19th anniversary

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様、綾瀬にございます。

気温のアップダウンの激しい今日この頃でございますね。暖かくなるのは望ましいことですがこうも急でございますとお召し物をお選びいただくのも一苦労かと存じます。そんな時はぜひ当家のスタイリストを頼って下さいませ。

さてそんな3月はなんと申しましてもお屋敷のアニバーサリーでございますね。
19周年を無事に迎えられましたのもひとえにお嬢様の暖かいご支援の賜物でございます。本当にありがとうございます。

19年前の私はまだまだ足の速さにものをいわせるような童にございました。いずれお嬢様にお仕えしたいという志はあれど未熟者だった私が、こうして今お側にいられるという幸福を改めて感じる次第でございます。大袈裟にいってしまえばこの運命に感謝でございますね。

20周年の節目に向けてこれからもより一層躍動して参りますので、お嬢様と同じ時間を過ごす栄誉を賜れますと嬉しゅうございます。

周年記念のパーティーもそれはそれは盛大なものになります故お楽しみ下さいませ。

古谷でございます

お屋敷が19周年を迎えました

今年もこのように記念日を祝うことが叶い光栄に存じます

何度、歳月が巡ってもこうして節目を祝う度に想いはいつも新鮮なものがございますが

お屋敷と共にこれからも留まることなく自身も前へと進めるよう、毎日の繰り返しのなかに小さな一歩を積み重ねて行きとう存じます

お嬢様と共に。

 

新発見

お嬢様方、ご機嫌麗しゅうございます。

香川でございます。

春めく中にも冷たい風を感じることもございますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

数年前からわたくしも花粉と戦う者の仲間入りを果たしておりますが、
やはりこの時期は膨らむ桜のつぼみにワクワクする、一年の中でも特別なひと時でございますね。

何年経っても春を忘れずに咲かせる桜。
不思議なものでございます。

逆に何年か経ってから気づくことなどもございますね。

当家の執事歌劇団に、「TOXIC」という楽曲がございますが、
15年ほどの活動の中でも10年以上は歌われてきたナンバーでございます。

その曲の歌詞の中に、
”ハニークラッカーとブルスケッタにシュガースプリッツァーで”
というくだりがあるのですが、
今年に入ってから当家のアフタヌーンティーセットのお食事の中にブルスケッタが仲間入りしておりまして、
あらためて、ああ!ここでつながった!と思い当たったことがございました。

そんなブルスケッタ。
実は今年の、ティーサロン19周年を祝う特別なお食事、『マダムバタフライ』の中にもご用意されてございます。

なんと今年はスプリッツァー風のシャーベットも!

これが言葉をなくしたコミュニケーションなのでございましょうか。

はい?

…、
ハニークラッカー?

ええと、、
いま的場と何か通じ合えたような気がいたしますね。

さて、
20年目のスタートでございます。
これまでの日々に改めて感謝をお伝えさせていただくとともに、
次なる節目に向けて、さらに精進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

お帰りを心よりお待ちしております。

Anniversary & Cocktail with KUBO

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

3月も半ばを過ぎ暖かい日が増えて参りましたがお嬢様、お坊ちゃまはいかがお過ごしでございましょうか。

春の気配を感じると爽やかな気持ちになると同時に花粉症の方はなかなか大変な時期でございますね。
そんなこの時期は毎年当家のアニバーサリー期間となってございます。
気付けば私もお屋敷で過ごす3回目のアニバーサリーでございます。

今年もいつもとは違うアニバーサリーを祝うこの時期だけの特別なお品を用意してございます。
今年でお屋敷も19周年ということで長い歴史の1ページを共にお祝いできること非常に嬉しく思っております。

他にもこちらも毎年恒例春にぴったり華やかな香りをお楽しみいただけるさくらのフレーバーティー[チェーホフ]などもございますのでご帰宅なさる際にはぜひご用命くださいませ。
今年はミルクティーにもよく合うようアッサムベースで仕上げてございます。

そして来月4月11日には大旦那様の命により当家の使用人久保と共に私自身約2年ぶりとなるカクテルをお嬢様、お坊ちゃまにご提供させていただく予定でごさいます。
お互いの個性をぶつけあい南国風味でありながら春にぴったりなお品に仕上げる予定でございますのでお暇ございましたらぜひご帰宅くださいませ。

冴島

一路平安

ご機嫌麗しゅうございます。
米澤でございます。

3月に入り、春の陽気になったかと思いきや雪が降るなど寒暖差が激しゅうございますね。
お嬢様、おぼっちゃまが体調を崩されていないことを願う日々でございます。

この時期になりますと新天地に身を置いたり、
環境が変わるお嬢様、おぼっちゃまもいらっしゃるかと存じます。
私も以前新しい環境に身を置くために周りの方に相談した上で、頭を抱えながら悩み、新しい事に挑戦するという機会がございました。
様々な失敗や挑戦を繰り返し、結果的には自身でも納得できる道に進む事ができました。

