皐月

初夏の風が清々しく空に鯉のぼりが泳ぐ季節となりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょう、乾でございます。

 

先月に私がプロデュースいたしました「苺のタルトver2」に、美味しいというご感想をたくさんいただきまして誠に有難うございました。

冬にご用意いたしました「苺の練乳掛け風アイス」もご好評いただき、こちらも有難うございました。

次回ご用意するアイスやケーキも、また苺を使ったものになるのかは現在熟慮しておりますので今しばらくお待ちくださいませ。

 

5月は立春から数えて88日目、八十八夜があるように茶摘みの季節でございます。

紅茶もファーストフラッシュが4月に収穫されセカンドフラッシュが収穫される頃でございますね。

今年の紅茶はいかがでしょうか?

伊織や紅茶係の面々に聞いておく事に致します。

 

さて、今月は最初のご挨拶にもございましたが鯉のぼりでございます。

 

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

卯月

春光うららかな季節を迎え日ごとに暖かくなってまいりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

 

さてお嬢様、昨年ご好評いただいた「苺のタルト」を再びご用意することが叶いました。

名前を色々考えてみましたがシンプルに「苺のタルトver2」といたしました。

昨年のタルトよりサクサク感を増した生地の上にカスタードクリームと生クリームを使い、花びらに見立てた苺を飾り付けてございます。

昨年のタルトに比べても、より軽い食感とあっさりとした甘さの絶妙なバランスに仕上げておりますのでお食事後のデザートとしてもよろしいかと存じます。

是非お召し上がりくださいませ。

また、ご感想をお聞かせいただけたら幸いでございます。

 

さて、今月は燕の折り紙を作ってみました。

 

 

お気に召していただければ幸いでございます。

 

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

弥生

桜の蕾も膨らみはじめ一雨ごとに春めいてまいりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

今月は桃の節句から始まり啓蟄、そして春彼岸・春分の日といよいよ春が近づいてまいります。

桜も咲き始め、月末には満開となる事でしょう。

ただ、別れの季節でもございますので何か儚げな感じもございますので、人恋しくなる事もございますね。

もしかしたら、新しい環境に対しての不安もあるかもしれません。

でも、お嬢様は大丈夫でございます。

ご自分を信じて下さいませ。

そして何があっても我々はお嬢様の味方でございます。

ただ、お疲れになりましたらお屋敷にお戻りくださいませ。

いつでもお待ちしております。

今月は雛人形を折ってみました。

お気に召していただければ幸いでございます。

如月

春の陽気が待ち遠しい今日この頃お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

二月の四日は立春となり暦の上では春でございますが、まだまだ冬本番といったところでございますね。

ただ、二月の十九日頃の雨水からは少しづつ春の兆しが訪れ春一番が吹いたり、鶯の鳴き声が聞こえ始まる地域もございます。

バレンタインデーが過ぎましたら春のお洋服の準備を致しましょう。

今年の春のコートは何色がよろしいでしょうか?

さて、今月はペンギンの折り紙です。

お上着をお着せいたします時に「ペンギンのポーズを」と申しますので折り紙を作ってみました。

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

睦月

あけましておめでとうございます。

新春とはいえ厳しい寒さが続いておりますが、お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

今月の6日より乾プロデュース「苺の練乳がけ風アイス」をフットマンアイスとしてご用意いたしました。

苺が旬なこの季節、幼い私にとっては何よりのご馳走でありました苺に練乳をかけた物をイメージしてございます。

今でこそ甘みの強いブランド苺が入手しやすくなりましたが私が幼かった頃は甘みより酸味が強いものが多かった記憶がございます。

子供の味覚ですので実際のところはわかりませんが・・・

当時は練乳がけ苺やミルクにお砂糖を入れて苺をつぶして食するのが一般的でございました。

そんな、古き良き昭和のノスタルジックな気分をお嬢様方にも味わっていただければ嬉しゅうございます。

余談ですが、ブランド苺が市場に出回ったのは1983年に「とよのか」1985年に「女峰」が発売されましたが非常に高価でございました。

1996年に「とちおとめ」が発売されてからはたくさんのブランド苺が発売され少しずつ価格も下がり庶民にも浸透していったようでございます。

現在では苺に練乳をかけるなど邪道だと言われてしまいそうですがお許しいただき、是非お召し上がりくださいませ。

さて、今年は寅の干支達磨を作りました。

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

師走

煌びやかなイルミネーションが街を彩る季節となりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

あっという間に12月、今年もあとわずかでございますね。

コロナ禍も少々おちついてきた様子でございますが、まだまだ

油断は禁物でございます。

今年はフォトブックやハロウィンの配信でお嬢様のお目汚しを

致しましたがお楽しみいただけましたでしょうか。

来年はお屋敷でのイベントが再開できれば宜しゅうございますね

さて、12月に相応しくサンタクロースの折り紙でございます。

お嬢様の元にもお邪魔するかもしれません。

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。

霜月

舗道に落ち葉が散る頃となりました。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

今月は冬の始まり「立冬」がございますね。

紀元前に生まれた「二十四節季」という古い暦から来ている言葉で冬に分類されてい
る6つの節(中)のうち最初に巡ってくるまさに「冬の始まり」でございます。

立冬には冬至における南瓜や柚子湯のような食べ物や風習は特にありませんが調べて
みますと旬の飲み物として「ココア」がございました。

実は、立冬の日は「ココアの日」なのだそうです。

毎年、11月のこの頃になるとココアの食卓出現が急に増えるという調査結果があるた
め「立冬」がココアの日に指定されたとか。

ココアはカテキン等体に嬉しい成分を多く含む飲み物でございますね。

寒い日はお嬢様のお部屋までお持ちすることに致しましょうか。

さて、今月はゴジラを作ってみました。

我ながら傑作だと思っております。

では、お屋敷にてお嬢様のお帰りをお待ちしております。