謹賀新年

あっという間に令和元年が過ぎ去ってしまいましたが、
けっして平穏な日常だったわけでもなく、
まさに激動の半年でした。
しぜんの脅威をまざまざと見せつけられ、
ていぼうの必要性を痛感させられました。
おそろしい天災に備えておかなければなりませんね。
めいきょうしすいの心持ちで、
できすぎなくらい快調な日々を送れたことは、
とんでもない幸運であったと心得ております。
うえを見ればきりがないとも申します。
ご馳走ばかりの毎日ではなく、
ざつな食生活でも無病息災でいられることに、
いのちの強さ、尊さを感じる次第です。
ますます健康でいられるよう、
すとれっちでも再開しようと思っております。

令和二年吉日 吉川 拝

ラムのスペアリブ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

年の瀬も迫ってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はと申しますと、とんでもない食材に出会ってしまい、歓喜しております。
それが『冷凍ラムスペアリブ(オーストラリア産)』です。
業務用食材を扱う店の冷凍庫を眺めていて発見したこの食材。
ラム肉好きの身としては「ラムチョップや肩ロースの代わりになれば御の字だな」程度の期待感で購入しましたが、いはやはとんでもないポテンシャルを秘めていたのです。

ラム肉を提供する飲食店が増えてきた昨今ですが、嬉しくありつつも、ある不満を抱えておりました。
それが「クセの無い」という売り文句です。
私などは「クセがあってのラム肉だろうが!」という強い思いがあるのですが、やはり一般ウケを狙うために、クセは極力抑えなければならないという気持ちは分かります。
そんなモヤモヤをふっ飛ばしたのがこの 『冷凍ラムスペアリブ(オーストラリア産)』なのです。

カチカチの肉塊を冷蔵庫で自然解凍させ、塩コショウやハーブ類などの調味料を適当に擦り込み、オーブンや魚焼きグリルで数分焼くだけ。
牛肉などよりも早く火が通るのに、脂が多いためか硬くなりづらい、魔法の食材です。
調味料も火加減も大雑把で良いのに、ラムの旨味を存分に味わえる極上のスペアリブが出来上がります。
オーストラリア産だからでしょうか、壮大な自然を感じさせる野性味溢れるラム肉独特のクセがたまりません。
この食材があれば、先行き明るい新しい年を迎えられそうです。

ジンバル

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

最近、久々に「趣味」としての電化製品を購入いたしました。
話題になりつつはあるものの、未だに知る人ぞ知るマイナーな存在である『ジンバル』です。
そうそうそう、オーケストラなどで使うクライマックスで鳴らす楽器、ドラムセットにも付いてくるアレ、「バシャーン!」ってね。
それは『シンバル』。
私が購入したのは『ジンバル』。
「スタビライザー」とも呼ばれ、モーターによって軸を水平に保つ、「水平器」とでも言うべきものです。
何に使うものなのかというと、物体を常に水平に保ってくれるため、撮影器材を取り付けると手ブレを皆無にしてくれるのです。
歩きながらでも手ブレの無い映像が撮れ、特に動画には圧倒的な効果があります。
それこそ階段を昇り降りしながらでも手ブレが無いというくらい、劇的に衝撃を吸収してくれます。
私が購入したのはスマートフォンを取り付けるタイプなのですが、手持ちで撮影するのとでは雲泥の差があります。
軸の固定方法が3タイプあり、FPV(一人称視点)モードにすると、視界の見たままを手ブレ無しで、ものすごい臨場感で撮影することが出来ます。
しかもスマートフォンの画面がファインダーであるため、常に覗いていなくても時々チラチラと見るだけで映像をチェックでき、歩きスマホ状態にならず安全性の向上にも繋がります。
歩きながら、自分の眼でも楽しめ、しかも録画も出来るという、旅先などで記録を残したい方には最強のガジェットと言っても過言ではありません。
急な動きにも対応できるため、ペットを撮影するときなどにも効果的でしょう。
スマートフォンとはBluetoothで接続されており、撮影開始・停止だけではなく、ズームや左右へのパン、インカメラとアウトカメラへの切り替えも手元操作で即座に出来ます。
こんな便利なガジェットが一万円ちょっとで買えるようになるとは、いやはや何とも有り難い時代になったものです。

