に間に合います。
しかし、友人から頼まれた作品は故障した本体にしか入っておらず、買い換えたところでダビング問題は解決しません。
悩める時間は少ない…。
何とか旧機種から新機種に移動させる手立ては無いものか…。
縋る思いで旧機種のマニュアルをパラパラと捲っていると、ある項目が目に留まりました。

i.Linkダビング…だと…!?

そうなのです。
i.Link端子同士をケーブルで繋ぐことによって、機種間でダビングできるというのです。
このi.Link端子というもの、ビデオカメラなどで撮影される方にとっては馴染みがあるもののようですが、その界隈にはトンと疎い私にとってはまさに僥倖…!
しかも下位機種には省かれている機能とのこと。
当時、最新かつ最上位だった機種を購入した自分、グッジョブ!

晴れて5万円を新機種購入に充てることが出来ました。
やはり新機種は操作もスムーズで使いやすい!
起動も速い!
いやはや、隔世の感があります。
旧機種から新機種への移動も成功し、ディスクにダビングして友人との約束も果たすことが出来ました。
こうして圧倒的勝利感を得つつ、悲劇は幕を閉じたのでした。

後日、旧機種は部品を取り寄せて自分で修理することになるのですが、それはまた別のお話。

麗しのドラセナ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年の9月は日照に恵まれず、野菜や果物、海産物にまで影響を及ぼしているようですが、観葉植物にはこれくらいの日照がちょうど良いのかもしれません。
すくすくと成長しております。
中でもドラセナ・コンシンネの成長が著しく、早くも倍程度の大きさになろうとしています。

ドラセナ・コンシンネは、ちょっと変わった育ち方をするようで、初めは戸惑いました。
葉と葉の間から紙縒のような細い筒が伸びてきて、それが開くと笹のような葉になるのです。
それを繰り返しながら茂っていくのですが、その紙縒が伸びてくる早さと頻度が尋常ではありません。
気付くと二~三本の紙縒があり、見る見るうちに葉となって開いていきます。
朝一番で葉水をした時には気付かなかったのに、昼には既に紙縒が伸びてきている、そんなイメージです。
この成長の早さには、驚きと同時に愛おしさが湧いてきます。

秋の訪れ、それは、越冬の準備を始めなければならない時期でもあります。
ドラセナ、ガジュマル、サンスベリア、パキラ、そしてモンステラ、一株も欠けることなく越冬できるよう、何か対策を立てることにいたしましょう。

嗚呼、パイナップル…

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

前回の日誌にてパイナップル育成中の旨をお伝えいたしましたが、残念なお知らせをしなければなりません。
その後、日々枯れ、衰えてゆき、ついにダメになってしまいました…。
残念でなりません。
最初からやや枯れ気味ではあったものの、「パイナップルは頑丈でなかなか枯れない」という情報を鵜呑みにして、また、自分がいくつかの観葉植物を育ててきたという慢心から、適切な世話が出来なかったのかもしれません。
土が合わなかったのか、切り口の乾燥が足らずに雑菌が入ってしまったのか、水のやりすぎか、或いはやらなすぎか…反省点は尽きません。
次は何としても成功させたいところです。
それ以来、パイナップルを「果実」としてではなく「植物」として見てしまい、葉っぱの茂り方、元気さ、枯れ具合、そういった所ばかりチェックしてしまう、本末転倒ぎみな私がいるのです。

夏の観葉植物

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

皆様はご存知ないかもしれませんが、世の中には「100円ショップ」なるお店がございます。
通称「百均」。
扱われている商品はどれも税別100円均一価格という非常にわかりやすいシステムで、重宝されているお店です。
そんな百均の店頭に、7月に入ったあたりから観葉植物が並び始めます。
小さな苗木が妙に保護欲をくすぐります。

以前にサンスベリア・ローレンチー、そしてパキラを育てていた私ですが、越冬に失敗してしまったためか、何度目かの冬に残念ながら枯らしてしまいました。
そこで昨年から百均で購入したガジュマルを育てていたのですが、今年に入って急成長を見せています。
10倍ほども大きくなったのではないかという見事な枝ぶりに気を良くし、小さな観葉植物を大きく育てるという楽しみに目覚めてしまいました。
今夏も百均でいくつかの苗木を購入し、育てております。
パキラ、ドラセナ・コンシンネ、サンスベリア・ハニー。
中でもサンスベリア・ハニーは、百均でありながらも300円で売っていたもので、既に大きくなりかけていたため植え替えを行ったところ、早くも新芽が二本も生えてきました。
ドラセナも成長が早く、次々と新しい葉が生えてきています。

そして試みとして行っているのが、パイナップルの育成です。
パイナップルのクラウン(頭の葉の部分)を植え、上手く育てると、パイナップルの実がなるというのです。
実がなるまで3年は掛かるそうで、長い試みになりそうですが、今後が非常に楽しみです。