あやめ

夏祭りのにぎわう頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

久々に折り紙を折らせていただきました。

今回は涼しげな「あやめ」でございます。

暑い日が続いておりますので指先と頭の運動で少々リフレッシュされては如何でしょう。
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甘酒のアイス

雨に映える紫陽花の花も美しい季節となりました。
お嬢様、如何お過ごしでしょうか。

今回はお嬢様にお知らせでございます。

6月17日より6月の末日まで私が考案致しました「甘酒のアイス」がご提供出来るようになりました。

日本の伝統的な甘味飲料をアイスクリームとしてアレンジした一品でございます。

梅雨のこの季節は湿度が多くなり体調を崩される方も多く、この時期に豊富なビタミンB群(B1,B2,B6,ナイアシン等)やナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン等のミネラル、またオリゴ糖・食物繊維を含む甘酒を材料としたアイスクリームでお元気にお過ごしいただければ幸いでございます。
是非ご賞味くださいませ。

それでは、お帰りをお待ちしております。

読書感想文風

若葉萌え風薫る季節となりました。
お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

最近、素敵な本に出会いました。

「猫旅リポート」有川 浩著
(本作を原作とした絵本もございます)

ストーリーの設定や主人公の置かれている状況を考えると非常に重いお話なのですが、不思議と心が温まるお話しでございます。

今回は童心に帰り、「読書感想文」風にご紹介いたします。

内容は・・・

とある事情から飼い猫を手放さなければならなくなくなった主人公が、引き取り手を探して銀色のワゴンに乗って旅をします。
それは友人達を通して、主人公の幼少期から現在までを再確認する旅でございました。

不幸な生い立ちを受け入れ常に周囲の人々の事を考えた彼との出会いが、かかわった人々の人生を少しだけ変えてゆきます。
生きる事、死ぬ事、出会う事、別れる事・・・人生の不思議と希望の物語でございます。

読み進めるうちに所々でクスッと笑ったり、また涙が頬を濡らしたりいたします。

そして主人公と同じ境遇だとしたらと考えさせられます。
自身の我儘さや甘え等々を詰り、彼の様に生きられたらと思います。

しかし最後の頁を読み終わった時、私自身の最後の旅が出来れば良いのだと気付かされます。

きっと青春を共に過ごした友人達を訪ねる事になりそうですね。
相棒は猫ではなく・・・ご想像にお任せ致します。

さて、長くなりましたので今回はここまでとさせていただきます。

そして続きは、ティーサロンでお待ちしております。

遠い日の思い出

花便りも伝わる今日この頃、お嬢様いかがお過ごしでしょうか。

乾でございます。

さて、今回は私の小学生の頃の思い出話にお付き合いくださいませ。

ゴールデンウイークが終わり桜が散り始めた頃(私の故郷ではお屋敷より一ヶ月ほど遅れて桜のシーズンとなります)春の遠足で桜の名所でもある、某城址公園に行った時のお話でございます。

お昼のお弁当も食べ終わり、ラムネでも買おうとお小遣いを握りしめ売店に行きますと売店のおばちゃんが(注:本来なら売店にいらっしゃる店員の御婦人が正しいのでございますが当時の雰囲気を再現致したく思いますのであえて「おばちゃん」とさせていただきます)

おばちゃん(以下、お)
「いらっしゃい。あら、あんた今日も来たの?」

私「?」

お「昨日もラムネ買ったよね?」

私「昨日は学校だよ?」

お「あんたに良く似た子がいたんだけどね?」

私「僕じゃないよ・・・」

お「ホントかい?」

友人達が私が嘘をついてない事を証明してくれたのですが、おばちゃん達は不思議そうな顔をしていました。

バスに戻り担任の先生に話をすると何か思いついた様子で

「そういえば昨日は〇〇小学校がここに遠足来てたけど、たしか君のいとこの〇〇君いたわよね?」

私「いる」

先生「じゃあ、きっと〇〇君と勘違いしたのよ。君達良く似てるからね」

この一言で謎がとけて、皆で笑ったのを覚えております。

実は先生の旦那さんが〇〇小学校の先生でしかもいとこの担任でもあったので集合写真を見た時など良く似てる子がいると話題になり、それぞれ確認したら私達がいとこ同士だと分かったと教えて下さいました。

事実それまでも顔や背格好が良く似た一つ違いのいとことは、双子の兄弟と間違えられる事が度々ございました。

幼い頃のちょっとだけ不思議な思い出でございます。

お嬢様も何か不思議なお話し等ございましたら教えて下さいませ。

では、ティーサロンでお待ちしております。

桜・・・

日増しに暖かくなり、早春の息吹を感じるこの頃でございます。
お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

この時期は執務の終わった使用人達で出かける夜桜見物が楽しみの一つでございます。
先日今年の夜桜見物はどんなものが必要か司馬や大河内と話しておりました時、ふと桜の花を折り紙で折れぬものかと思い立ち調べてみますと・・・
ございました、立体的な桜の折り紙。

そこで今回は「桜」に挑戦させていただきました。

まず対角線上に折り、図(写真)の様に折り進めます。

裏表が同くなる様に折り進めます。

実は桜の花びらを一枚ずつ折っています。

細かく折り進めていきます。
(少々割愛しますのでお許しください)

後で組み合わせる様に差し込みを作ります。

そして同じものを5枚用意します。

5枚を立体的に組み合わせて完成です。

最後、立体的に組み上げる所で苦戦いたしましたが所要時間は30分程度でございました。
お嬢様もご挑戦いただけましたら嬉しゅうございます。
また、ご不明な点などございましたら気軽にお声をかけていただければ幸いです。

では、お屋敷にてお帰りをお待ちしております。