ゆず蜜レアチーズケーキ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

この度、大旦那様のお許しを得て、月半ばより吉川ケーキを提供させていただく運びと相成りました。
その名も『ゆず蜜レアチーズケーキ 』。

私が愛して止まない柚子茶をレアチーズケーキに合わせ、「ゆずmeatsレアチーズケーキ」という洒落を込めて命名いたしました。
パティシエにお願いして、お子様から大人まで幅広い層にお楽しみいただける味に仕上げてもらいました。
柚子の酸味とレアチーズケーキとのマリアージュをお楽しみいただければと存じます。

デザートプレートとの組み合わせだと甘味が重くなりそうな気もいたしますので、ダイアナやダ・ヴィンチ、特にオイルパスタやボロネーズパスタとの相性がよろしいのではないかと思われます。
濃い味の食後にさっぱりとお召し上がりいただければ幸いです。

君の名は。

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

実は今年の頭、観葉植物の越冬に失敗してしまい、今まで育ててきた全てを枯らしてしまいました。
大きくなりすぎて室内に入れられず、屋外でも何とかなるのではと過信してしまった私のミスです。
申し訳ないことをしてしまいました。

春まで何も育てていない状態が続いていたのですが、梅雨が近付いてくるとやはり植物が無いことに寂しさを覚えてきます。
育てることの責任感と難しさを感じつつ、また新たに子株を購入することにいたしました。

今回は「ガジュマル」「トラデスカンチア」「青ドラセナ」「ミリオンバンブー」の4品種。
何れも百円均一ショップで買い求めました。
ある程度大きくなったものよりも、小さいものが大きくなることに喜びを感じるからです。

それぞれの育て方を調べるために検索してみます。
ガジュマルは以前も育てていましたが、今回は幹が面白い形に育っているものを発見。
衝動買いしてしまいました。
ガジュマルは「クワ科イチジク属」とのこと、なるほど意外な植物の仲間なのだなと感心します。
確かに幹の感じは桑っぽいような気がしないでもないです。
トラデスカンチアは今まで売り場で見たことが無かった植物なのですが、「ツユクサ科ムラサキツユクサ属」、ほふく性のある育ち方をするとのこと。
どういう育ち方をするのか楽しみです。

さて、問題は青ドラセナ。
やけにざっくりした名前だなと思っていたら、ドラセナ属に似ているから流通名として「青ドラセナ」と名付けられているだけで、本来は「リュウゼツラン科コルディリネ属」とのこと。
リュウゼツランといえばテキーラの原料としてお馴染みですね。
流通名…なるほど…。
魚で言うところのメロを「銀ムツ」、カペリンを「ししゃも」と呼ぶようなことかと自分を納得させます。
となるとミリオンバンブーも流通名っぽい響きだなと調べてみると、本名(?)はギンヨウセンネンボク、「スズラン亜科ドラセナ属」とのこと。
お前がドラセナ属なんかーい!

ということでこれからは、ガジュマル、トラデスカンチア、青ドラセナと呼ばれるコルディリネ、ミリオンバンブーと呼ばれるドラセナを育てていくことになりました。
まずはこの酷暑に耐えてくれることを祈るのみです。

野守は見ずや 君が袖振ふる

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

相も変わらず芋焼酎『茜霧島』にハマっている私ですが、実は途中で少々浮気しておりました。
同じく芋焼酎の『だいやめ』という銘柄です。
こちらは「ライチの香り」という触れ込みで名を馳せており、通年販売のため入手難度も低め。
なるほど確かにライチっぽい爽やかで芳醇な香り溢れる、食前酒によさそうな芋焼酎です。
しかし、やはり食事に合わせるには茜霧島の方が向いている、少なくとも私の味覚としては茜霧島の方が好みだということに改めて気づき、各所で茜霧島を見かけては確保する日々が続いておりました。

そんな6月も終わろうとしていたある日、いつものようにリカーショップを覗いてみると、一人一本限りの縛りが無い茜霧島が、何と箱で山積みに!
おぉ! まだ在庫があったのか! と喜んだ直後、ハッと気づきました。
これは上半期の売れ残りではなく、下半期の新入荷分では? と。
製造年月日(瓶詰め日?)を見てみると「19年4月」とのこと。
確か茜霧島は1月と6月の限定出荷だったハズですから、これは6月分ではないかということが容易に推測されます。
試しに一本購入し、帰宅して自室の在庫を確認してみると、こちらには「18年11月」の日付が刻印されています。
勝利宣言です。
まさか自室の在庫が切れる前に新入荷するとは!
これで下半期も途切れることなく茜霧島を楽しめそうです。
茜霧島のラインナップには一升瓶は無く、五合瓶だけですから、保管場所もさほど必要ありません。
確保するペースを考慮しつつ、いっそのこと箱買いでもしようかと目論んでおります。