新しい事に挑戦することは非常に不安で膨大なエネルギーが必要かと存じます。
ですが、自身のために悩む時間や考える時間は非常に貴重であり、自身にとっての財産になり得るものでございます。

私自身まだ未熟ではございますが、
お嬢様、おぼっちゃまが新しい環境でもご自身が納得できる道に進まれる事を願っております。

私も使用人として、今後も貴方のお側にお仕えできるよう日々精進、挑戦して参ります。

お忙しい時こそ休息は必要でございますので、
私はいつでもお嬢様、おぼっちゃまがごゆるりとお寛ぎいただけるようお屋敷にて準備いたしますね。
お戻りをお待ちしております。

19周年

本日でティーサロンも19周年を迎えました。

ひとえにお嬢様のおかげでございます。

あらためてありがとうございます。

伊織でございます。

 

 

開館以来お嬢様に支え続けられてまいりましたこの19年、わたくしもそのおおよそを共に歩んでまいりました。

ティーサロンでの務めの1日目は、まず紅茶係としての見習いでございました。

その日紅茶係を務める使用人の横で、ひたすら紅茶を淹れ、ひたすら飲むという毎日です。今では実際の紅茶葉に触れる前に座学や立ち居振る舞いを学ぶならいとなっておりますが、わたくしにいたっては非常に希有なスタートでありました。

 

 

わたくしのティーサロンでの生活は常に紅茶とともにあり、今は取り扱う紅茶のご用意から製作、管理を任されるにいたります。

なんとも感慨深いとも申せますし、紅茶に触れ続けた日々を考えると自然な道であったのかもしれません。

 

 

日々お嬢様に召し上がっていただくための茶葉のご用意だけではなく、紅茶サロンを初めとした催し事やエクストラティーの実施、季節や催しにあわせた紅茶のブレンドや選定がわたくしの務めの中心でございます。

ご帰宅のたびに必ずといっていいほどお嬢様が口にされる紅茶を任されるこの務めを、

スワロウテイルがティーサロンを冠している限り、誇りをもってまっとうしたいと思います。

 

 

そこにあって当たり前の一杯こそが、特別な一杯でありますように。

ティーカップのススメ

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

アニバーサリー期間が始まりまして、
当家ティーサロンもまもなく19周年。
開館記念日を迎えますと、
いよいよ20周年の節目へと一歩踏み出してまいります。

そんなお祝いのお供として、
当家のティーカップコレクションに
新たなカップを選定いたしました。

日本・大倉陶園より、
「友禅桜」「マイリトルベア」の二客でございます。

友禅桜は、
着物の「友禅」をモチーフに製作されたカップでございます。
大倉陶園の誇る「桜シリーズ」の中でも、
上品さと可憐さが同居した一客と存じます。

お嬢様や奥様方が、
成人式の際にお召しになる振袖でも、
選択肢に上がることの多い友禅。
カップ全体は黒の印象が珍しいですが、
可愛らしいピンクの桜と縁取りや持ち手に
施された金彩との調和により、
華やかなパーティーでもお使いいただける一客ではないでしょうか。

マイリトルベアは、
以前お屋敷にございました「テディベア」の
対になるデザインのカップでございます。
愛らしい見た目は間違いのないところ。
大旦那様から皆様に向けてのアニバーサリープレゼントを、
大切にお使いいただければ幸いでございます。

……

この度は皆様に、
名だたるブランドのことも知っていただければと存じます。

折角ですから、最初は「大倉陶園」から。

大倉陶園と言えば「ノリタケ」傘下のブランド。
元来同一の創業者が立ち上げましたブランドでございまして、
両ブランドは兄弟的な立ち位置にあることが知られております。
その創設は1919年とのこと。

高級洋食器と芸術的価値の高い陶磁器に特化しておりまして、
上質な原材料を使用し、熟練の職人の手作業で
一つ一つのカップが作られております。

代表的なシリーズといたしまして、
「ブルーローズシリーズ」がございまして、
当家でも所有しております。
岡染めという伝統的な技法が用いられておりまして、
ティーサロン創立1周年を祝い作られた「ブルーバタフライ」にも、
この製法による美しい色彩が見られますね。

洋食器でありながら、
日本的なわびさびも感じられる、
静謐な美しさが特徴の大倉陶園。
是非お手にとっていただいて、
間近で確かめてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、
「うまくゆく 回転木馬」というカップが
気になっております。
実際に拝見したいものです。

ティーサロンでは様々なティーカップを
ご用意しておりますので、
お楽しみいただければ幸いです。
皆様の日々の楽しみの一つになれば、
嬉しゅうございます。

お戻りを心よりお待ちしております。

才木